千字のおもい


徒然のことを千字を超えずに載せていきます。

たたらを踏む   

2024年03月07日 | 徒然の記
外来で診察に行く度に、医師は転んでないですかと聞いてくる。
老人の転倒は骨折、入院、そして寝たきりとなることが多いと聞くので転倒には気をつけている。家の中では手摺に掴まりながら、外では杖突きながら、摺り足にならない歩き方をしようと気をつけている。
それが、先日のことである。
歩道を歩いていて軽い上り坂に気付かず躓いてよろめいた。平らな路面だったが右足が躓いて前のめりになり右あしで3歩ほどたたらを踏んでいた。
転倒はしなかったが、とっさのことで杖をどのように使ったか覚えてない。恐らく右足でたたらを踏みながら体を支えていたのだ。ほぼ毎日のストレッチ等で足腰の筋肉が衰えて無かったのだろう。それでたたらで済んだのかもかも知れない。
歌舞伎なら、たたらを踏んでみえを切るところだろうが私にはそんな余裕がなかった。

   躓いてたたら三歩の三月尽   千字
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病院でした実験?  

2024年03月05日 | 徒然の記
リハビリの時、あるいはリハビリ開始前や後の整理運動で、身体を捻ったり屈伸したりする。その時、指導者は息を止めないでという。息を止めて身体に運動負荷をかけると血圧があがるからという。
その注意を聞きながら、あり得ることと思いながらもそれをほど注意することはなかった。強く屈伸したりする時には、つい息を止めていることもあった。
先日、持病で10日間入院したが、入院中の血圧は所定の場所にある血圧計で患者自身が測定することになっている。
その時に、息を止めて測定した時とそうでない時の血圧の違いがどのくらいあるか試してみることにした。
まず、心穏やかに血圧計に向い、ゆったりとした呼吸で血圧を測定した。高い方は125だった。安定している。
次に息を止めてできるだけがばっだ状態で血圧を測定した。すると目盛りは150となっていた。これには少し驚いた。
運動中呼吸を止めないことが大事なんだと改めて確認した。
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電車内の過ごし方   

2024年03月03日 | 徒然の記
私の電車利用はウイークデイの日中で、通勤時間帯の様子はわからないが、最近気づいたことがある。電車内で読書している人をほとんど見かけたことがない。かわりにほとんどの人がスマホを見ている。
自分を振り返って、電車内でスマホをみることは少ないが、読書もほとんどしなくなった。私に限ることと思うが2時間もかけて小説を読む根気強さがなくなったということのようだ。
毎日新聞社の「読書世論調査」2022年では、18歳以上で雑誌、マンガを除く読書人口59%だといっている。半分以上の人が読書をしている。
でも、その内訳は1位が趣味、スポーツ関係、2位が健康、医療、福祉関係、3位に小説が入るようだ。3位に小説を読む人があるが、人数にしたらさらに少なくなるのだろう。読書というのは文学、小説などストーリーのあるものを読むものと思っているので、人数に換算した実態を知りたい。
だが、この調査項目は見つけられなかった。
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