まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1906 菜の花、2023年春

2023-04-17 05:58:51 | 
よろしくお願いします。












春の訪れが待ち遠しい感じだった頃に琵琶湖畔へと見に行った早咲きの菜の花、雪が降った後だったせいか少し首がくたびれた感じだったのですが、昨年は出遅れて見ることができなかった風景を今年は見ることができました。桜が散ってお付き合いのように見頃が過ぎてしまったかのような菜の花、自分(一人称)の中では春の花はこちらが主役ととらえてお送りしてきました。今回はそのまとめという感じで、菜の花の咲いている風景をズラリと並べました、季節を感じさせてくれた役割は今回を以ておしまいです。























寒い日が続いた1月でしたが、今年一番最初に菜の花を見かけたのは正月の3日に滋賀を走った時でした、それこそ早咲きという感じでしたが、その後も寒風の中、畑の一角でチラホラと黄色の花を見かけて、春の訪れを今か今かと待つかのようでした。2月に暖かい日が続いて気が急いたこともあったのでしょうか、琵琶湖畔で早咲きの菜の花を見たと言っても地元奈良では見ることはできませんでした。月が変わって3月、中旬頃に天理市内をチョイ走りして山の辺の道で一面に咲く菜の花を見てからは、気候も良くなって毎週どこかに花を見に行ってました。毎年恒例、藤原宮跡では今回も桜と菜の花のコラボレーション、毎度のことながらたくさんの人が見物に訪れていました、自分(一人称)は今回もセンバツを耳に付き合わせての菜の花鑑賞でした。

















今シーズン最後の菜の花は近場の佐保川沿いの道、八条町のJR大和路線に新しい駅ができる場所・・・ここにリニア新幹線の駅ができるかも、という話があったが、多分今回の新知事誕生でこの話はなくなるでしょう・・・から国道24号線の高架の下をくぐると桜並木が続き、毎年たくさんの人が観光地でもないただの道にやって来ます。自分(一人称)はあくまでも桜は脇役、メインは菜の花、川の斜面に咲く黄色の花を撮っていくのですが、散った桜の花びらが川の水に流れて行く光景はなかなかな風情でした。季節の訪れの楽しみを感じさせてくれる菜の花もシーズンが終わってしまいます、まだまだ見られる所はあると言っても、もうチラホラと言うくらいでしょう、黄色の絨毯が敷き詰められた風景はまた来年です、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1905 チョイTri(p) To 大阪・・・操車場があった場所

2023-04-14 10:26:16 | 鉄道
よろしくお願いします。






















この前『なるみ岡村の過ぎるTV』の八尾の特集のコーナーに天童よしみがゲストに出ていて竜華操車場の話をしていました。自分(一人称)も当時国鉄の大阪行きの快速に乗って進行方向左側の座席から車窓を見ていると、八尾駅を過ぎると線路が広がって貨物列車が停まっていた風景をよく覚えています。八尾駅を通過すると次は久宝寺駅・・・のはずが操車場を見ているといつの間にか加美駅を通過、当時久宝寺駅は上下線のホームが操車場を挟んで離れていたために、操車場を見ていると反対側にあるホームを見過ごしてしまうことに。そんな存在感の薄い久宝寺駅だったが、操車場が廃止されて南側のホームがひとつの場所に統一されて2面4線の駅となり、いつの間にか快速停車駅となり、操車場だった場所は開発されて町ができて、おおさか東線の始発駅となり今や八尾市の中心駅へと変貌を遂げた。今回の走りではJR八尾駅から線路に沿って進んで操車場だった場所・・・今はマンションや公園など市民の憩いとなっている場所を過ぎてJR久宝寺駅へとたどり着く。



















これまでは輪行で相棒君を立ち上げたりたたんだりしたことはあっても、目的地として来たことがなかった駅、さっき通ってきた八尾駅と比べると、どちらが市の代表駅なんや?と言いたくなるくらいにこちらは栄えている。駅前にはここが元操車場だったことを示す車輪のモニュメント、『過ぎる』では線路の跡も見つけていたが、それを探し当てることはできなかった。電車を乗っているとよく車窓から見かけるのが竜華水みらいセンター、その脇にある遊歩道は整備された都市の中での一服の清涼剤と言った感じの場所、竜華操車場があった場所がどうなっているのか、その目的はまず終了、さて、この後は久宝寺駅から分岐しているJRおおさか東線を各駅巡りして行くことにします。

