ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

感じ取る力

2014-07-31 16:46:39 | いきとしいけるもの

 オレ田ん2。



 イモリの泳ぐ姿は、めちゃくちゃかっこいい。


 時には四足で這い、時には魚のように泳ぎ、とてもやわらかな、しなやかな肉体。



 イモリの子供たちも徐々に大きくなっていて、順調な生育をしています。


 

 大きな方のオタマジャクシは、いまだに種類が判別しません。トノサマガエルかな?と思いつつも、ヒキガエルの可能性も捨てきれず。



 



 ところで、うちの田んぼの畔は、自然のまんま。昔ながらの、畔です。



 この畔の草の根っこが、田んぼの中に広がって根を張るのですが、これが、多様な生物相をもたらす、ポイントなのだと、思っています。




 オタマジャクシも、イモリも、この絡まった細い根っこの中に、潜みます。


 おそらく、根っこの周りには、微生物がたくさん発生すると思われます。

 その微生物を餌に、小さな虫が繁殖します。



 その小さな虫を、オタマジャクシやイモリが、えさにするものと思われます。


 隠れ家にもなりますから、天敵から身を守るのにも、好都合。繁殖にも、利用できますね。




 もしも、畔が、ビニールシートやコンクリートで固められたら、どうなるでしょう。



 圧倒的に、これらの生き物たちが住みにくくなることでしょう。



 田んぼは、水が漏れると困るので、ザリガニなどの巣穴が空けられないように、コンクリで固めたりすることがあります。


 大規模な田んぼになればなるほど、そのような整備がされていますね。



 この辺は、一口には語れない様々な課題があるので、今回はパスしましょう。



  ともあれ、うちの田んぼにはたくさんの生き物がいます。


 目指すのは、祖父の家の田んぼ。



 タニシ、ドジョウ、ゲンゴロウ、タガメ、ミズカマキリ・・・


 せめてこれくらいは住んでいないと、田んぼとは言えませんな。


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