ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

コメント大歓迎!BUT訳の解らない書き込みはザクザク消しますッス!

静かな街並み~庚申堂へ

2009-11-30 10:18:39 | ぶらり・・・旅
京都は人が多くて、奈良は人が少ない・・・と言う図式を勝手に持っているオイラ。
でも、やはり連休の最終日(しかも晴天)ともなると、奈良にも人が多い。
天邪鬼なオイラは、案内板や人の流れから外れてぶらぶらと歩きだす。
そして、大概迷うのである(笑)

新薬師寺を出たオイラは、比売神社と鏡神社をお参りしてから新薬師寺界隈を後にした。

そうそう新薬師寺ですが、西の京の薬師寺とは関係がなく、「新」は新しいという意味ではなく、霊験が「新たか」であるという意味の「新」なのだそう。
光明皇后が聖武天皇の病気平癒を願って創建したそうな。(逆に聖武天皇が光明皇后の病気平癒に。。。という説もあるらしい。)←頂いた栞をちゃんと読めって^^;

ここからは元興寺さんを目指して歩くのですが、ぶらぶら歩いているとこんな素敵なお家が・・・

すごく古そうな煉瓦で出来た塀です。
3~4軒続いてこの壁が囲っておりました。
どこかから移築してきたのかな~?普通に暮らしている感じでしたが、なんだかええ感じでございました。

更にてくてく歩いて行くと・・・

絶対猫好き(笑)
本物ではありませんよ。置物のねこちゃんが壁にびっしり遊びまくるお家が☆
駐車場の方までにゃんこたち遊びに行ってました。
すんごい猫好きなんやろうなぁ~

更に更にテクテクテク・・・

き・・・気になる!
激しく気になる!!
住宅街にひっそりとあるお店。
お昼時だったので、入りたい衝動に駆られましたが・・・お値段がね、解らないのであります。
活活亭・・・鰻寮って書いてるってことは、鰻でしょ?鰻ってキリでも高いよねぇ・・・怖くて入れませんでした。(手持ちも少なかったし、まだまだ回らないといけないし。)どんなだか知ってる方は、情報プリーズです(笑)

そうこうして歩いていると、奈良町付近に出てきたらしい。
庚申堂の案内板が出てきました。

この案内板が見えてからは、ふらふら~っと人通りの多い奈良町へ突入っす。
だって、庚申さんがオイラを呼ぶんですもの!!!


ってなわけで、庚申堂へ。
 
屋根の上のお猿さんもプリチーです♪
赤ちゃんを抱っこしてたり、手をあわせていたり・・・とっても可愛いので、庚申堂へお越しの場合は、是非、屋根の上も忘れないようにチェックして下され。

正面にいるお猿さんも要チェック。

微妙に可愛くないお顔なのが良いのです。(え?そうなの??)


庚申堂にお祀りされているのは、青面金剛童子様です。
提灯の向こう側にわらわら~っとぶらくられているのが、庚申さんのお守りです。
さるぼぼに酷似してますが、さるぼぼという名称ではありません。あくまで、庚申さんです。
さるぼぼは猿の赤ちゃん(ぼぼ)って意味ですからね。
奈良町に行くと、軒先にこの庚申さんがいくつかつなげて吊られているのです。
家の外や玄関先に吊るすと家全体の、個人の寝室や部屋に吊るすと個人の身代りになってくれるのであります。
奈良町の庚申さんのお守りを頂くと、1年間の御祈祷がもれなく付いてきます^^(住所氏名と願い事を書いた紙を納めなければいけませんが。)
数年ぶりに庚申さんに詣でたので、ちょっと大きめの庚申さんを連れて帰られてもらいました~♪

奈良公園

2009-11-27 09:27:14 | ぶらり・・・旅
興福寺を後にしたオイラ。
この日の予定に入れるか入れないか迷っていた新薬師寺に、仮金堂を参拝しなかったので行く事に。

奈良へ行くと決めた前の晩から、林檎や梨の皮を鹿ちゃんの為に残しておく。
覚えている限り、持っていくことにしてるんです^^


ちょーだーい♪と寄ってくる鹿ちゃん。
あまり沢山はなかったので、すぐに終了しちゃいましたが、鹿せんべいや芝以外のものもたまには良いでしょう♪


食べ物を持っていないと解ると、さっさと場所を移動する鹿ちゃん・・・
しっかりしてます。


奈良公園でまったり鹿と戯れた後は、新薬師寺さんへGO!