まずは新加美駅、大和路線の加美駅とは目と鼻の先にある、同じ駅名にしないのはいいけど、「新」をつけるのはあまりにも安直な感じ。この先で百済駅からの貨物線が合流してくる、おおさか東線は元は城東貨物線と名乗っていて、旅客線となった今でも貨物列車が多く走っている。次の衣摺加美北駅、JR長瀬駅辺りは朝ドラ『舞いあがれ』の舞台となった感じの小さな町工場が並び建つ所、舞ちゃんの工場もこの辺りにあったのだろうか。更に近鉄との乗り換え駅となるJR俊徳道駅、JR河内永和駅と続くが、昔は大の国鉄が今となっては駅名にJRをつけなければならないのは、何とも近鉄や他の私鉄に屈した感じが否めない。











JRおおさか東線はその先、地下鉄との連絡駅である高井田中央駅を経てJR学研都市線との乗り換え駅となる放出駅へとたどり着く、路線はこの先新大阪まで通じているがその巡りについてはまた次回でのお伝えと言うことにしておきます。ほぼ全線が高架で奈良からの直通快速は1日に4本のみ、貨物列車は通るものの普通列車が等間隔の時間に往復するだけで特に面白みがある路線でもない。でもこの路線がこれまで行くのに苦労した新大阪駅を近い存在にしてくれた、朝早い時間の新幹線の乗り換えも楽になった。昨年、旅の帰りに新大阪から乗った時は車内は満員で、この路線は確実に育ったきているんだなあ~、と実感しました。3月のダイヤ改正ではうめきたエリアの大阪まで延伸運転・・・まあこれは新大阪からの乗り換えで座れなくなることになりそうで、あまり嬉しいことではないわけですが・・・でますます重要度が増してきたおおさか東線、巡りはあともう少しだけ続きます、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1904 近鉄大和西大寺駅(後編)

2023-04-12 10:01:09 | 鉄道
よろしくお願いします。










もうニュースでも話題になっていますが、これまで保守王国だった奈良県に維新公認の知事が誕生しました。山下さんは前生駒市長で・・・市長になった時は全国で最年少での着任で話題になりました・・・実績もあったのでまあ勝つやろな~、と思ったが開票と同時に当選確実が出るほどの圧勝でした。これもニュースで散々言われていましたが、今回は自民が分裂、高市さんが秘書を担ぎ出したことで荒井さんと対決することに、結果的には自民2候補の合計票数が維新を上回ることになったのがまあ保守王国らしいところなのですが、それだけに高市さん今回はマズったと言ったところでした。荒井さんは4期16年、関西広域連合に属さない、コロナ対策には暢気に構えて奈良の観光を振興されるなど、アグレッシブな一面も見せてくれていたのですが、今回は維新に屈することに。晩年はリニア新幹線奈良駅を奈良市内・・・これうちからほんの1キロくらいの場所・・・に誘致に一生懸命だったのですが、夢半ばでの退任となりました。山下さんは荒井さんの政策に批判的な所もあるようなので、このあたりは今後どうなるのか、気になるところです。























ちなみに自分(一人称)は奈良を維新に取られてしまうのが嫌なので、今回は迷いに迷って高市の秘書に入れました。ただまあ負けるやろな~、とは思っていましたけどね、仲間割れを起こしてしまった政党に勝ち目なんて元からないし、維新の勢いも凄かったですからねえ。ただこんな状態になってしまったこと、1番目のゾーンにある写真の場所で無念の最期を遂げてしまった安部さんは嘆いていると思うよ、最近ゴタゴタ続きの高市さん、ちょっと逆風が過ぎるけど自業自得な部分もあるのではないでしょうかねえ。


