雑誌に掲載のエッセイを読んでいる時「人は二度死ぬ」という件があった。二度とは生命を失ったその時と残された人に忘れ去られた時という。
その時、死んだ妻と自分の事を思いだした。妻の死以来2年余が経過したが、さまざまのきっかけで彼女を思い出していた。最近それが間遠になってきたように思う。あの世の彼女は、二度目も死ぬのかしらと悲しがっているだろうか。彼女を忘れることは絶対ないのだが。
「人は二度死ぬ」この言葉の出展を知りたくwebで調べてみた。出展を特定することはできなかったが、既にいろいろの人が使っていた。
使い古されているが感銘深く受け止めた言葉の紹介である。