まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2012 どうでしたか、家康

2023-12-20 08:13:43 | 日記
よろしくお願いします。


どうでしたか?大河ドラマ『どうする家康』











自分(一人称)は良かったと思いますよ、人それぞれにいろいろな思いがあるでしょうが、マンネリになりがちな戦国ドラマにこれまでにはなかったような挑戦的な人物のキャラ付けで、大河の印象を変えてくれた作品だったと思います。タイトルからして挑戦的、そこに主演は当時嵐で大人気だった松本潤、話題は十分だったのですがこの前の日曜日が最終回、翌日のネットでは視聴率はワースト2位、失敗作だったとか厳しい意見ばかりが目につきました。松潤の所属事務所の問題も大きなマイナス材料、でもこの問題を所属タレントに責任を負わせるような風潮は嫌ですね、マスコミの手のひら返しが露骨すぎだと感じています。でもね、人にはそれぞれいろんな思いや感想はあるのです、自分(一人称)は正直言ってここ数年では一番に面白かったです、今回はそんな大河ドラマについていろいろと語らせていただこうと思います。














そうは言っても実は第1話を見た時にはこれは1年もたないでリタイアするかな、が正直なところ、昨年の大河もついで見だったので今年もそうかなと思っていました。とにかく家康の弱さがダメ、いつも泣いているし家臣には馬鹿にされるし織田信長にはいいように扱われるし・・・。このドラマが歴史の入口になる小学生だったら、これが若い頃の徳川家康だったと思われてしまう、これはあくまでもドラマでのキャラ付けだと思わなければ見られないところでした。今川から瀬名を取り返す話辺りから面白くなってきて、GWには三河、浜松方面への旅、ちょうどその時が三方ヶ原の合戦と重なったこともあって、だんだん深入りするようになりました。その後は築山殿事件、本能寺の変、伊賀越え・・・この結末がテレ東でやってる太川陽介のバス対決旅みたいなオチで笑ってしまった・・・と歴史でも知られたエピソードが続き、やがて秀吉の時代を経て「鳴くまで待とう」の時代となります。最初は弱々しかった家康も皆がよく知る狡猾な狸と言われるようになりますが、そこは松本潤の芝居のさじ加減が見事だったと思います。ただ白兎はいただけなかったなあ、岡田准一が演じる織田信長がこれまでの俳優さんが演じてきた信長をなぞっていただけと言った感じ、まあ織田信長は誰がやってもああにしかならないか。























秀吉は思いっきりクズキャラに描かれていました、もしかしたら実際もあんな人だったのかも、大阪では「太閤さん」と呼ばれて親しまれていますが自分(一人称)はあまり好きではないんですよね~、成り上がりぶりが何かね~。茶々=淀殿は自分(一人称)のイメージでは愚かな女性、選択を誤らなければ生き延びることもできたと思うのですが、まあ戦国時代を生きていたらああ言う結果になったのは仕方ないことです。今回の大河では家康に敵対するきっかけが賤ヶ岳から、これも完全な逆恨みみたいですね、やっぱり愚かな人・・・、と思ったけど大坂の陣で千姫を救ったところでは一縷の優しさも見せていました。北川景子がお市の方から続けて茶々を続けて二役で演じていたのですが、母の思いが茶々にも伝わったちょっと胸が熱くなるシーンでした。ちなみにこれ余談ですが、千姫を演じてた子は民放のドラマにも出てましたが、どちらとも最後のシーンが泣き叫んでの終わりでした、ちょっとかわいそう・・・。今回のドラマで一番印象に残ったのが石田三成、これまでの大河では完全な敵対役で自分的には嫌いな人物だったのですが、今回は初めて石田三成に感情移入できました。最初は家康と友好的な関係、政にも協力的な態勢だったのにどこかでボタンを掛け違えたかのように敵対するようになって関が原・・・。初めて気の毒やったなあ~、と思わせてくれた石田三成についてはこの前滋賀に行って来たこともあるので別の機会にまた取り上げようと思っています。そんなわけでもっともっと語りたい大河ドラマ『どうする家康』、誰が何と言おうと自分(一人称)は面白かったと言っておきましょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち


No.2011 滋賀は翔んでも滋賀のままでそれでいい

2023-12-19 01:57:17 | 旅行記
よろしくお願いします。











映画『翔んで埼玉』はヒットしているようですがだからと言って滋賀県が変わることはありません、上映後のこないだも行って来たのですが至っていつもの滋賀県でした。今回お送りするのはまだ映画が始まる前の11月初めの休日、相棒君を置いて電車で大津市を巡った時の記録、京阪電車のフリーパスを利用した記録については前回お伝えしました。山科駅でフリーパスを購入して大津市入り、びわこ浜大津駅からは北行きの電車に乗車して終点の坂本比叡山口駅で下車しました。坂本はつい2週間前に来たばかり、その時は駅の横の道へと入って行ったので今回は駅前の坂道を上って行くことに。坂道は並木道となっていてやっとこさ紅葉が色づき始めた感じ、ただ写真を見ても分かるように人の姿はまばらで寂しい雰囲気、ここが賑わうのはもう少し後のことになりそうか。少し期待外れな感じで駅へと戻り再び京阪石山坂本線に乗車、今度は浜大津も通り過ぎて一気に終点石山寺駅へとたどり着きました。
























石山寺は駅から離れているのでここからは折り返して唐橋方面へ歩くことに、前に自転車で走ったこともある瀬田川に沿う遊歩道を歩いて行く。新幹線の高架下を過ぎるとどこかの大学のカヌーのチームが練習しているのが見え・・・てない、乗っている人はとても大学生には見えない、年齢が高そうな人ばかりだが意気バッチリでカヌーを漕いでいた。いつもは自転車で駆け足で渡る瀬田の唐橋を今回は初めて徒歩で渡る、新しい発見があるかも、と思ったら早速、ビワイチのゴール地点の碑が立っていた。その横には日本の道100選の碑、でもビワイチのゴールと言うことはスタートもここ・・・って思ったらすぐの所にスタートの碑があった。全長193キロがほんの数歩でつながってしまった、でもこの日を見たらまた琵琶湖岸を走りたくなってきたなあ~、やっぱり滋賀は相棒君と来る所だな・・・。














唐橋前駅からは石山坂本線を細かく刻んで行くことに、まずは中ノ庄駅で下車して近くのコンビニでちょっと遅めの朝食休憩、その後はいつもは自転車でサッと通り過ぎる旧東海道をスローな時間の流れで徒歩で進んで行く。続いて石場駅から電車に乗車して近江神宮へ、住宅街を抜けて神宮の参道へ、薄暗い森の中の砂利道を進んで行くと神社へと至る長い上りの石段が待ち構えている。でもこんなのへっちゃらさ~、さらに石段を上って本殿へと至る、ここの来るのは5年ぶり、前に来たのは令和になって2日の頃だった。天智天皇が関わる神社と言うことで境内には日時計や漏刻、時計の博物館など時に関する施設があり、映画『ちはやふる』でもお馴染み、カルタの聖地と言うことでたくさんの絵札も掲げられている。そう言えば来年の大河ドラマは紫式部が主役でしたか、また大津がクローズアップされることになりそうですが、どんな物語になるのか全く見当がつかないですね、知らないだけに楽しみです。あ、その前に一昨日(17日)最終回だった『どうする家康』の話もしておきたいところ、次回にお送りしようと思っています。相棒君なしの大津市の旅はびわこ浜大津駅から京阪京津線乗車で終わり、この後は京都を歩き旅と行くこととしましょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2010 過去旅より・・・2018年岐阜の旅、後編

2023-12-17 19:39:03 | 旅行記
よろしくお願いします。













今回は過去旅シリーズ、2018年の岐阜の旅の後編をお送りしていきます、まあ過去旅なので1回で済ませられる案件なのですが、この岐阜の旅はなかなか濃い内容だったので前後編としました。前編では岐阜駅前から出発して旧中山道を進んで鵜沼宿、その後は犬山城近くの古い町並を巡って再び岐阜県の可児市へと入りました。旅の目的のひとつでもあった五平餅は手が届くすんでの所にあったにも関わらず、たくさんの人に阻まれてしまいまたも巡り会うことはできませんでした。ここから先は朝ドラの舞台になった場所に近づく、何とか巡り会っていつぞやの木曽路での屈辱を取り返したいところですが、さて、どうなることやら・・・

















