今回は戯曲の紹介。
作:横内謙介 ジプシー ~千の輪の切り株の上の物語~
遠い昔、静かに張りつめた水面に、小さな一滴の雫か落ちた・・・・すると張りつめた水は揺れ、雫の周りに、一つの小さな輪ができた・・・・そして、その小さな輪は、幾重にも連なる波紋となって、遠く、大きく、広がっていったのじゃ・・・・すべてのはじまりは、ただの一滴の小さな雫だった・・・・その雫の命が、季節の巡り来るたびに新しく描かれる輪から輪へ、託され、伝えられたのじゃ・・・・
ワシらのはじまりの家族がここにいた・・・・それはもはやワシらの心の中の思い出からは消え失せ、ただこの身の中にだけ生き続けている、ワシらにとって一番最初の小さな雫じゃ・・・・そして、その雫の命を受け継いだ子供達の家族がいた・・・そして、また次の子供達の家族がいて・・・その子供達の家族がいて・・・その、終わりない繰り返しの果てに描かれた千の輪の切り株の上に今、ワシたちはいる・・・・ (ジプシーより抜粋)
私が初めて観た善人会議(現在の扉座)の芝居である。善人会議を見る切っ掛けは『きらら浮世伝』という作品で、上演したのはM.O.P.だった。この芝居を切っ掛けに、善人会議を見るようになったのだ。
数ある横内さんの作品の中で、多分、一番好きな作品がこれ『ジプシー』
ラストで語られるセリフも大好きだ。
「思い出がたくさん眠っているところには、思い出になるようなことがたくさん起こるものだ。」
悲しいは悲しいを呼ぶ。嬉しいは嬉しいを呼ぶ。思い出は思い出になる事を呼び、私たちはそれをたくさん心に重ねて『自分』という樹を大きく育てる。
感じた事は全部年輪として刻まれる。同じ刻むなら深くしっかり密に刻みたいではないか。
作品の中にレーナウの「三人のジプシー」と言う詩が出て来る。最後の部分
「三人とも昂然と胸をはり 何も囚われずにこの世の中の運命を無視していた」
世の中の運命ではない。自分の運命を昂然と進むジプシー。
現在扉座の公演レパートリーには入っていない作品。仕方がないので、たまに戯曲の頁をめくって、いろんなシーンを思い出す。
心の中に焼き付いた舞台を思い出しつつ・・・
イラストはね、久々に描いてみた。パソコンで。
影響されやすいの、ワタシ。
千の輪の切り株のイメージです
・・・・ちなみに没ネタはこちら・・・
こっちは、『も♪っちゃまの石・naoSIDE』になるはずだったもの。なんか、足りないの。なんじゃろね?
作:横内謙介 ジプシー ~千の輪の切り株の上の物語~
遠い昔、静かに張りつめた水面に、小さな一滴の雫か落ちた・・・・すると張りつめた水は揺れ、雫の周りに、一つの小さな輪ができた・・・・そして、その小さな輪は、幾重にも連なる波紋となって、遠く、大きく、広がっていったのじゃ・・・・すべてのはじまりは、ただの一滴の小さな雫だった・・・・その雫の命が、季節の巡り来るたびに新しく描かれる輪から輪へ、託され、伝えられたのじゃ・・・・
ワシらのはじまりの家族がここにいた・・・・それはもはやワシらの心の中の思い出からは消え失せ、ただこの身の中にだけ生き続けている、ワシらにとって一番最初の小さな雫じゃ・・・・そして、その雫の命を受け継いだ子供達の家族がいた・・・そして、また次の子供達の家族がいて・・・その子供達の家族がいて・・・その、終わりない繰り返しの果てに描かれた千の輪の切り株の上に今、ワシたちはいる・・・・ (ジプシーより抜粋)
私が初めて観た善人会議(現在の扉座)の芝居である。善人会議を見る切っ掛けは『きらら浮世伝』という作品で、上演したのはM.O.P.だった。この芝居を切っ掛けに、善人会議を見るようになったのだ。
数ある横内さんの作品の中で、多分、一番好きな作品がこれ『ジプシー』
ラストで語られるセリフも大好きだ。
「思い出がたくさん眠っているところには、思い出になるようなことがたくさん起こるものだ。」
悲しいは悲しいを呼ぶ。嬉しいは嬉しいを呼ぶ。思い出は思い出になる事を呼び、私たちはそれをたくさん心に重ねて『自分』という樹を大きく育てる。
感じた事は全部年輪として刻まれる。同じ刻むなら深くしっかり密に刻みたいではないか。
作品の中にレーナウの「三人のジプシー」と言う詩が出て来る。最後の部分
「三人とも昂然と胸をはり 何も囚われずにこの世の中の運命を無視していた」
世の中の運命ではない。自分の運命を昂然と進むジプシー。
現在扉座の公演レパートリーには入っていない作品。仕方がないので、たまに戯曲の頁をめくって、いろんなシーンを思い出す。
心の中に焼き付いた舞台を思い出しつつ・・・
イラストはね、久々に描いてみた。パソコンで。
影響されやすいの、ワタシ。
千の輪の切り株のイメージです
・・・・ちなみに没ネタはこちら・・・
こっちは、『も♪っちゃまの石・naoSIDE』になるはずだったもの。なんか、足りないの。なんじゃろね?
「思い出が~」のところ、なんか胸がいっぱいになったよ。
私の人生、これからいっぱい思い出できるかな。
イラスト、どちらもとっても素敵だわ~。
パソコンで描けるのかぁ。すごいにゃ~
近鉄小劇場で、もう15年ぐらい前でした。
M.O.P.の「きらら浮世伝」も見ました。
林英世さんの千葉さな子、かっこよかったですねぇー。
もしかして、naoさんと私は同世代?
そんな気がするのですが。
そうそうそう!以前にお話した作品よぉ♪
もちろん、たけこ姉の人生、これからもいっぱいいっぱい思い出が増えて行くよ。当たり前じゃん
>ムラマツさん
おぉ~。。。ジプシーご覧になってます?近小でですか・・・私は京都で一番初めにみたんですよぉ。きららもご覧になっていらっしゃる
実はきらら以来の杉山ファンなんですよ、私
さな子さんといえば『HAPPY MAN』ですね~。M.O.P.では大好きな作品です。さな子さんは切なくてカッコよくって英世さんにぴったりでしたよね。でも、当時私は岩田さんのファンでした・・・(←おい;)当時は黒手組とか藤原さん(考一さん)を追いかけてそとばとか見に行ってました。ドナ研とかも・・・
・・・ってことで、私とムラマツさん、同世代かオイラの方が上ってことかしらん
どぉやったら そんな摩訶不思議な雰囲気で描けるのぉ???
す・て・きぃ~っ♪♪♪
尊敬ぃぃぃーっ☆☆☆
ところで‥
なぜにオイラの石さんが 没やねぇ~んっ‥。
何が足りないって‥
そりゃぁ~アナタ『愛』やんっ ぶぅーっ!(笑)
あ、naoちんサインが入ってないとか‥?
いずれにせよ
没から敗者復活戦線に戻してぇぇぇ!
う~む
アズライトマラカイトさんみたいぃ~(^・^)
ホントでも 美しいぃ~うっとり感激してしまっただ‥
仕事中やっちゅうのっ!(遠い目)
愛で押しつぶしてやるぅ(爆)
ってかね、オイラのイラストってさ、フォトショの機能を活用してるだけなのでねぇ。たいした事ねぇべさ。
オイラは イラレはあるけれど
フォトショは限定版で
機能が限られてっから今はめったに使わないんだけれど‥
naoちん‥
これを大したコトないっ!て言ったら
神様に叱られるべ???
オイラ だぁ~い好きだし 素敵やとめっちゃ思うもぉ~んっ(力説☆)
今ね、また次のを描いてるの
そこれもこれも、も♪っちゃまの影響だぁ。