先にフェイスブックをはじめていただんなさまが
北海道のお友達の「鮭、大漁!」に
「いいなー」とコメントしただけで
あっという間に我が家におおぶりの切り身と
手作りのいくらしょうゆ漬けがやってきて
フェイスブックっていいなー
なんかいいものもらえるし
と、思っていた
先月、写真の教室に参加したのを機会に
ようやくはじめたのだけれど
友達の「今」が手に取るようにわかるのと
じぶんの「今」に友達が即レスしてくれるのは
ほんとうに面白い
今日、お菓子の先生のレッスンを
お手伝いに行くことになったのも
先生の「人手不足!」のつぶやきを
発見したことによる
とはいえふだんは生徒なので
運営サイドから見る景色は、おなじスタジオの中なのに
まるっきり違うし
役に立てたんだかどうか、アヤシイけれど
どうやら無事に午前、午後の部が終了したんだった
今日のお菓子は「りんごのバターケーキ」
お教室ではこの季節、まいとし必ずりんごを使う
切って皮をむくことが、ちいさい子にとって
どれほどの試練なのかは、
実際に目の当たりにしなければ、わかるまい
そういうわたしも、レッスン前に
先生から説明を受けて
「え?ひとり半分ですよね。4切れだけですよね。」
と思わず言ってしまい
レッスンがはじまってみて、はじめて
そのハードルの高さを知った
皮をむく、って書いたらたった4文字だけど
左手は刃先をよけつつりんごをホールドしなきゃならないし
右手の親指は恐怖に耐えて刃の前を先導しなきゃならないし
あげくにりんごの表面はフラットではなくカーブしてるし
それはもう、全神経集中しての作業なのだから
4切れ終わると、「ふぅ~。。。」なのである
切ったりんごはフライパンでソテーし、
型の底にきれいにならべて
上から生地を流して焼く
ひっくり返せば放射状のりんご模様が
かわいらしいケーキになる
午後の部、おなじレシピだが
こんどは幼児さんとママのペアが3組
ちいさな手のなかで、8分の1のりんごが
なんと巨大にみえることか
子供用のサイズの包丁も、やっぱりでかい
ママと2人羽織状態で格闘
途中飽きる幼児
バターケーキの生地はひたすら混ぜる作業
やっぱり飽きる幼児
そっちはママに任せて、踏み台にのぼり、
ぐらぐらして遊び、転び
スタジオの外へ自主退場し
走り、転び、注意するママに悪態をつき
ううむ・・・・
それでもお片づけは楽しいらしく
仲良く水を流して洗っていた
試食も無事にすませて去っていったあと
急に静まりかえるスタジオ
帰り道で、ムスメのちいさいころの
記憶をたどる
たどらなきゃ到達しないくらい、昔のことに
なってしまったのか
わたしは理屈っぽいハハで
叱るときも命令するときも
なぜそれをしたらいけないのか、
なぜそれをしなきゃいけないのか、
必ず説明していた
コトバが理解できているかわからないような
あかんぼうのころからそうだった
それに対して耳をかたむけないとか
従わないなんてことは許さなかったし
少し大きくなって言い返したりしても
議論で負けるようなことは絶対なかった
ましてや親に悪態など
誉めるときもおんなじように
どんなところが素敵だったか
それを見てどんなに嬉しいか
やっぱりコトバを尽くしていた
それがベストな子育てだなんていう気はないけど
すくなくともわたしの信じるやり方はコレなので
まあ、わたしのこどもに生まれちゃったのが
運のつきだと諦めてもらう(笑)
そんな彼女が7歳のときに作った
衝撃的な作品がコレである
学校の図工の時間に、粘度で造形というのがあり
みんなが一心に馬だの人の顔だの作っている間に
とてもいいかげんにてきとうに
あーめんどくさいなー、こんなもんかなー、
あれ、まだみんなつくってる、
しょうがない、もういっこつくるか、、、
あれ、まだおわらないらしい、、しょうがない、もういっこ、、
って感じで作ったのだと思われる
学校の先生はそうと知らなかったのか、高評価してくださって
高校の文化祭展示のひとつとして選ばれた
わざわざ足を運び、わくわくして探して
こいつをはじめて目にしたとき、床にくずれ落ちた
「笑いハニワ 1年 ○○○○」
涙ながして笑いながら、
このどうしようもない脱力感は
やっぱり、ふだんのハハのしめつけの反動なのだろうか
などと考えたりした
外から受けた刺激をびしっとキャッチして
試行錯誤しながらアウトプットするこどもたちを
見ているのはすごく新鮮で楽しい
お菓子の先生は、変な言い方かもしれないけど
「良質な刺激」を与えることのできるひとだ
それはやっぱり、ご自身もいろんなアンテナをはって
日々キャッチしてるからなんだろう
レッスンはいわばそんな先生とこどもの丁々発止で
