ぶつぶつ地蔵

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四季を司る女神さま

2013-04-09 17:08:27 | 奈良
最近気になって調べている事が、四季の女神さまのこと。
日本には四季があって、それぞれに女神さまがいらっしゃる。

最も有名なのはやはり春の佐保姫でしょう。それに対なす秋の竜田姫もまた有名。
どちらの女神さまも大和の佐保山(現在の法華寺町付近)と竜田山(現在の生駒郡三郷町西付近)にいらっしゃいます。
佐保姫、竜田姫ほど有名ではありませんが、夏と冬にもちゃんと女神さまはいらっしゃいます。
夏は筒姫、冬は宇津田姫(黒姫とも白姫とも)。
でもこのお二人の女神さまの資料って、ほとんどないらしく・・・どこのどの文献に載っているのかさえ見つけられませんでした^^;

平城(なら)の都の東西に位置する山に佐保姫と竜田姫がいらっしゃることから、南北にあるどこかの山(もしくは山であった場所)に筒姫と宇田津姫がいらっしゃるらしい。

四季の女神さまの考えは、五行思想に基づいて例えられているそうです。

筒姫、宇津田姫のいる山だけでなく、今では佐保山も竜田山もココと確定できるモノはないそうですが、それでも間違いなく四季は巡ってきます。

すごいですよね。

陰陽五行説とかあまり(とゆーか、全然)詳しくないんですが、太極図って、気が発して次第に大きくなり、それが地に潜ってまた芽吹く姿を現していると、遠い昔にお花のお稽古の時に聞いたような気がします(笑)
芽吹いた草木が葉を茂らせ成長し、花咲き実を付け、落葉し土に帰る。でも翌年にはまた芽吹く。。。この自然の姿が対極図なんですね。

そんな自然の中にいらっしゃる女神さま達が気になって仕方ない。


3月30日に海龍王寺さんへ行った時、佐保川の桜が満開でした。

あぁ、佐保姫だぁ・・・と思いながら、しばし足を止め魅入っていました。
以前、嵐山の桜のポポッと咲いている山を見て「山笑うってこれだ♪」って思ったのと同じ感動。

4月7日に透かし彫りを見に行ったあと、薬師寺→奈良公園とぶらぶらしに行ったのですが、その途中の電車の中から見た佐保川の桜は、前日の嵐ですっかり散っていました。でも視線を落とせば川面は一面の花筏。
女神さまは粋だなぁとホッコリ思った次第です。


そうなると、筒姫はどんな姿を見せてくれるんだろう、竜田姫にも会いに行かねば、年末には宇津田姫にご挨拶して・・・と夢が膨らみますよね。
竜田姫に会える場所はわかっているので、筒姫と宇津田姫の居場所を探したいと、そう思うオイラなのでありました。

しかし、情報が・・・^^;
どこを探せばいいのやら。
女神さまの載っている文献をご存知の方は、コメントプリーズ!(←切実)





花会式を終え、静かに佇む薬師寺金堂。
っつか、風が強くって扉が締まってました。

奈良公園をサクサク歩きながら、鹿さんに持ってきた蕪の皮やほうれん草の根っこをあげる。
ちびンこやお母さん鹿になるだけあげるように頑張るけれど、鹿に見つかると取り囲まれるので要注意。


遠くに春日さんの鳥居


陽がどんどん落ちてゆきます。


佐保姫の裳裾は、こんなトコロにも彩を残しております。









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