アヤメ

園芸種である。
いつも野菜を買いにいく農家の庭先。
冷たい雨にも負けず鮮やかに咲いていた。
もうそんな季節なんだな。
そういえば山ではフジが咲き始めた。
そろそろ晩春から初夏へ。

アシブトチズモンアオシャク

若葉寒。
間違いなくこの言葉が当てはまった週末は、土曜勤務とも重なり、全く出歩かない日々だった。

その数日前に自宅の玄関によってきた鮮やかなガ。
図鑑としばらくにらみ合ったがアシブトチズモンアオシャクで間違いなさそうだ。


しかし、どうやったらこの絵の具で塗ったような嘘くさい緑色が出るのだろう。
鱗粉による発色というのもなかなか不思議なものだ。

ヤブキリ

これくらいの時はかわいいのだが。
ヤブキリの幼虫である。


今探すなら、林縁のタンポポを見ればいい。
かなりの確率で乗っている。
これくらいのサイズの時には花粉などを食べているのだ。

初夏。
成長したヤブキリは肉食性。
おまけに脚も棘だらけで、しかも大柄だから力強い。
したがって捕まえると噛むは蹴るは・・・まぁ痛いのだ。
ほんとうに小さい時はかわいくていい。

ヤマトカギバ

妙なスタイルの翅のガだ。
だが、そのおかげで同定はしやすくていい。
ヤマトカギバという。


その点、これだけ模様があったのによくわからないガもいる。


わかる方がいらっしゃったら、是非教えてほしい。

コナラ

毎年たくさん実るドングリ。
そのいくつかは春になると小さな芽を伸ばす。


いかにも春本番の日差しの中で小さな葉が揺れていた。