連休明けの今日は、青空に入道雲と夏らしい日であった。
私はいつも通りのスクーター通勤で、田園地帯を走り、
河口を渡り、旧堤防辺りのビル群を横切り、本社に着いた。
朝一番に出勤簿を提出し、他社の方々と連絡を取り合い、
書類に目を通し、外出の為の予約をし、昼食に出掛けた。
駐車場でスクーターに跨がり、焦がれる街に乗り出した。
銀色の厨房で作られたカレー昼食を摂った後、少し休み、
近くの会社に寄り珈琲を飲んだ後、別の会社へと出掛けた。
午後の所用は、知人の就職斡旋と資材の営業サポート、
運送会社の側方手配、そして会社同士の顔合わせ支援。
停まると路面のほがりに包まれ、走れば熱波が纏わり付く、
然し不思議と汗の出ない、暑いけれどサッパリした日だった。