途中の街路樹も、すっかり紅葉しております。

うららかな日差しで、ぽっかぽかです。

 
陽に透けるポプラかな~?
真っ赤で奇麗でした。


新薬師寺はこっち。の札に釣られて脇道に入ると・・・

なんだか可愛いものがいっぱい。
家の壁と基礎の段差に置かれております。


木の枝やドングリがいっぱい入った瓶


松ぼっくりもずらっと並んでおりました。

新薬師寺までは、もうすぐです。

加賀温泉&金沢の旅 その5

2009-09-16 11:43:21 | ぶらり・・・旅
さぁ、くりゑンテさんでお口の至福を堪能したので、今度は目の保養をしに行きます。
満腹だったこともあり、兼六園へは歩いて行きます。
傘をさしたり閉じたり・・・微妙に雨がぱらつきますが、満足気分のオイラ達には問題ないッス!

もー少しで兼六園かな~ってところで、こんな案内板を発見。

ほ・・・・・。ほふく前進ッスか?
なぜに、ほふく前進^^;
っちゅーか、オイラたちだと5分では着かぬぞよ(笑)

なんだかんだと進んでいくと、ようやく兼六園に到着。
この日は市民の日だかなんだかで、金沢市民は無料拝観できるんだとか。
いいね、このシステム。大阪だったら、大阪城かな?(旧陸軍の土地で、現在は登記上は国だか府だかの管轄になってるんだったかな・・・)

いよいよお庭拝見!

有名な風景ですね。入ってすぐにありました^^

園内は木々があるので、比較的傘をささなくても大丈夫。
いろんな見どころを、シルバーボランティアっぽいおっちゃんが説明してくださいます。うまく捕まえて説明を聞くと、看板に書かれている以上の情報が得られてラッキーなのです♪
兼六園ではこの写真一枚しか携帯では撮っていなかった^^;

兼六園もじっくり堪能し、次はオイラが行きたいと言っていた甘納豆のお店かわむらさんへ。
ここでようやくぐるりんパスの特典の周遊バスを利用。
ちょうどバス停が石浦神社の目の前だったので、バスを待っている間にちょろっとお参りをいたしました。

この七柱がご祭神でございます。

すでに歩き疲れていたオイラ達。
かわむらさんで甘納豆をGETした後は、まっすぐ金沢駅に引き返し、遅まきながらのお茶をいたしました。

不室屋カフェ。お麩のお店の喫茶でございます。
オイラが注文したのは、パフェ。
白玉麩・お菓子麩・豆乳アイスなどなどヘルシー志向のパフェでございます。
お好みで黒蜜をかけると、甘さに深みが出て美味しいのです。


スイーツ堪能後は、がっつりお土産コーナーでお買い物です。
すでに目星をすでに付けていたので、思ったより早くお買いもの終了したオイラ。
ちゃっぴぃさんと夕霧ちゃんもガッツリ購入していたようです^^

楽しい時間は過ぎるのが早く・・・晩御飯の笹寿司を購入し、駅のホームへと。
夕霧ちゃん、京ちゃま、オイラの三人は、サンダーバードで。ちゃっぴぃさんはしらさぎで。
それぞれ帰路についたのでした。


お土産公開。

高木屋さんの紙ふうせん
色とりどりの最中の中には・・・

キラキラのゼリーが隠れております!


こちらは、お宿「法師」のオリジナルのお菓子。山法師。

少し砂糖の降った最中を噛むと、中から甘い餡子とお餅が♪
餡は最近のあっさり餡ではなく、結構甘いめ。個人的には、この甘さがたまらなく好きでした♪
あっさり餡も良いけれど、たまにはしっかり甘味のある餡も食べたいのですよ(笑)

加賀の巻絹とゆーお菓子も買いましたが。。。これが異常に美味しかった!
味噌餡を求肥でくるんであるんですがね、この味噌餡の上品なお味がGOODなのです。
お能の羽衣をイメージして作られてるのかな。とにかくお勧めの逸品^^
でも、写真撮る前に食べちゃいました(笑)



いやはや。楽しい旅でございました。
女の子の王道、食いっ旅♪
一人旅も気楽でいいけれど・・・また、美味しい旅をいたしましょう~*^O^*

加賀温泉&金沢の旅 その4

2009-09-16 10:47:05 | ぶらり・・・旅
加賀温泉の駅から、一路金沢駅へ。
雨は小雨になったりしながらも、止む気配はありません。
いくつかの路線バスにもチケットで乗れたのですが、ランチのお店には予約も入れているし、雨降りだしってことでタクシーで行くことに。
金沢駅には少し早く着いたので、時間つぶしにお土産物屋さんの下調べを(笑)
買いたい物のほとんどが、金沢駅で賄えることを確認して、ちょうどよいころ合いにタクシー乗り場へ。

この時のタクシーの運ちゃんも、フガフガしゃべりながらもエエ人で、細い路地の多い茶屋町界隈を、ナビを見ながら、お店の前まで着けてくれました。
おっちゃんにお礼を言い、いざ目的のお店、くりゑンテへ。

ミュージカル俳優の岡幸二郎さんが、ブログで行き付けだと書かれていたお店でございます。
入口はやはり小ぢんまりしております。
中に入ると、古民家を利用したような木材がそこここに見えるんですね。
なぜか懐かしいセピアな感じのお店です。
こちらはお写真とタバコがNGということで、料理は全くアップできません。
もーもー。とにかく食べることにだけ集中って感じです(笑)
しかも店内、柔らかい空気の中にも、物静かなたたずまいがありますので、大声でキャッキャキャッキャとはおしゃべりできません。
大人な空間なのです。

写真がNGだったので、帰ってから思い出しながら食べた物をスケッチしてみました。
あんなに感動して「美味しい、美味しい」と食べたのに、オイラの脳味噌から記憶がこぼれ落ちる速さの早いことよ・・・
ドロドロの記憶の中からの掘り出しものですので、かなり抜け落ちてたり勘違いがあるかもしれませんが、こんなものを食べたんだね~って程度で見てくだされ。


くりゑンテさんご自慢のムース仕立てのスープ。
色鮮やかな仕上がりは、スイーツ顔負けのビジュアルでございます。さらにびっくりなのは、そのお味。砂糖の甘さではなく野菜の甘みがググっと引き出され、まるでスイーツを食べているようです^^
食用花をがっつりいただいたのも初めての経験。


魚介のジュレは、夏を懐かしむように涼しげです。
アイスクリームのようにポッコリトッピングされたサーモンのムースは、そっと添えられたパンにつけるとカナッペ風になり、お味の印象が変わります。
松葉の先には銀杏とむかごが。チャングムのワンシーン(この時は松の実でしたが)を思い出しつつ、パクンと食べました。
ジュレの中にいろんな具が隠されているのも、宝探しの様で楽しかったです^^


スープは2種類。カボチャとポルチーニから選べます。
ちゃっぴぃさんと夕霧ちゃんはカボチャをチョイス。京ちゃまとオイラはポルチーニをチョイス致しました。


席に着く前から、テーブルにセッティングされていたお皿。
個人的にこーゆー変わった形のお皿は大好物です^^
何に使うのかな~って思っていたら、パンを置くお皿でした。
パンは2種類。
ベリーの入ったパンは、オーソドックスな小麦のパン。ふわっと美味しい香りがお鼻をクシュクシュこそばします(笑)
ライ麦のパンにはクラッシュピーナッツが入ってます。プチプチした麦の触感と香ばしいお味。個人的に、ライ麦ブラボーでございました^^


余談ですが。。。
席ごとに据えられているお盆。料理が次々に乗る訳なのですが、このお盆がなかなかの艶もの。黒い塗のところどころに赤色が見えて、なんとも艶っぽいのです。
そのお盆の右側には、これまた重厚な感じの陶器が。
ナイフやフォークを置いておく台(なんて名前のものなのか、無知なのでしりませーん^^;どなたかご存知でしたら、教えてくだされ)なんですがね、この黒っぽい塊がいい味出してるんですよ。
古民家風でいて、洋風な印象も受ける店内。このお店の雰囲気に鋳物を思わせる台と、その台と同じような色合いのお盆。このアイテムが、料理とお店の雰囲気とを繋いでいる感じがしましたね。

閑話休題。


いよいよメイン。メインも魚とお肉から選べます。
お肉料理は、鴨のオーブン焼き アルマニャック風味。(ネーミングを聞いた時には、激しく動揺、かつ羨望・爆)
お魚は、真鯛の魚介包み焼き 難しいハーブの名前で憶えていないソース。←おい^^;
こちらも真っ二つに分かれたのですが・・・ちゃっぴぃさんと夕霧ちゃんが肉料理を。京ちゃまとオイラは魚料理をチョイス。
パレットに並べられた絵の具のように、綺麗に可愛く並べられたお魚と野菜たち。
さすがフランス料理ね~*^^*
鯛の身で、ズッキーニやカニなどの魚介が包み込まれております。
ソースに浸して、お野菜と一緒に食べると・・・美味しさがお口いっぱいに広がって、ごっつ幸せ時間なのでございます。
個人的に大ヒットだったのが牛蒡。ゴボウらしい青い香りがしっかりしてて、めっちゃ美味しいでした♪


