ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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風林火山 第二話『さらば故郷』

2007-01-15 01:55:00 | 私的風林火山
今回の見どころは、晴信と原虎胤の前で平伏する葛笠村の三人。なのだが。
一番奥に太吉はいる訳です。
首級の無い赤部の遺体検分みたいな感じの場面。
平蔵のチクリにハッと顔を上げて何か言たげなんだけど。でも、ミツの横やりで結局喋らずじまいでしたな。
今回の葛笠村関連はこれだけだったので、余り語る事が無いんだよね。

今回はなんつっても、勘助が甲斐から三河へと帰っているので仕方が無い。

勘助の実母役、あめくさんが素敵でしたね。「生きなさい」と言う言葉に、息子・源助(後の勘助)への愛を感じたなぁ。
また子供ながら自分へのケリをつける為に、兄と剣術勝負をする所もお気に入りの場面である。
嫡男でない上に不自由の身であるのだから、当時では当然の身の振りだったのかもしれない。
源助の行く末を案じる母と、それでも武士でありたいと願う源助の強い意志とが感じられた駿河での出来事のような気がする。

養父の大林勘左衛門役の笹野さんも好みだなぁ。
勘助を引き取ったトコロまでは良かったのだけれど、勘助が旅に出ている間に自分に子供が産まれ、その子を嫡男とし、その上、戻って来た勘助の手柄を横取りする所はいただけないが、まぁ、仕方ないよね。
本来はいい人でも、人の親だから自分の血を分けた子供は可愛い。とっさに画策して勘助へ風呂を薦め、自分の子・勘兵衛の立場を守るその俊敏な思考には、ある意味、ちょっと惚れ惚れしちゃった(笑)
この仕打に、勘助は大林の姓を捨てる訳だけど。。。

子供の頃、山本村を出る時に実家を捨て、身をたてる努力を重ねて戻って来た時に大林を捨てる。
全てを無くして、ゼロになったなぁ。と思った。勘助の目が厳しかったもんね。でも、ここが山本勘助の出発地点なんだろうな。

今回もう1人忘れてはならない人がいる。それは今川の寿桂尼。大好きな藤村志保さんなんだもの~
出るだけで、画面がピンと張った空気になっていいなぁ。。。大好き。役柄も、女戦国大名とうたわれた尼御台様。今後の活躍が期待出来るなぁ
ちょっと調べたら、今川って、八幡太郎義家の筋なんだ。源氏の流れねぇと、無知を曝けてみたりして


そしていよいよ第三話。
勘助が甲斐に戻って来ますね。葛笠村に戻って来るだよ
ミツのお腹は大きいし。やる事やってるね、勘助!ってな感じで次回が楽しみ。

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2 コメント

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また再放送やなぁ・・・ (ゆうくん)
2007-01-18 01:52:42
今回も日曜日の放送を見逃してしまったので、また再放送で見ることにします。
有馬さんも今回はワンシーンぐらいですか?
岡森さんはいつ出てこられるのでしょうね。娘のいる役かぁ、『ユタカの月』みたいな感じの父親だったりして?
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お返事 (ひー)
2007-01-18 16:04:36
>ゆうくんさん
再放送、津波で中止になった分とあわせて、2回分連続放送でしたよ。たしか。
第二話の有馬さんは、ホントにワンシーンですねぇ。代三話あたりから、多分一生くんが出てくるんじゃないかなぁ・・・と思うんです。岡森さんは、もう少し先のような気がしますねぇ。。。
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