可児市から国道21号線へと出て先を進んで行くと御嵩町の表示、この国道の一部が旧中山道と重なっていてやがて伏見宿へと差し掛かる。国道と言ってもこちらは支線、幹線は南の方を通っているのでこちらは車はあまり走ってなく、旧街道の雰囲気が漂う町並がなんとも趣深い。岐阜でなぜ伏見なのかは分からないが、伏見と言う地名の由来が「伏水」から来ていることから、近くを流れている木曽川が関係しているのだろうか。旧中山道はその後も国道と横に逸れた細い道との繰り返しで続き、やがて次の宿場町である御嶽宿へとたどり着く、名鉄の終点があるからこの町の中心地と感じるが町の雰囲気を見る限りではそんな感じではない。


















行ける所まで行こうと決めていた旅だったが時間的にはここが最終目的地となりそう、と言うことで御嵩の町を時間が許すまで走ることに。名鉄御嵩駅前から町中を貫いている旧中山道、旧街道の雰囲気が漂う町並と言うよりは小さな町の商店街と言った感じ、この道を先の方まで行くと国道へと通じているが旅はここまで、帰りの電車の時間もあるので折り返して駅へと向かう。名鉄御嵩駅から名鉄名古屋駅までは結構距離が長い、で名古屋から奈良まで、もちろんJR関西本線で帰るので単純に考えても4時間はかかる、まあ遠くまで来てしまったからな~、それは覚悟済みだ。朝ドラの舞台となっているのはここからまだまだ先の所、聖地巡礼も日帰りではとても無理・・・ってここまででも日帰りで来る方がおかしいくらい。そんなわけでいろいろな内容を詰め込んだ日帰り岐阜の旅、もう5年前の旅なのだけど写真を見ていたらまた行きたくなってきた、来年あたりの宿題リストに入れてみっか・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2009 チョイ奈良、11月編

2023-12-14 09:55:15 | チョイ走
よろしくお願いします。


















今回は奈良県内をチョイ走りした記録を2件お送りしていこうと思います。県内のチョイ走りと言えば前の週、もしくは前日に遠出した時、天気が悪い日、疲れてて朝遅く起きた時、あとは二上山や明日香村など定期的に走りに行く・・・たまには県を出て京田辺まで・・・時など、まあだいたいはノープランで気ままな走りです。そんなわけで今回も気分の向くままのチョイ走り、この日の空はグレーの雲で覆われていて今にも雨が降ってきそう、これは遠くに行くことはできなさそうなので自宅から約15分ほど、平城宮跡へとやって来ました。まずはガラにもなく美術館巡り、まあお金は取られないので行ってみることとしましょう・・・と言うことで上にある写真がその美術館なわけですがそこはススキの中に迷路のような道があるだけ、美術館と言うにはあまりにもおこがましい。道は数十メートルでサクッと終ってしまう、しかも本館と別館もあってこの風景を生かしているのだろうけど、もちろんこの美術館が開催されるのはススキが咲いている間だけです。








【1】

【2】

【3】

【4】

【5】

【6】




[この花何て名前、のコーナー]
【1】トベラ 【2】ピラカンサス 【3】ジンジャー 【4】フウセンカズラ 
【5】ノウゼンカズラ 【6】ヒメツルソバ 

平城宮跡からは京奈和自転車道を北へと進んで古墳の中の道を抜けてJR平城山駅の近くへ、国道24号線の下を抜けた所で分岐する奈良法隆寺自転車道へと入る。この道ももう毎度毎度な感じ、ならやま大通りがすぐ横を通っているがチョイとトレーニングで走るにはちょうどいい所です。JR線の下をくぐり抜けるといろいろな花が咲いている所があって、ここでもよくネタに取り上げさせてもらったことがありましたが、今回も無論です、上に挙げた花は全部ここで見かけたものです。斜面にセイタカアワダチソウが咲く所を通り過ぎると、道はやがて薄暗い森の中に入って行ってアップダウンの繰り返し、最後は上りで県道へと合流する。その道の横には広い空き地があるがそこは元ドリームランドがあった所、自分(一人称)は記憶がないが子供の頃に行ったことがあるらしい、今は閉演して久しいがいまだにドリームランドの名前を掲げた看板もあってずっと荒れ地のままとなっている。この後は奈良阪町からきたまち・・・近鉄奈良駅の北側のエリア、奈良女子大がある辺り、これ余談ですがこの間ならマラソンが開催された時は周辺の道路が閉鎖されてしまったために、このエリアが陸の孤島となってしまいました。・・・を通って奈良の中心部へ、天気が心配だったのであまり深追いはしないで帰ることにしました。














