麻婆豆腐について書くと、ものすごい長文になるので、今回は、そのうちのほんの少しを、書きたい。
最近、我が家では麻婆豆腐の機会が増えた。
月一回は、麻婆の日。
普段買わない肉も、麻婆豆腐の日はフンパツ。(そのほか、餃子、お好み焼きの際は肉類を買う)
最近の我が家の麻婆の特徴は、ニラをふんだんに、入れる。
葉にんにくではなく、ニラ。
これは、子供の頃に食べた記憶から、来るのだと思う。
母の作る麻婆豆腐は、辛さ控えめで、ニラをたっぷり入れたものだった。
いつしか、テレビ等で、本場の麻婆は葉にんにくを入れるのだ!というのが広まり、自分で作るときも、ニラを入れなくなったのだった。
が。
40歳を過ぎて、麻婆にニラを入れてから、懐かしさも相まって、うまくできるようになった。
母の作っていたものと比べると、かなり辛いし、自分では一切化学調味料は使わないから、素材の味も生きていると思う。
かつて、本格的な本場の麻婆豆腐づくりに熱中したこともあったけど、不思議と、原点に戻ってきた感じだ。
おふくろの味の、記憶の重要性。