ヒメゲンゴロウ

水の中をちょろちょろ泳ぐ影。
ヒメゲンゴロウだった。



一昔前にはゲンゴロウ類では一番の普通種だったが、最近はあまり見かけなくなってしまった。
こんな場所で泳いでいるとは、ちょっと意外。
汗だくになる前に帰ったが、どこでも生き物は見つかるものだ。

ニイニイゼミ

桜並木ではニイニイゼミが元気。
まだほとんどセミを聞かない、なんて場所もあるようだが、そこはきっとニイニイゼミがほとんどいないから。
とにかくにぎやかだった。



最近減少傾向とも聞くが、街なかのほとんどをコンクリで固められたような公園でも、いる場所にはいるものだ。

ショウジョウトンボ

強烈な日差し。
まさしく夏本番といった昼下がり。
所用でちょっと抜けたついでに近くの公園へいってみた。

さすがに暑すぎて人影すらまばら。
それでも小さな池では真っ赤なショウジョウトンボががんばっている。



それでもやや垂れ下がるように静止するのは日よけの手段。
真夏に強いトンボすら日をよけるくらい、暑かった。

キヌバリ

子供の頃、海の生き物を紹介した絵本で見て以来、好きになった魚だ。
ハゼの仲間、キヌバリ。



サーモンピンクの体にはっきりとした黒のストライプ。
こんなに目立つ姿でどうするのかと思ってしまうが、水中では意外に保護色。
同じような模様で色違いのチャガラというのもいる。

ちなみにこの縞模様、横縞。
魚の縞は頭を上にして縦か横かを区別する。
だからキヌバリは横縞模様。
だから画像を縦にしてみると・・・なんだかにやりと笑っているようにも見えてきた。

ギンポ

薄日に誘われるように近くの磯へ。
潮溜まりの中をのぞいていると、妻が見つけてくれた。
なにやら蛇のような姿。
ウツボか？いや、ギンポだ。



江戸前の天ぷら好きなら一度は口にしたことがあるだろう。
今年はウナギも高騰しているし、いっそ蒲焼きにでも・・・
邪念が伝わってしまったのか、すごいスピードで消えてしまった。