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ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

2円

2014-12-14 07:05:03 | 阿部みかん農園

 
 いつも、みかんの感想を書いて送ってくださる方々がいらっしゃいます。


 そのお便りには、必ず、お返事を書くようにしています。もう5年ほどやってるかな?




 官製はがきにて、お返事を出しているのですが、先日、うっかりして、2円切手を貼らずに、4枚出してしまいました。


 たしか、郵便料金が足りない時って、受取先が支払うことになっていたような。ごめんなさい!!



 どこかで、埋め合わせをさせていただきます。



 消費税が10%になったら、また郵便料金も上がるんだろうな。切手貼るスペースが、なくなるよ。あるいは、オレの名前が書けなくなるか・・・。



 

のんびりしてたら

2014-12-09 17:09:54 | 阿部みかん農園

 畑に出る、タヌキにハクビシン。


 箱罠で捕えるようになったこともあってか、被害なし。



 安心していたら、上から、ヒヨドリたちが。




 ここ数年は、ヒヨドリの被害が少なかったのですが、今年は、久々に、出ています。


 慌てて、収穫。


 日の浦のみかん、間もなく収穫完了。




 そして、今夜も選果です。

さーて、来週の阿部みかんは?

2014-11-13 16:49:24 | 阿部みかん農園

 もりひこです。


 11月は、例年、早生みかんの出荷時期なんですが、今年は、(今年も)早生はほとんどありません。


 しかも、12月用の中生みかん(南柑20号)が、すでに食べられる状態で、こちらを、予定より早く出荷することにいたしました。


 前倒しで、20号を出荷するため、12月のみかんが、なくなる恐れがあります。


 今年は、過去に経験のないほど、夏場の天候不順があって、柑橘の出来栄えに大きな影響を与えており、みなさまには、大変ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞ、ご了承くださいませ。


 来週より、南柑20号を、随時出荷してまいります。

柑橘は無肥料で

2014-11-07 06:56:08 | 阿部みかん農園

 柑橘の無肥料栽培、すでに5年以上続いています。


柑橘では、無肥料栽培が、可能で、もちろん、それで生計を立てられることが、ある程度立証されたことになると思います。今後10年、20年の、長いスパンで継続すれば、より明確に、証明されるのではと思っています。



 永年作物である、果樹。


 みかんに関して言えば、土作りさえ、必要ないといえます。


 土は、自然に肥えてゆきますから。



 『寄らば大樹の陰』という言葉があります。


 木は、大きくなればなるほど、多くの生物を呼び寄せます。


 その生物たちの、死骸、フン、などが堆積します。


 木からも落葉によって、地面に葉っぱが敷き詰められます。


 それらは微生物によって分解され、土になってゆきます。



 肥料も、堆肥も、いりません。




 戦後、食糧難で、とにかく食糧増産に血眼になった時代がありました。そこから、おかしくなったのだと、思います。


 肥料をたくさんやって、たくさん収穫して、豊かになりましたか?


 豊作になれば価格が暴落します。豊作貧乏というやつです。


 肥料代を払って、たくさん働いて、貧しくなるのですよ?



 だったら、はじめから、適量生産、適量販売で行けば、腹八分目で医者いらずという暮らしが実現できるのです。



 肥料過多になると、柑橘も病害虫の影響を受けやすくなります。窒素過多だと、カイガラムシの影響が大きく出ることを、経験しています。


 人間もおんなじですね。



 脂ののった高級肉を買って、高級ヘルシーオーブンで一生懸命その脂を落として、食べる世の中です。


 そんな社会のどこが豊かだというのか?


 肉に脂を乗せるために、大量の濃厚飼料を与えて、家畜を病気同然にして。少なくとも、ウシは草食動物で、穀物食ではないのに。



 肥料をたくさんやれば、豊かになると思っている人は、まだたくさんいます。農家の9割ぐらいはそうなんじゃない?


 で、実際に、肥料をたくさんやって豊かになるんだったら、みんなやってるし、農家はみんないまごろ億万長者ですな。
 

 その辺のことに疑問を抱かないのが、農家の現状であります。江戸時代、と言っても、ほんのついこの間まで、農民は封建社会に束縛され、学ぶことを禁じられ、抵抗すると殺されたのです。権力者の言いなりになって暮らすしか、なかったのです。


 『民主主義の世の中ですから』と、寅さんが言っていたのはもうはるか昔なのに、農村ではいまだに江戸時代。そこで選挙の不正が相変わらず起こるのも、不思議でないです。




 我々は、学ばねば、ならないのだ。