ういーくえんど・なちゅらりすと

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ネコノメソウの・・・?

2023-03-06 16:07:10 | 植物
翌日の天気予報を眺めていて悲しくなった。
高気圧のはり出しがやや北に偏っている。ということは、関東には北東風が吹き込んで、天気が悪い・・・やれやれ。
もっとも肌寒い北東風が流れ込んでも、咲いている花には影響しない・・・はず。
ふと思いついて杉林の中の谷に向かった。

幸い、私は今のところまだスギ花粉症は発症していない。杉林に近づくのに抵抗感はない。
ほぼ消えかけた踏み跡を進んだ先に・・・あった。
ちょうど咲いていたネコノメソウの仲間。






初夏にトンボを探しにきた時に見つけて以来、気になっていたのだが、なかなか花の時に巡り会えていなかった。
貧弱なヤマネコノメソウではないのだろうと思っている。
葉の形や重なりが違う・・・ように思う。
ではいったい?

この地味で繊細な感じ、ネットで検索するとマルバネコノメソウってのに近い気はするのだが、北方系で神奈川では誤認だって話だし。
やはり虚弱なヤマネコノメソウなんだろうか???

紅色

2021-04-27 09:07:12 | 植物
自宅近く。
鮮やかな紅色の花が目に入った。
ショカッサイ?いやちょっと色が違うか・・・
花はアブラナ科。
実は・・・なんだこりゃあ?



あまりに特徴的だから検索したら簡単にわかった。
オオバンソウというらしい。
園芸種だったか・・・

とある岩場に出来た草はら。
この時期、期待通りの花。



シラン。
まだ枯れ草の目立つ草はらに、ひときわ鮮やかな花。
この場所に植栽の名残があるとも思えないから、おそらく自生だと思うのだが、まあどっちでもいいか。
きれいな花だ。

かげろう

2020-09-29 10:56:17 | 植物
かげろうと聞くと、すぐにカゲロウ?それともウスバカゲロウ?なんて思ってしまう自分だが、世間一般的には陽炎が主流なんだろう。
日光によって地表付近で暖められた空気が上昇する時、屈折率の違いで景色が揺らめいて見える陽炎。その陽炎のように上へ下へとふわふわ舞い飛ぶさまから蜉蝣になったのだろう。
今更ながら漢字を見ても浮いて遊んでそうだ。

そして、カゲロウランという花がある。
陽炎が名前の由来になるほどとらえどころのない存在、ではないだろうから、蜉蝣が語源か。カゲロウのような姿の花?をつけるということなのだろうが・・・

昨年の冬。
自宅から車で10分ほどの山の山頂近くで見つけたカゲロウラン。
その頃はもう当然花はなく、ただ特徴的なツユクサのような葉の上に、実がついていた。
北東風の冷たい雨に行き場を失っていた連休。ふと思い出した。
植物なら冷たい北風の中でも見れるじゃないか。

記憶を頼りに山頂を越え、少し進む。
急坂が出る前の登山道の右側に・・・あった。
まさにタイミングはばっちり。
しかし・・・地味だ。





改めて花のアップを見て思う。
これがカゲロウなら多くのランはカゲロウなんじゃないか?
まさかこの地味なとらえどころのなさが陽炎、なんて言うんじゃないだろうな。
名前にちょっと期待しすぎた、カゲロウランだったかな。

オキナワスミレとシマジリスミレとリュウキュウコスミレ

2020-04-10 09:08:22 | 植物
今回、密かな狙いはスミレだった。
友人から有力な、というよりもそのものピンポイントの情報を聞いていたので発見は簡単なはず。
そう思っていたのだが・・・

まずはオキナワスミレ。
とあるエリアの海岸沿いにしか見られない。
恥ずかしながら聞いていた場所では開花株を発見できず、危険な岩場をえっちらおっちら進んでいくと、咲いていた。






崖にしがみつくように撮影。

どこにでも多かったのがリュウキュウコスミレ。


相当タフなようで、芝生のような中でもけっこう咲いていた。

そしてシマジリスミレ。


こちらはいくつも株はあったが、遠くに咲いている株を一つ見つけられただけ。
ちょっと、遅かったか。