ビロードツリアブとアブの仲間

生きものの初見は比較的記録が出やすい。
だが、終見はかなり難しい。


今シーズンすでに終わったと思っていたビロードツリアブがまだ飛んでいた。

そして夕方の林縁。
何やら不格好なものが葉からぶら下がっている。
虫の残骸かと思ってよく見ると獲物を捕らえ食事中のアブだった。



どうやら獲物を捕獲すると妙な姿勢でぶら下がりながら食べるらしい。
一見、窮屈そうに見えてしまうが、そんなことはないのだろう。
え？種類？
そんなん、はじめから放棄してます。
アブの同定なんて・・・

キオビクロヒゲナガ

ヒゲナガガの仲間が静止していた。


え？そんなにヒゲが長くないじゃないかって？
これ、メスだから。
同定に自信はないが、おそらくキオビクロヒゲナガ。
小さいが、なかなか美しい。

ホソミオツネントンボとシオヤトンボ

もうそろそろ水辺に戻っていているんじゃなかろうか。
期待に胸躍らせて向かった田んぼは稲作の体験だかなんだかで小学生の声が響き渡る阿鼻叫喚状態。
とてもじゃないがトンボが姿を見せてくれる環境ではない。
それでも近くの浅い水たまりで発見。



ホソミオツネントンボ。
まだ少し色が薄いようだ。
あと一週間もするともっと水色になってたくさん姿を見せてくれそうな気配。

こっちはシオヤトンボ。

早くも占有していたオスと



未熟なメス。



トンボの季節の到来を実感。
素直に、うれしい。

ツマキチョウ

この週末の一つの目標だった。
何度か飛んでいる姿は見かけたものの静止してくれたのはこの一瞬だけだった。


可憐なツマキチョウ。

ヤマトシリアゲ

飛び始めたヤマトシリアゲ。



まだ発生の初期。
この個体など羽化直後だったようで、飛ぶ気配がなかった。


普通種なのだが、つい写してしまう。
相変わらずの珍妙な姿。