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イオン化傾向の金属結合から金属イオンとして出やすい順に並べると、
(K)<(Ca)<(Na)<(Mg)<(Al)<(Zn)<(Fe)<(Ni)<(Sn)<(Pb)<(H)<(Cu)<(Hg)<(Ag)<(Pt)<(Au)となる。
ここで鉄(Fe)は亜鉛(Zn)より貴な金属となり、腐食する環境下で鉄と亜鉛を接触させると、
亜鉛はより腐食が促進され、逆に鉄は腐食つまり錆び難くなる。
これは従事していた港湾工事の桟橋築造の際、海中に打込んだ鋼管杭の腐食抑制の為、
鋼管杭にマグネシウム(Mg)、アルミニウム(Al)、亜鉛(Zn)等のインゴットを水中で接触させ、
長期間の腐食防止を図る「港湾鋼構造物防食マニュアル」による電気防食法にも応用される。
話は少し回りくどく成りましたが、先日YouTubeを閲覧していると、その方法に似たことが
クルマの主に鉄錆対策として、車体の電通箇所に亜鉛を接触させるチャンネルがありました。
そこでAmazonに小型船舶用の亜鉛座金を発注、昨夜届いたそれを本日午前装着してみました。
ボディアースが取れ、接触するボディ側の腐食も考慮し、10mmのボルトで締め付けました。
結果は長期観測せねば何とも言えませんが、購入時にディラーで5年保証のガラスコートと
アンダー全面の防錆処理を施してもらっているので、上乗せ保険のつもりで行ってみました。
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