お酒が飲めたら、人生違うのにな、と
よく思うことがアル。
でも、もし、だんなさまもわたしも酒飲みだったら
ムスメの学費は捻出できなかったかも知れない。。。
今回作ったのは、クリームチーズと白ワインのムース。
泡立てたクリームやメレンゲを
ゆっくりやさしく合わせるのが
ふんわりのポイント。
ホイッパーやボウルのサイズを
工程によって変えるのは
いまや当然になったけど
ここまでていねいに作るひとって
実際どのくらいいるのだろう。
某有名パティシエが動画レッスンで
ごく少量の材料を大きなサイズのツールで
扱っているのを見て
残念なことだと思う。
ムースを作るときにするのが
異なる2種類の「泡」を
すくいあげ、という混ぜ方で混ぜること。
大きなホイッパーをボウルのふちから底へすべらせ
そっと持ち上げては、ワイヤーの間から泡を落とす。
色味の異なる泡だと、混ざるにつれ
マーブルから均一の色合いに
なってゆくのが美しくてときめく瞬間。。
透明容器に、ムースと
ワインの濃いガルニチュールを
層になるよう入れて
上に白桃とパイナップルを刻んで飾り
ジュレをかける。
ところで、今回のレッスン、
先生はじめおとなは全員下戸で
試食でいいかんじにできあがってしまったのだが
専門学校生のMちゃんだけが
ふつうの顔して食べていたのがおもしろかった。
持ち帰った分、ムスメも喜んで食べていたが
顔色ひとつ変わらないのは
いったいどこの遺伝子なのだろう?