ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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東塔勧進写経

2010-05-21 09:24:49 | 好き・応援
出歩きが続く5月。
行きたい場所があり過ぎて、五月病になってる暇がありません(笑)

つい4日程前に行ってるくせに、またもや行きました。
GWの休日出勤の代休を利用して、5月8日お薬師さんの縁日の薬師寺へ。

一度見てみたかったんです。大般若経の転読を。
ええですな。
灯明の元唱えられるお経もええんですが、明るい日差しと風が吹き抜ける金堂で、大合唱される大般若経。ま、大般若経を全巻読むとエライ日数がかかるそうなので(全部で600巻余ある)、バラバラバラ・・・・っとお経を繰りながらお経の題とかを唱え読んだ事にするのが転読らしいです。一番前に陣取ったのに、なんて言ってるのかイマイチ聴き取れなんだ^^;最後に「ヤ―!!」と言ってたけど(笑)
この日は風があったので、たまに繰ってるお経がふわ~っと風を孕むハプニングもあり。あわてずササっと纏める姿も個人的なツボでした。

オイラのお気に入りのお坊様(←数人いるんだよ)も転読されてました。(多分一番最後まで読んでいらっしゃった。)
どーでもいいけれど、この大般若経が納められている箱が、一つ一つ干支になっておりまして。十二神将に準えているのでしょうね。きっと。全部で600余ある訳ですから、一つの箱に約50巻納められているってことでしょうね。

圧巻。壮観。気持ちスッキリ。
転読ハマりますね。
また機会があればご縁日に来たいなぁと思ったオイラであります。(←でも、なかなか行けないんだよなぁ)


話は全く違うんですが、オイラ蓮って好きなんです。
一番好きか~?って聞かれると一番ではないかもしれないんだけれど。
生まれて来た時にはぶるるんとしているくせに、葉っぱがね、開いた時にすぅっと見える葉脈のスジスジがごっつ好きなんですよね。

葉っぱの上の水滴もキラキラで奇麗ですよね。
でも、よく覗き込むと・・・うぎゃ!!
なんか、ムイムイがうじゃうじゃ~っと湧いております!!!
しょ~え~って感じ(笑)
虫が苦手な人は、適度な距離が必要。
お花はまだまだ先ですね。


さて、せっかく縁日にお薬師さんに来ておりますのでね、お写経してきました。

普通の般若心経ではなく、東塔勧進写経である舎利礼文です。
これは、東塔の解体修理に国から予算が下りるとしても、薬師寺さんの根本であるお『写経勧進での復興』に根差したもので、特別勧進写経となっているのであります。
普段出来るお写経は薬師寺さんの復興全てに反映される訳ですが、このお写経は東塔特化型写経なのであります。
舎利礼文を2巻写経し、1つは薬師寺の東塔に納めます。100年も1000年も、薬師寺が続く限り納められるお写経です。
もう一つは、ブッダガヤにある日本寺と言うお寺に納められます。
お釈迦様の聖地に納められるんですね。

あ、イカン(笑)
薬師寺の回し者みたくなってきた(爆)

オイラは特定の熱心な信仰っちゅーものを持っていないんですが。(なので神社もお寺も教会も、熱心に拝むッス。)
ほんじゃ、なぜそんなにお写経するのかって言うと、有名人でも特別な技術がある訳でもないオイラだけれど、お薬師さんがある限り、生きてた証が残るのがちょっと嬉しいなと思いまして。
東大寺に重源上人様と言う方がおられますが、この方の生い立ちってすんごく詳しく残っているんだって。
これは、重源上人様が自分でMy historyを細やかに書き遺されたからなんだそうな。
そこまで自分の生い立ちが残らなくても、何百年後かの何かの調査の時に、「お、この名前はこの年とこの年に写経を納めている」なーんて、メモられたら愉快じゃないですか?
そんなことを思いつつ、お写経するのは不純ですかね(笑)




この日の薬師寺も、どどーんずっしり建っておりました。いつも受け止めてくれてありがとう。






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