さあさあ、ラストはデザートです。
フルーツがキラキラと乗ったスーツです。台のムースが4人4様。
オイラの目の前には、マスカルポーネのムース。すこーし、ほんとにすこーしだけ黄味がかったマスカルポーネ。優しい甘みと、ほのかなチーズ独特の酸味。
いや~。絶品です。
オイラは紅茶を頼んだのですが、紅茶もコーヒーもカップを持ち上げると、サプライズの様に、かくれんぼの様に、、、バラの花びらが置かれてました。素敵~♪
更にラストのラストには、アイスクリームが。
日本蜜蜂のハチミツの焦がしヌガーに、ジンジャー風味。
生姜のサッパリ感と蜂蜜の甘み。しかし焦がしてあるのでちょっぴり大人テイスト。
アイスクリームの上には葉っぱが一枚。
シェフからのメッセージです。
オイラの葉っぱには「Merci」の文字が。隣の京ちゃまの葉っぱには「Abientot」。
またいつか、このお味を堪能しに来たいです~^^



個人的にはもっとワイワイできる雰囲気が好きだけど、たまにはこういった緊張感ある空気の中で食事をしないといけませんね。

美味しい料理を頂いて、お店の外に出てみると・・・なんと雨がほぼやんでおりました♪
やったぁ~☆


さぁ、まんぷくぷくになったことですし、腹ごなしに歩いて兼六園を目指します。
ゆるゆると、ぷらぷらと・・・
うーん、こーゆーのんびり旅はいいですね~^^


その5につづく。

加賀温泉&金沢の旅 その3

2009-09-15 11:45:10 | ぶらり・・・旅
京ちゃまは、温泉のセオリー通りちゃんと3回温泉に浸かったのですが・・・怠け者のオイラは朝風呂をパス致しまして、惰眠を貪りました(苦笑)

さて、旅の二日目。
この日はちゃっぴぃさんたっての希望である、金沢観光の予定です。

法師さん、朝食も豪華です♪

干物をバターで焼くという斬新さ!これが又、美味しいんですよ♪
サラダもついてて、体に良さそうな朝ごはん。
焼きノリが激ウマでした(笑)
なんと!

梅干し入りのお雑炊付き♪
がっつりしっかりいただきました。

朝食後、出発までにはまだ時間がございます。
よくよく考えると、法師さんご自慢のお庭を散策しておりません。
食後まったりしている三人を残し、サッサカせかせかとお庭探検に行くオイラ。
雨が降っていたので、ゆっくりお庭を拝見できませんでしたが、チョロっと歩いてきました。
  
鄙びた風情でしょ^^
でもね、錦鯉がばっしゃんばっしゃん跳ねるんだよ~(笑)

今回のお宿の法師は、開湯から数えて1300年。ギネスにも認定されているお宿でございます。
現在46代目のご当主です。
古いものが大好きなオイラは、ぜひぜひこちらのお宿に泊まりたかったのです。
ちょうど程よい値段で泊まれるプランを見つけて大喜びでした^^
本当なら、お宿の探検ももっとしたかったし、お宿の周りの散策もしたかった・・・3日くらい逗留したら満足できそう~♪(←でも、財布はすっからかんだと思うよ。)
これはいつかリベンジできたらいいなぁ~って思います。

宿発進の送迎バスに揺られて、加賀温泉駅へ。
雨降りなのが残念だけど、いよいよ金沢は兼六園を目指します。


・・・と、その前に、ランチですよ。ランチ。
金沢での一番最初のミッションは、ラ・ン・チ♪



その4につづく。

加賀温泉&金沢の旅 その2

2009-09-15 11:20:35 | ぶらり・・・旅
最寄りのバス停までタクシーで行き、バスが来るまでしばし待つ。

CANバスは、加賀温泉郷をぐるりと周遊しているバスなのです。
大きく山側と海側に分かれておりまして、一方向をぐるぐる回っている訳なんですね。
一乗車につき200円。一日乗車券とか二日券とかあるので、観光の用途に合わせて購入すると、交通手段がお安くなるって寸法だ。15分置きに運行しているので、かなり便利が良いです。

オイラ達はJRのぐるっとパスでの旅行です。
大阪市内券・特急乗車券・CANバス・加賀金沢周遊券・その他施設利用券がセットになっているプランなのです。
なので、CANバスを利用しようとしている訳なんですね。


バスに乗って向かった先は・・・
オイラがコレをやりたい。と言ったら、お三方が快く承諾してくださったので、ランチの後は宿へ向かう前に「ゆのくにの森」にて蒔絵の体験を。
もちろん、この施設の利用も体験も、JRチケットに含まれております♪