その翌日もチョイ走り、奈良法隆寺自転車道をたどって斑鳩町へと至りました、まあネタに困ったら斑鳩ですからね。先月来た時はコスモスが満開だった法起寺周辺も、11月中旬になると見頃も終わって畑も色のない風景と変わっていました。法隆寺は言わずも知れた世界遺産、この前は否定的なことを書いたのですが日本で一番最初に世界遺産に登録された法隆寺は奈良県民の誇りです。今回のチョイ走りはちょっとした目的があってのことですが、それを取り上げるのはまた別の機会、もしかしたらボツにしてしまうかも。あ、時間的にちょうど特急『まほろば』が通り過ぎる頃だ、ここは田園風景と二上山をバックに写真を撮ろう・・・と思ったがミスしてしまった。『まほろば』はシーズン期間中に1日1本だけの臨時運転、秋からは法隆寺駅にも停車するようになったのですが、やっぱり定期運転と増発してほしいところですね。おおさか東線が新大阪駅、さらにうめきた新駅の大阪駅まで延伸して重要な路線に育ったので、奈良からの列車ももっと増やして奈良の観光を活性化してほしいですね、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2008 近鉄フリーパスで日帰り旅(4)

2023-12-12 08:14:52 | 旅行記
よろしくお願いします。

















近鉄フリーパスで名古屋、伊勢方面へと行って来た記録をお送りしていますが今回はその4回目、最終回でございます、前回は近鉄名古屋線を降車乗車を刻みながら津駅へ、そこから松阪へと向かって電車を乗り継ぎました。松阪駅は近鉄とJRのホームが自由に行き来できるようになっているが、そうなると不正乗車する人がいるんではないか・・・と検索してみると結構あったんですね、裁判沙汰になるような事例が。松阪駅から宇治山田駅までは普通に乗車、途中の駅で自転車を持ち込んで乗って来た人がいた、松阪~賢島まではサイクルトレインが実施されているとか、これはいつか利用してみたいですねえ~。宇治山田駅で下車した後は徒歩で一駅、伊勢市駅まで戻るが朝からずっとこの暑さだ、9月も中旬と言うのにまさに異常としか言えないくらいだ。伊勢市駅からはJR参宮線の快速『みえ』に乗車、特急並みの快適な座席で約15分ほどの旅で鳥羽へと到着する、車内は涼しかったがホームに下りると一気に暑さが襲ってくる、ここは少し気分を換えに行くとしよう。


















駅から少し歩くと海が見えてくる、空の青さを跳ね返したかのような海の色、ユラユラと押し寄せてくる波を見ているとひと時暑さも忘れさせてくれる。今日の旅で海が見られるのはここだけ、フリーパスは2日間使えるので明日は相棒君でやって来てこの海を見ることとしよう・・・、とこの時は思っていた、この計画はこの後の出来事で断念となってしまいます、さて、何があったのかはもう少しだけ先の話。鳥羽駅に戻り今度は近鉄に乗車する、駅はJRと同居しているが賑わい具合は近鉄とJRでは天と地の差、もちろん賑わっているのは近鉄の方、列車の本数では圧倒しているが地獄の値上げがあったばかり、そろそろJRも逆転の一手を放ちたいところですが、さて、どうなることか、もしくは何も変わらないか・・・。














鳥羽駅では『しまかぜ』と遭遇、名古屋、伊勢はやはり近鉄特急天国ですね~、ただその分普通や急行が勢いを失ってしまって安く行きたいものとしては苦しい限りです。そんな自分(一人称)のためにあるのが2日間乗車可能のフリーパス、明日は鳥羽から賢島を自転車で走ることにしよう。帰りは五十鈴川駅から急行に乗車で一気に桜井駅まで、今日のフリーパス利用はこれにて終了、ここからはJRに乗り換えるために改札を出ようとすると「ピコ~ン♪」となって止められてしまった。このままでは出られないのでボタンを押してインターホンで係員と通話、事情を説明して出してもらったがもう一度試しに改札を通すとやはり「ピコ~ン♪」・・・。係員さんに説明すると多分磁気が飛んでしまったのだろうとのこと、明日も利用したいと話すと改札でインターホンで説明してくださいと言われた。利用するのにいちいち係員を呼び出すのは面倒なこと、確かに今日一日出入りを繰り返していたので酷使してしまったかも知れないが、これではフリーパスの意味がない、と言うことで明日の旅は断念することに決めた。1日しか使えなかったのはもったいない気もしたが、今日だけで十分元は取れた、と自分に言い聞かせて今回の旅は終わりました、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち