ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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ぼくらはみんな生きている。

2005-12-01 21:47:10 | 呟き
オイラはお花を習っている。
アレンジメントフラワーではなく、イワユル生け花っちゅーやつ。
まだまだ未熟な上に、最近は仕事の都合でお稽古を休み倒しているので、まったくもって上達しない。
まぁ、そんなに上級・出世を狙ってお稽古しているのではないので、楽しく生けれる程度でいいから先生には申し訳ないが、現状で十分満足しておるのだ☆
ちなみにウチの流派は、『七宝』という花留めを使うので剣山はあまり使わない。強いて言うなら、嵯峨三方という剣山と七宝を足したような花留めが他流で言う所の花留めに近いのかもしれない。(っつーても他流のお花をそんなに知ってる訳ではないけど。)


11月9日にお稽古したのが、『赤目柳のお生花、百合の花添え』である。(写真参照)
コレがオイラの最新作品なのだ。(古かろ?)
この日に生けた百合はとお~~~に枯れてしまった。
しかし母や父が、手を変え品を変え百合の代わりの添えを入れてくれているので、原形の『お生花』の形は崩れつつも、今だになんとなく賑やかに保っている。

1週間程前、ふと気づいた。
「おんや?水がエラク白く汚れてる!こりゃ菊の花粉だベか??」
水替えなきゃダメなの面倒臭い・・・と思ってよくよく覗き込んでみると、それは赤目柳の根っこだった。

柳の生命力には、毎度の事ながら感服いたします。
枝の何処からでも根っこを生やす準備をしているんだもん。
捨てるのは忍びなく・・・しかし、何処かに植えるにも場所がなく・・・毎度の悩み所。
当分は、水生栽培を続けておこう・・・などと思っておる。



大きく写す(もしくは近寄る)と、今まで見えなかったものが少し見えるキガスル。

ブツブツの菊の雌しべだったり、グルグルに巻かれたバラの花弁だったり。

蕾の時にはちいさくって、何処にそんな大きな花びらを隠してたの?って思うよね。うん。

赤目柳の固い冬を越す為の芽は、なんだか小豆みたいにコロンコロンで可愛いし。

パンパスグラタスの穂先きの形は狐の尾ッポみたいだけど、近くに寄って見てみると、案外、鳥の羽根とか綿毛のようだし。


遠くで形を捕らえると、全体の姿が見えるけど。
近付いて覗き込むと、なんだか『息吹き』が感じられる。キガスル。

近付くって、面白い。