オイラは既にデザインを考えていたので(←やる気満々)、すぐに絵付け作業に。
しかし、これが難しかった!
顔料がどろどろなのは想定内。んが。筆が想像以上に太かった!!
かなり細かい柄を考えていたので、当初の予定通りには描くことができず・・・
しかも太いので小回りも利かず・・・
ほんげらな作品に仕上がりました。
そんな作品が、コレ。
 

当初の目論見通り、姪っ子へのお土産に致しました。
無料体験は1枚だけでしたので、もう一枚は自腹で作ったんですが。
まぁ、いいか^^;

絵が苦手だと、ワチャワチャと描いていた京ちゃま・夕霧ちゃん・ちゃっぴぃさん。
出来上がりはみんなすっごく素敵で、個性的でした。
封印するとか言ってるんだけど、封印するくらいならオイラにおくれっての。

この蒔絵体験のコーナー担当のおっちゃんもエエ人で、絵付けをしている最中に「どこに泊まるの?」とか話しかけてきてくれて、「法師に泊まります」と言うと、「電話で連絡しとき、迎えに来てくれるから」と教えてくれました^^
加賀の皆様は、本当にいい人ばかりです。
おっちゃんの指示に従い、法師さんへ連絡を入れると迎えに来てくれるとのこと。
法師さんに迎えに来てもらうまでの時間を、ゆのくにの森で過ごしたのでした。


16:30過ぎ。
本日のお宿、法師さんに到着。
先ずお部屋に行く前に、お抹茶とお菓子の接待を受けました。
小堀遠州縁のお庭を眺めつつ、お抹茶とお菓子を頂く。
抹茶の苦味とお菓子の甘さが、じんわり広がって・・・ほっこり致します。
 
一息ついたらお部屋に案内してくれました。

建屋を結ぶ廊下を利用し、お庭をぐるりと回廊で結ぶことでいろんな角度のお庭が楽しめるようになっております。
著名な方も多く泊まられており、中には高田好胤師の色紙もございました。
何で来られたのんかな~と思ってたんですが、よくよく考えると、このあたりの湯元は「瑠璃光の湯」と呼ばれます。
そう。お薬師様縁のお湯だったんですね。納得!

お部屋に着いてからも、ほうじ茶とお茶菓子をお部屋担当の京子ちゃんに出していただき、これもペロっと食べました(笑)

夕食前にヒトップロ浴びました。
汗もたくさんかいたし、のんびりお風呂も堪能したいし~♪
団体のおばちゃんたちに混じって、我らものんびり湯船を堪能。
もちろん、露天風呂もしっかり堪能致しました^^

あれだけ食べまくっても、ちゃんと夕食は食べられるのです。
さぁ、宴会だぁ~♪
お部屋食なのでございますよ^^


お品書きもちゃんとそ添えられております。んが。このお品書きを持って帰るのを忘れると言う痛恨のミスをやらかしたオイラ。
ここから忘れ物のケチがつきます(笑)ま、それは置いておいて。


アワビのお刺身。なんとお塩でいただきます。
まぁ、なんだ。アワビって・・・あれだよね。歯ごたえだよね。うん。
瓜と胡瓜が美味しいでした♪←おい^^;


お刺身の盛り合わせ。
んまんま~♪
ツマ代りに乗ってる透明の物体の正体は、海藻なんだって!すっごいコリコリしててナイスでございました。


鮎の朴葉焼。
これが激ウマ♪
鮎って塩焼きが一番!って思ってたけれど、味噌と合うんですね~。
ちょうど旅行前に、夢枕獏さんの「絵巻陰陽師 首」を読んでまして、晴明さんと博雅が酒の肴に食べていたのが鮎だったんですよ。なんだか、タイムリーだな~なんて思いつつ^^


お鍋。
まちたけちゃんが乗っとります。もう、これが出てくる季節なんですね~。


土瓶蒸し。
これを食べる頃には、かなり酔っ払い蔵だったので、中身を食べた記憶がありませぬ^^;


揚げ物。
揚げ物美味しかったなぁ・・・。特に、昆布にあられをまぶして、扇形に揚げたもの。これが雅な上に、おいしかったぁ~♪

ご飯とお汁が出たんだろうけれど・・・記憶も写真もありません^^;
すっ飛ばして、〆のデザート。

季節のフルーツです。
メロンにオレンジ、無花果・・・

はぁ。食いも食ったり。美味しゅうございました。
満腹なんだけど、はち切れるほどじゃないってのがいいですね♪

腹ごなしに、爆弾トークをいたします。
だらだらと、ワイワイと、、、尽きぬ話をしていると、もーすぐ露天風呂の閉まる時間。
あわてて2度目のお風呂に行ったのでした。
ほろ酔い状態だったためか、バスタオルを忘れて取りに戻るオイラ^^;
その後、お風呂あがってからは、部屋の鍵を風呂場に忘れたりもしました^^;
エエ人尽くしの旅ですが、オイラ自体は忘れ物王だった訳です。

