もう跳ねた！

先週末は東北出張。
隙間時間で花でも、と思っていたら、隙間のあった土曜日はなんと雪。
ツバキが白く染まるさまを眺めながら、革靴での探索は諦めたのだった。

帰ってきて祝日。
天気はあまり良くなかったが、気温は高い。
水辺にホソミオツネンが戻っていないかと眺めにいったが、やはりまだ。
ただ、足元で小さなバッタが跳ねた。


ヒメギスの幼虫(と思う)。
自信はないが、水辺だし。
もう孵化していたんだなぁ。
ヤブキリの幼虫がタンポポに並ぶのももうすぐだ。

そしてやたらに多く感じたのがこいつ。


どこで越冬していたんだ？というくらいに飛んでいたツマグロオオヨコバイ。
正面顔が意外にかわいいと判明。

ウツボ・ミノウミウシ

この季節、磯も面白い。
ふらふらと潮溜まりをのぞいて歩いていると、ニョロリと現れたのは巨大なウツボ。



1m近くあっただろうか。
おもわず動物性タンパク質！と叫びたくなったが、さすがの私も素手でこいつに喧嘩を売る気にはなれず、手を出せずにいるうちに岩陰に隠れてしまった。

こんなのも。


ムカデミノウミウシだと思う。
かなりの個体数確認できたから、繁殖期かなんかだったのかな？

クロハコフグ

タイドプールを泳ぐ、顔の黒いハコフグ。



調べてみるとそのまんま、クロハコフグなのだそうな。
こんなのもいたのか・・・

オヤビッチャ

潮だまりの中、明らかに寝ぼけた魚影。
すくいあげるとオヤビッチャだった。


スズメダイの仲間でやや南方系。
リリース後もあまり動かなかったから、寒かったんかな？

ゴンズイ

週末、月が明るかったのを覚えている人もいるだろう。
月が明るい夜、満月になると大潮。

深夜、海に出た。
とにかく大きく潮が動く真冬の夜、光が苦手な生きものに出会えたりする非常に興味深い夜になる。


早速群れていたゴンズイ玉に向けて網を入れると簡単に入った。
まあゴンズイは強力な毒針があるから、撮影後はすぐにリリース。
ナマズの仲間だから大きければけっこう美味しいらしいのだが。