いつか見た感じがする光景ののことを既視感(déjà-vu)という。
写真の建設機械のある現場状況について、私はふとそんなことを思った。
そうそれは子供の頃の写生会で描いたその光景そのままだと...
そしてそれが私の潜在意識の中に棲み着いて、現実のものとなった。
青年となった私は別の学業、別の職業に憧れ、就いたのだか、
いつの間にか現在の職業が天職だと感じ、日々の生業としています。
この職業は、私が生を受けて成人するまで、ずっと空気のように存在し、
あまりに身近過ぎ当たり前過ぎて、自分が就こうとは思いもしなかった。
まして思春期の頃は嫌悪すらした職業に、今はドップリ浸かっている。
実際は既視感とは言わないかもしれないが、もう随分以前視た光景...
ある日忘れていた記憶が蘇った、そんな思いがする光景に出会いました。