ういーくえんど・なちゅらりすと

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地元のレア系

2021-04-27 09:09:38 | トンボ
週末、地元ではちょっとレア系を立て続けに当てた。
とある谷戸底。
普通に乾いた草はらで、トンボの羽化殻を見つけた。
この場合、二つの可能性がある。
一つは近くの湿地から、ひたすら歩いてきた根性持ち。
もう一つは、一見乾燥していそうな、ここにいたトンボ。
こいつはおそらく、後者だろう。



サラサヤンマの羽化殻だった。
地下水位の高い湿った場所に生息するトンボ。
この冬、ヤゴを探してみたいが・・・こんなところ、どうやって探せばいいんだろう・・・
それくらい乾いていた。

とある水たまり。
そろそろアジアが羽化しているはず。
そんな気持ちでのぞきにいったら、なにやらがっちりした茶色いトンボが飛んでいる。
シオカラ・・・じゃない。デブだな。ん?




よく見ればヨツボシトンボだった。
正直、北方系トンボに私は疎い。
なにせ湘南では見ることもないし、北にいくより南にいった方がたのしいからだ。
だから一目で気がつかなかったのは仕方がないと自分に言い聞かせた。
そして改めて視線をあげると、けっこうな数が飛んでいる。
三浦半島でヨツボシトンボの発生記録はおそらくないはず。
これは、標本を普段捕らない私であっても、確保して博物館に上納せねば。
近いうちに捕虫網持参でやってくることが決定。
ただここ、けっこう歩くんだよな・・・

紅色

2021-04-27 09:07:12 | 植物
自宅近く。
鮮やかな紅色の花が目に入った。
ショカッサイ?いやちょっと色が違うか・・・
花はアブラナ科。
実は・・・なんだこりゃあ?



あまりに特徴的だから検索したら簡単にわかった。
オオバンソウというらしい。
園芸種だったか・・・

とある岩場に出来た草はら。
この時期、期待通りの花。



シラン。
まだ枯れ草の目立つ草はらに、ひときわ鮮やかな花。
この場所に植栽の名残があるとも思えないから、おそらく自生だと思うのだが、まあどっちでもいいか。
きれいな花だ。

春爛漫

2021-04-14 13:04:40 | 昆虫全般
この日のミッションは二つ。
春の虫を写す。それはいつものこと。
もう一つは、導入した中古のフラッシュの状況をチェックすること。

先週、ちょっとドジった。
気を抜いていたわけではないのだが、斜面を歩いているときに足を滑らせ、転倒。
打撲すらない程度のいい倒れ方だったのだが、一つだけ、デジカメが下敷きに。
結果、フラッシュが根元の部分からポッキリと折れてしまった。
私が使っていたのは、SB-800という、もう何世代か前の機種。
そして新たに手に入れたのは、中古のSB-800・・・
フラッシュは本来発光部が消耗品で、過度に使用されたものは危険なのだが、逆に買ってはみたもののほとんど使わなかった、なんてのも中古には流れてる。
通販の中古はいろいろと困難なのだが、見た目がきれいで付属品が全部あるってのは使われていないに違いない!
・・・前置きが長くなってしまった。

春らしい昆虫といえばまずシオヤトンボ。


といってもトンボ好きにしかわからないだろうが、春らしいトンボなのだ。
もっとも見た目できれいなのはツマキチョウか。


珍しく「ツマキ」のよくわかる写真が撮れた。
ジャコウアゲハは夏にも出るが、圧倒的に春に集中する。


きれいなベージュ色のメス。

ゴミ?
いえいえこれは、ムシクソハムシ。


とんでもないネーミングだが、確かにそう見える。
春らしい昆虫には毛深いのも多い。

もうシーズン終わりのビロードツリアブに


こっちはケブカナハバチかな。


そうそう、フラッシュの調子は悪くないようだ。

小さなハムシでこれくらい写せるなら。

春のトンボ

2021-04-05 11:35:26 | トンボ
いよいよ飛びはじめた。
春のトンボ。

ここ三浦半島では成虫越冬をのぞくと一番早いのがアサヒナカワトンボ。
31日の撮影時にはすでにそこそこしっかりとした個体もいたから、この場所での羽化しはじめは3月25日頃だったのか?






橙色型はもう少し成熟してくれないと色がいまいちだが、まあ今は見られただけで気分があがる。

シオヤトンボも出始めた。


あと2週間もすれば成熟した個体も見られるだろう。
もっとも・・・来週からはしばらく仕事が忙しい。
週末にのんびりトンボを眺めるエネルギーが残っていればいいが・・・やれやれ。