そりゃあもう、エキサイティングなわけである
北海道のお友達の「鮭、大漁!」に
「いいなー」とコメントしただけで
あっという間に我が家におおぶりの切り身と
手作りのいくらしょうゆ漬けがやってきて
フェイスブックっていいなー
なんかいいものもらえるし
と、思っていた
先月、写真の教室に参加したのを機会に
ようやくはじめたのだけれど
友達の「今」が手に取るようにわかるのと
じぶんの「今」に友達が即レスしてくれるのは
ほんとうに面白い
今日、お菓子の先生のレッスンを
お手伝いに行くことになったのも
先生の「人手不足!」のつぶやきを
発見したことによる
とはいえふだんは生徒なので
運営サイドから見る景色は、おなじスタジオの中なのに
まるっきり違うし
役に立てたんだかどうか、アヤシイけれど
どうやら無事に午前、午後の部が終了したんだった
今日のお菓子は「りんごのバターケーキ」
お教室ではこの季節、まいとし必ずりんごを使う
切って皮をむくことが、ちいさい子にとって
どれほどの試練なのかは、
実際に目の当たりにしなければ、わかるまい
そういうわたしも、レッスン前に
先生から説明を受けて
「え?ひとり半分ですよね。4切れだけですよね。」
と思わず言ってしまい
レッスンがはじまってみて、はじめて
そのハードルの高さを知った
皮をむく、って書いたらたった4文字だけど
左手は刃先をよけつつりんごをホールドしなきゃならないし
右手の親指は恐怖に耐えて刃の前を先導しなきゃならないし
あげくにりんごの表面はフラットではなくカーブしてるし
それはもう、全神経集中しての作業なのだから
4切れ終わると、「ふぅ~。。。」なのである
切ったりんごはフライパンでソテーし、
型の底にきれいにならべて
上から生地を流して焼く
ひっくり返せば放射状のりんご模様が
かわいらしいケーキになる
午後の部、おなじレシピだが
こんどは幼児さんとママのペアが3組
ちいさな手のなかで、8分の1のりんごが
なんと巨大にみえることか
子供用のサイズの包丁も、やっぱりでかい
ママと2人羽織状態で格闘
途中飽きる幼児
バターケーキの生地はひたすら混ぜる作業
やっぱり飽きる幼児
そっちはママに任せて、踏み台にのぼり、
ぐらぐらして遊び、転び
スタジオの外へ自主退場し
走り、転び、注意するママに悪態をつき
ううむ・・・・
それでもお片づけは楽しいらしく
仲良く水を流して洗っていた
試食も無事にすませて去っていったあと
急に静まりかえるスタジオ
帰り道で、ムスメのちいさいころの
記憶をたどる
たどらなきゃ到達しないくらい、昔のことに
なってしまったのか
わたしは理屈っぽいハハで
叱るときも命令するときも
なぜそれをしたらいけないのか、
なぜそれをしなきゃいけないのか、
必ず説明していた
コトバが理解できているかわからないような
あかんぼうのころからそうだった
それに対して耳をかたむけないとか
従わないなんてことは許さなかったし
少し大きくなって言い返したりしても
議論で負けるようなことは絶対なかった
ましてや親に悪態など
誉めるときもおんなじように
どんなところが素敵だったか
それを見てどんなに嬉しいか
やっぱりコトバを尽くしていた
それがベストな子育てだなんていう気はないけど
すくなくともわたしの信じるやり方はコレなので
まあ、わたしのこどもに生まれちゃったのが
運のつきだと諦めてもらう(笑)
そんな彼女が7歳のときに作った
衝撃的な作品がコレである
学校の図工の時間に、粘度で造形というのがあり
みんなが一心に馬だの人の顔だの作っている間に
とてもいいかげんにてきとうに
あーめんどくさいなー、こんなもんかなー、
あれ、まだみんなつくってる、
しょうがない、もういっこつくるか、、、
あれ、まだおわらないらしい、、しょうがない、もういっこ、、
って感じで作ったのだと思われる
学校の先生はそうと知らなかったのか、高評価してくださって
高校の文化祭展示のひとつとして選ばれた
わざわざ足を運び、わくわくして探して
こいつをはじめて目にしたとき、床にくずれ落ちた
「笑いハニワ 1年 ○○○○」
涙ながして笑いながら、
このどうしようもない脱力感は
やっぱり、ふだんのハハのしめつけの反動なのだろうか
などと考えたりした
外から受けた刺激をびしっとキャッチして
試行錯誤しながらアウトプットするこどもたちを
見ているのはすごく新鮮で楽しい
お菓子の先生は、変な言い方かもしれないけど
「良質な刺激」を与えることのできるひとだ
それはやっぱり、ご自身もいろんなアンテナをはって
日々キャッチしてるからなんだろう
レッスンはいわばそんな先生とこどもの丁々発止で
そりゃあもう、エキサイティングなわけである