さて、話とは関係なしに写真では今回は近鉄大和西大寺駅の後編をお送りしています、関係ないこともないんだけどねえ、こちらは荒井さんがぶちまけた2060年問題が関わっているわけだから。ただ自分(一人称)も多分見ることはできないだろうな~、と思っている計画なので別にどちらでもいいです、リニア新幹線も生きてるうちに奈良に来るかどうかも分からないしね。山下さんなら鶴の一声で中止してしまうかも、と言うか興味なさそう、ただ裏で維新に動かされての政策だけはご遠慮願いたい、奈良県民は今後の奈良県に期待して、若い山下さんに票を入れたわけですからね、自分(一人称)も人生の晩年にどのような奈良県にしてくれるか、楽しみにしています。



















そんなわけでほとんど写真に関する話をしないままに3番目のゾーンに入ってしまいました、このゾーンではとある雨の日に西大寺まで歩いた時の写真を貼っています、この時はこの後奈良駅まで電車に乗るために久しぶりに駅に入って構内をゆっくりと巡りました。ホームでは運よく団体専用列車や京都地下鉄の車両が見れました、それにしても変わったのが2回改札内部分、もう電車乗る乗らないに関係なくエキナカがひとつの町みたいになっていました、昔はただ乗り換えるだけに歩いていた所だったんですけどねえ~。今回もご覧いただきましてありがとうございました・・・まちみち



No.1903 広島の旅(6)・・・JR呉線各駅巡り、ソノイ

2023-04-10 08:16:33 | 旅行記
よろしくお願いします。



















明けて12月31日、2022年の大晦日、広島の旅2日目の始まりです。宿泊先のホテルを出たのは6時過ぎ、昨夜はスマホのネットで調べ物ができなかったので、少し早めに出て広島駅のホームでページを開く。2日目は呉線を各駅巡りする予定だが、さすがに全区間となると距離が長いので広駅まで輪行することに、そこまで眠って行きたかったがこの年最後の更新を終わらせておきたかったので車内で本文を作成することに、ああ~、wifi接続のない部屋をとってしまったのが悔やまれる・・・。
広駅前で相棒君を立ち上げていざ、スタート!と思ったが、その前にちょっと早いがすぐ目の前にコンビニがあったので朝食。まずは国道185号線を東へ進んで早速の山越え、トンネルは旧道の方をくぐり抜けて山を下ってまず最初の駅となる仁方駅へとたどり着く。今は寂れたローカル線の無人駅だが国鉄時代はこの駅が愛媛に渡るフェリーの連絡駅だった、昔の時刻表を見ると松山市の堀江港まで国鉄のフェリーが1日に3便運航されていた。2000年代にはこの港と芸予の諸島、さらに今治まで結ぶ航路があった、今でも残ってくれていたらもっとしまなみの旅にもバリエーションが増えていたかも・・・と思うのはやっぱり旅人のエゴになってしまいますか。













鉄路を眼下に見て次の峠越え、山を下ると安芸灘大橋が見えてくる、この橋は2度渡ったことがあるが初めて渡ったのがこちらから島の方へ、その時は三原駅から輪行したが下車した駅が次の目的地安芸川尻駅。安芸灘とびしま海道が開通してすぐの頃、少し遠回りになるが大崎下島が橋で本州とひとつながりになったのは魅力的だった。ただそうやって芸予の島が一続きになる中で、自分(一人称)が好きな大崎上島だけが離れ孤島になってしまうのが切ない・・・、とその状況は大崎下島~大崎上島間フェリーの廃止で更に進みそうな気も→この件に関しては廃止撤回の話もあるようで、そうなってくれると嬉しいのですが・・・。




















安芸川尻駅は海のそば、緩く朝日が差し込む静かな波を見ながらこの先を進んで行くのだろうと思ったらまたまた山越えの上り坂へと差し掛かる。海沿いを進んでいる路線やのに山ばかりと言うのもこれ如何に、まあそれは予習済みなのでなんてことはない。この区間の山を越えて次の駅は安登駅、四角いカプセルに大きな屋根が乗っかった駅舎、ホームは素朴な2面2線でローカル情緒たっぷりな駅。駅前には写真にあるように横断歩道のラインがかかっているが、これが広島県内で一番短い県道との表示が掲げられている、「ジャジャジャジャジャジャジャ~ン♪」と日曜の夜によく聞く音楽が聞こえてきそう。次の山越えを終えてたどり着いたのは安浦駅、これまでに走ってきた中では一番開けた感じの町にある駅はなかなか立派な構えの駅舎です。山越えの連続で足に疲れがきているがここからはしばらく海を見ながら進んで行けそう、長い路線の中で今回巡ったのは4駅だけ、果たしてこのペースで三原まで行けるのか、巡りは次回へと続きます、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1902 チョイ走り To 奈良・2月、3月編