部屋に戻ってからも、まだまだお話をしておりましたが・・・2時を見る前に、皆、撃沈。
オイラは朝までぐっすりでした~♪


その3につづく。

加賀温泉&金沢の旅 その1

2009-09-14 15:52:41 | ぶらり・・・旅
9月11日、晴れ。
兵庫県、大阪府、京都府、愛知県から選りすぐられた4人の女が、とあるミッションの遂行のために、某場所へと移動を開始する。



しなのではございませんよ。雷鳥に乗って、一路石川県へGO!なのだ♪

さてさて。ミッションとは何でございましょう?
オイラの観劇仲間であり飲み仲間である京ちゃまと、ずーっとずーっとのんべぇになる度に話していたこと。
「観劇抜きで、温泉でまったりしたいねぇ~」
そうです。女の野望「美味しいモノと温泉でまったり」が今回のミッションなのであります。
この旅に挙手してくれたメンバーがこちら。
兵庫代表・・・夕霧ちゃん
大阪代表・・・オイラ
京都代表・・・京ちゃま
愛知代表・・・ちゃっぴぃさん
うーん。最強メンバーでございます。

女が三人寄ればカシマシイ訳ですが、四人ともなると、どーなることやら(笑)

大阪発の雷鳥には、夕霧ちゃんとオイラが乗り込みます。
京都に着いて、京ちゃま合流。
加賀温泉駅にて、ちゃっぴぃさんと落ち合うと言う手はず。
さすが観劇仲間だけあって、現地集合もなんのその!

11:30頃に加賀温泉駅で無事合流致しました。
さっそくタクシーで目指すは、ランチでございます♪

前もって調べておいたお店。
arte a llarte
イタリアンでございます。

こじんまりしたお店ですが、めっちゃかわいい調度品でございます。

お水のコースターは、4人全部違う柄。おいらは森の柄でした。

シェフ人形が出迎えてくれるおトイレ様(笑)

ワインの留め具で作った椅子も素敵です^^

いろいろ食べたいオイラ達です。
ランチセットのメインをみんなでシェア致しました☆
ランチセットにはスープかデザートがついてたんですが、京ちゃまはスープに。残りの三人は迷うことなくデザートに(笑)


先ずは生ハムのサラダ。
ドレッシングも生ハムも美味しゅうございました。


クリスピー生地のピザは、4種類のチーズがのったクワトロ・バジーナ・・・いや、違う!
クワトロフォルマッジョ

胡椒がピリっと効いていて、めっちゃ美味しいです!


二種類のパスタとリゾットです。

魚介のトマトリゾット。
とんがらしがピリッと効いてて、食べているとホカホカしてきます。

いろんなキノコのしょうゆ風味スープ仕立て。
たっぷりキノコが嬉しいです^^
こちらも意外ととんがらしが効いてます!!

バジリコ風味のカルボナーラ。
少し時間をおいてから食べちゃったので、麺と麺が仲良しさんになっておりましたが、バジルが効いてて、カルボナーラなのにあっさりでございました♪


さてさて、デザートでございます♪
オレンジとチョコのムース、スプーンの上に、バナナとチョコ寄せとブルーベリーのゼリーです。
洋酒が香るバナナをパクリ。次にプルプルのゼリーを食べて、そのスプーンでふわふわのムースをいただきます。
お洒落だね~^^

オイラは中国茶を頼みました。ジャスミンティでございます。
コーヒーや紅茶を頼んだ皆様には・・・
こーんなかわいいトレイでミルクとお砂糖が運ばれてきました!!!
 
かわいすぎるカバさんに、オイラ、「ふんがっ!!」って鼻を鳴らしてしまいました!持ってきてくれたおにーさんがビビってました(笑)


のんびりゆったりランチを堪能し、CANバスに乗って次の場所へ移動すべく、行動開始。
・・・と、その前に、CANバスの乗り場をお店の奥さまに確認すると・・・すぐ近くにはないとのこと。
仕方ないなぁ・・とウダウダ悩んでいるオイラ達に、CANバスが停留所じゃないお店近くでも止まってくれないかを確認してくださり、止まらないと分かると、すぐにタクシーの手配をして下さいました。
めちゃめちゃエエ人でございます。
タクシーを待っている間、お店のお話を聞いておりました。
arteとは、イタリア語のアートの事。
このお店は、町の若手のアーティストが作ってくれたんだとか。
空間デザイナーや小物を作る人・・・などなど。たくさんのアートが詰め込まれたお店の名前は「arte a llarte = アートの中のアート」なのです。
ウホウホと、なるほどと、お話を聞いていると、なんと奥様からサプライズを頂きました。

パスタを乗せたカバさん♪
かわいすぎる~~~~~


あぁ。今回の旅も、人運がついております!!!
優しい人に出会って、好スタートな加賀温泉旅行なのであります。


その2に続く。

夏祭りinお江戸 まさるくん編

2009-07-16 10:05:58 | ぶらり・・・旅
幸せ一杯だった初日。
テンション高く、目覚めた翌日。

さっそく朝ごはん前に、お礼と報告をしに弁天さんのトコロに行きました。

蓮は朝にポンっと咲くと申しますが、確かに前日より多く咲いてる感じ。
沢山のジョギングの人やカメラマンや犬の散歩の人が不忍池には来ておりました。
オイラは一人、ゆるゆるとお散歩。
弁天さんにチョー嬉しかった出来事を報告し、池の周りを写真を撮りながら歩いていると、知らないカメラマンのおっちゃが話しかけてくれます。
「あそこで撮ってる人に頼んで、写してごらん。良い写真が取れるよ」とか「自然の絵の具(蓮の花と葉)はすごいよね」とか・・・
先客のいるおっちゃんお勧めのスポットにオイラも行って、パシャリ。

朝日を受ける蓮の花は、中から光を放っているようで・・・
いやー。のんびり良い時間を過ごせました。

30分ほど散歩したので、朝ごはんも美味しくいただけます♪

オイラが泊ったホテルは、朝食付きなのだ♪
この日は和食。おしゃけのお味がGOODでした~^^


さて、この日の観劇は『百鬼丸』と『神田慶一の世界』でございます。
マチネの時間まで、ぶらぶら観光(?)をすることに。

先ずは、ホテルの近くにある『つる瀬』という和菓子やさんへ、差し入れ用のお菓子を買いに。

狙ってたんです、コレ。
梅餡を柔らかいお餅で包み、その上に梅干が乗ってるんです。
差し入れする前に、味見しちゃった~♪
湯島天神にちなんだ、梅のお菓子だったみたい。今度、湯島天神にも行って見なきゃ。

次の行き先は、以前から激しく行きたいと思っていた『日枝神社』でございます。
ピンと来た方もいらっしゃるかも知れませんが、この神社には『狛猿』がいるんですよ。

入り口の大きなおさるさんも素敵~♪
幣を持ったオスのおさるさんと、鈴を持ちながら赤ちゃんを抱くメスのおさるさんです。
正面からは、ガラスが反射して綺麗に写せませんでした。残念。


狛猿は本殿を挟んでいております。
あまりの可愛さに、自分撮りでツーショットしちゃいました(笑)

こちらの鳥居さん、ちょっと変わった形をしておりまして、三角お屋根が付いてます。


ついでにトカゲもパシャリ(笑)

この日はお宮参りだけでなく神前結婚式もあったようで、お嫁ちゃんたちがこの門の前で写真を写してましたよ。


破魔矢とまさる(魔去る)守をいただき、ホックホク。


こーして、そこそこの時間となったので、新宿へ移動することにしたのでした。

夏祭りinお江戸 弁天様編

2009-07-13 17:42:45 | ぶらり・・・旅
いつもの夏ならM.O.P.の熱い熱い夏祭りな訳ですが、年の夏祭りは扉座観劇で幕が開く。
もろもろの諸事情で、金曜日からお江戸入りしたオイラ。
お宿が上野ってことで、観劇までの時間に絶対買うんだと心に決めていた福神漬けをGETしてから、不忍池に行ってみる事にした。

上野の公園には何度か足を運んでいたものの、不忍池に行くのは初めてだったのですよ。実は。
行ってみると、そこは一面の蓮畑!!!

めっちゃきれーい♪
蓮の葉の向こう側に、ぽっかり浮かぶ弁天堂。
えもいわれぬ雰囲気でございまする~
シマッタ!カメラを持ってくれば良かった・・・と、少々後悔。
しかし「明日、朝に散歩に来よう♪」と代案を見つけ、むしろ気分はホクホクしたのでありました。


どーやら骨董市みたいなのがあるらしく、お店を設営しておりました。
そんな作業を見ながらぽっちらぽっちら歩く。
灯篭の細工にも見惚れつつ、参道を歩く。


つぼみの蓮はなんか、すごいよね。
合わせた花びらのその中に何を秘めているんだろうと・・・思っちゃう。


天龍橋を越えると、不忍池の碑があります。


そこから目を転ずれば、お堂がどどーんっと♪


弁天様のマークは波なんでそーか?
三つ波の丸瓦だったし、このお線香立てるところにも同じマークが入ってました。


弁天様と言えば、コレ!
技芸の象徴の琵琶。

こちらに来たことを報告し、しっかり弁天様にご挨拶を致しました。
なんだか清清しいぜ^^


お参りを済ませて、弁天堂の近くにある大黒さんもお参りしました。
その近くのお寺の入り口で、中に侵入を試みる影を発見!

なんとその影は・・・・・

ミシシッピーアカミミガメ(通称ミドリガメ)!!

この門の隙間から中に入ろうと頑張ってるんですがね、どーにも甲羅が引っかかっちゃって、中に入れないんです。


場所を移動しつつ何度も挑戦しておりましたが、同じ幅ですので残念ながら中には入れそうもありません。
早く池に帰らないと、干上がっちゃうよ~と声を掛けておきました(笑)


鴨ちゃんもいたりして、不忍池、めっちゃ堪能致しました*^・^*


ちなみにこの日、遅昼で食べたのは・・・牛タン定食。
佐利さんとゆーお店でいただきました。
厚めの牛タンは、もぎゅっもぎゅっと噛み締めると、お味がじゅわ~っと出てきます。決して柔らかくはありませんが、オイラはこの歯ごたえ好きッス。


さて、いよいよお目当ての観劇。
5年ぶりの再演『百鬼丸』でございます。

四天王寺異聞 堀越神社

2009-06-08 16:42:09 | ぶらり・・・旅
実は、四天王寺さんの境内から少しはなれたところに庚申堂があるのだ。
すごーく気になっていたんだけれど、この日は堀越さんへ行くと決めていたのだ。
なのでかなり近くにあったにもかかわらず、庚申さんを諦め堀越さんへ向かったオイラ。
庚申さんリベンジ、絶対致します。


天王寺公園のすぐ近く。茶臼山の裾に堀越さんは鎮座しております。

数年前に、たまたまネットで見つけたお守りを、ずっと頂きに行きたくって、でも、ぜんぜん行けずにいたところ。。。それが堀越神社だったのです。
何のお守りかと言いますと、転ばないお守りでございます。
何が何でもいただきたい!と思っていた理由の一つは、祖母が何度も転んでそのたびに骨折→手術を繰り返したから。(なら、すぐにもらいに行けよって突っ込みは無しね^^;)
もう一つがこのダジャレ♪
『こけざるの梅』
申年の梅には神が宿るといわれていて、その梅を使ったお守りなのですよ。
お守りのネーミング、申年の梅を使っている・・・猿~♪ってことで、いただくどー!って思っていたわけです(笑)
余談ですが、このテのダジャレお守りって多いですよね~☆言霊の国の発想だと思います。

んで、数年越しでようやく来たわけです。

この堀越さんも由緒ある古い神社でございます。
創建は四天王寺さんと同年代。第32代崇峻天皇の徳を偲んで建てられたんだとか。
境内の南側に昔は美しい堀があり、そこを越えてお参りするから堀越になったんだって。
オイラは知らなかったんだけど、大阪では堀越さんは一生に一度の願い事を聞き届けてくれる神様で有名なんだって。こりゃ、一生に一度の願い事が出来た時には、お願いに行かねば!
境内のご神木は、区画編成(?)で現位置へ移動させられた時、天がにわかに掻き曇り、そのことが新聞に載った事があるんだとか。
ご神木には菰が巻かれていますが、触ることが出来ます。(菰の下はコールタールみたいなので保護されている)
近くに行って、パワーをもらってくることが出来ますよん^^


本殿はこんな感じ。

小さな小ぢんまりした神社だけれど、とっても安らぐ空間です。
のんびり加減はかなりなもので、お守りとかね、本殿の前にずら~っと並べてあるのだ^^;
御用の方はポチっとな。の呼び鈴があり、押すと宮司さんが出てくるって寸法。
お留守の場合は、初穂料をお賽銭箱に入れておいてねって感じ(笑)
オイラはどうしようか迷ったけれど、宮司さんを呼んでお守りをいただきました。

これが念願の「こけざるの梅」であーる。

祖母、父、母、姪っ子、姉、義兄、オイラと7つも頂いてしまいました^^