みかん山で柑橘を食害するタヌキ。捕獲しています。
捕獲した以上、なんとかしないといけないですね。
いただくことにしました。
真冬のタヌキは(特にメス)、臭みが全くないです。秋口に食べたオスは、ややにおいがきつかったです。
調理師の方なら知っていると思いますが、そうでない方のために、説明いたします。
市販されている肉類は、精肉されています。硬い筋や、余分な脂身を丁寧に落としてあります。
良く、平飼いの地養鶏は、肉が硬い、などと言われます。確かに、ブロイラーに比べれば、身質はかためでしょう。
ただ、注意しなければならないのは、市販の鶏肉は、精肉されていますから、やはり、柔らかく食べやすいのです。
鶏をさばくのに慣れていない人が、筋切りをうまくこなさないことによって、調理した際に、身が硬くなる、ということは十分考えられます。
千葉で農業の修業をしていた際、飼っていた鶏を、さばきました。いい経験を、させてもらったと思います。
タヌキのボロネーゼ。タヌキのドロブネ、ではありません。
このほか、本格(!)たぬきうどんも試作しましたが、これは課題が残りました。
臭みはほとんどないのに、臭み消しに、畑で育てている月桂樹の葉っぱの乾燥させたもの、いわゆる、ローリエを一緒に煮込んでみたものの、ローリエの香りが強く出すぎて、うどんのつゆに全く合わない、という結果になりました。トマトペーストをちょっと加えて、黒こしょうをいっぱい挽いて、洋風にしたら、まあそれなりの味にはなったんですが。
獣肉ですから、そもそも獣肉が苦手な方には、向かないかもしれません。かくいう私も、基本、玄米食中心で、今は全くお肉を買わなくなっています。玄米食の方が、断然健康にいいと思っています。
しかし、放置しておけば、果樹栽培に支障をきたす恐れもあるので、その辺は臨機応変に、自然の恵みに感謝しながら、いただいております。
しめるとき、食べるときは合掌しています。
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