2023-04-08 07:04:37 | チョイ走
よろしくお願いします。


 















【三条通】
今回はタイトルにあるように奈良県内をチョイ走りした記録を3題お送りするのですが、まず最初のゾーンでは三条通、ただしこの時は相棒君との走りではなく雨の中で歩いた記録です。JR奈良駅前の横断歩道を渡って始まる奈良市で一番の賑わいのある商店街は、東へと進んで興福寺の手前まで続いています。写真2枚目、昔はこの場所にダイエーがあって奈良での買い物は絶対ここ!という感じだったが、今はそれもなくなってしまって風景もガラリと変わってしまっている。自分(一人称)が慣れ親しんだ商店街はガラリと雰囲気が変わってしまったが、買い物客に観光客、人の賑わいは昔から変わっていない。写真3枚目、4枚目にあるのは浄教寺、いつもありがたいお言葉が書かれているこの掲示板が、ピンポイントで登録有形文化財となっています。信号を渡ると小西通り、東向き通り、餅飯殿商店街とこちらも観光客でにぎわう商店街が交差してくる。ビブレ・・・と言うよりはニチイ、友楽シネマ、東映映画館、地下劇場、みんななくなってしまった、もう自分(一人称)は昔を懐かしむことしかできない場所となってしまいました。高速餅つきの店を過ぎると緩やかな上りとなって猿沢池へ、雨の中をああ~、ここはこの場所だったなあ、と思い返しながら巡ったのですが、昔を懐かしんでばかりで自分(一人称)も歳をとってしまったんでしょうねえ・・・。
















【今井町】
定期的に行ってしまう古い町並、ここでも何度も取り上げたことがありました。よくドラマや映画のロケ地にもなる所で、最近では今公開中の映画『わたしの幸せな結婚』でもロケが行われたとのこと、また出たよ、目黒蓮、柏木学生ですよ、ホンマ最近よく出てますなあ。朝ドラでは舞ちゃんといい感じ・・・ノートを忘れてテーブルの下で鉢合わせのシーンでは舞ちゃん、そんなキャラやなかったやん、と思ったけどね・・・だったのにいつの間にかお別れとなってしまった。その別れの場所となった公園が、ネットでは「柏木公園」と名付けられたのには笑ってしまいました、その柏木公園、短歌教室が行われたりお兄ちゃんが雨の中で倒れたりとか、ドラマの中ではいろいろなイベントがあった場所となりました・・・って何の話をしてるんや、今井町と全然関係ないやん!

















【山の辺の道】
天理市内をチョイ走り、春の風景と言うとやはりこれだろう、と言うことで菜の花を見に山の辺の道へとやって来ました、ここももう定期的に来ている所です。1月から2月にかけてとんでもない寒波がやって来たこともありましたが、全体的には暖かい日が多かったと言うのが今年の冬の印象、3月の前半となると菜の花もまだそんなに咲いてないはずだが、季節外れの暖かさのせいでなかなかな見頃となっていました。山の辺の道と言うから小高い所にあって奈良盆地が広く見渡せる、ここにこの季節に来たら毎回やってると思うのですが、今回も二上山、大和三山をバックにして菜の花を撮りました。春と言うとやっぱりみんな桜に心奪われるのですが、自分(一人称)は菜の花派ですね、色のない風景の中で映える黄色の絨毯を見ると春の訪れを感じます。センバツも近いぞ~、でセンバツが始まると藤原宮跡の菜の花、もちろん今年も行ってきました、その模様についてはまた近々のお伝えとしておきましょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました・・・まちみち