ういーくえんど・なちゅらりすと

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ヒメクダマキモドキ

2011-10-28 16:21:59 | バッタ
手が届く高さに枝を広げたアカメガシワがあった。
この季節、アカメガシワがあれば・・・
すぐに見つかった。
長い緑の触角。ヒメクダマキモドキだ。

枝を引き寄せてもジッとして動かない。
ならばと無造作に手を伸ばすと、とたんに俊敏に逃げてしまった。
しまった、と思ってよくよく見れば、おや、こちらにも、あちらにも。
結構な数がすぐに見つかった。

いい気になって撮影していると、さすがに嫌気がさしたのか、1匹がのそのそと動き始めた。
その先には別の個体。
何か起きるか?
期待して見つめていたのだが・・・

一度、長い触角がふれあう距離で静止した。
おっと思ったが、ただ、それだけだった。
また何事もなかったようにのそのそ歩いて、横をすり抜けて別の葉の上で静止。
オスメスだったのだが恋を語らう気配すらない。

拍子抜けしつつ考えてみると、こいつらもやっぱり鳴く虫。
夜が恋の時間なのだろうか。

メナモミ

2011-10-28 16:20:18 | 植物

林縁に妖怪が咲いていた。
メナモミの花。

この姿。
あまり意識したことはなかったが、アップにすると実に妖しい。
そして実になるとやっぱりベタベタとくっついてきそうだ。
それでも数あるひっつき虫のなかでは、自宅近くで咲いても多少許せる姿かもしれない。

クルマバッタ

2011-10-28 16:18:40 | バッタ
午後からやや回復した天候に誘われ、近くの公園へ。
草むらにいるバッタを狙ってきたのだが・・・
期待していた草むらは根こそぎ刈りはらわれ、土が露出している。
表土流出を増長するような公園管理に唖然としつつ、道の脇にわずかに残った草をつつくと飛んで出た。
クルマバッタだった。

大形で、背の盛り上がったような独特のスタイル。
色もメリハリがあって、この仲間では一番のお気に入りなのだ。

気温が上がってきた関係でオスはかなり敏感になっていてなかなか被写体になってくれず、大きなメスばかり写していた。
つやのある褐色型。
緑色型もなかなかくっきりしたコントラストでいい感じ。
中には褐色型なのに一部だけ緑色という模様もいた。

そもそもバッタの仲間の多型を決めているのはどういう仕組みなのだろう。
遺伝であることは間違いないと思うが、時折、黒褐色が出たりピンクが出たりすることを考えると複数の遺伝子の影響であることも間違いなさそうだ。
場所によって偏りはあるのだろうか。
もしかするとすぐに土むき出しの管理をするような公園だと褐色型が多いのか?
チャンスがあったら、調べてみたいものだ。