まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.802 夏は終わりを迎えて・・・

2017-08-25 02:05:14 | 日記
おはようございます。


前回に引き続き今回も高校野球の話、もうしばらくお付き合い願います。
昨日(23日)の決勝戦は広陵vs花咲徳栄、結果はもう御存知の通り14-4で花咲徳栄が勝利、意外な大差がついてしまいましたが埼玉県勢が夏の甲子園で初めての優勝となりました。



春は2回優勝していて決勝進出も今回で7回目、4年前の春優勝の浦和学院と言うお馴染みのチームもあるのですが夏の優勝が初めてと言うのは意外でした。でもこのことは『アメトーーク』でも取り上げられていて山崎が「それ言うのやめてよ~」と言ってました、今回は大層喜んでいらっしゃることでしょう。一方の広陵はもう名門中の名門校ですが、春は3回優勝しているのに意外なことに夏は優勝はなしで準優勝3回、10年前の佐賀北に逆転満塁本塁打で負けたのは印象に残っています。埼玉県同様夏に見放されたと言う感じのジンクスは今回も続いてしまいました。



上の写真は準決勝の試合終了の挨拶の時のものですが、この時広陵の中村選手は天理の碓井投手から「底力カード」を託されていました、『熱闘甲子園』では天理の分もやってやろうと嬉しいことを言ってくれたのですが、広陵の優勝もまたお預けとなってしまいました。そりゃあ仕方ないわな、勢いに勝る花咲徳栄に対してもうヘロヘロな感じの広陵、ここまで中京大中京、秀岳館、聖光学院、仙台育英、天理と一筋縄では行かない相手ばかりとの対戦だったから。いや、決して花咲徳栄が楽をしてきたと言うわけではないですよ、こちらの場合は初回からの先制パンチがすざましかった、日本航空石川、前橋育英は自分たちの攻撃がビハインドから始まる形になってしまったし今日の広陵も先制攻撃で出鼻を挫かれた感じ、すざましい攻撃力は打撃上位となった今大会を象徴するチームだったと思います。ちなみに1968年春に埼玉県勢で大宮工が初優勝した時の決勝の相手が広島の尾道商、広島県はまた埼玉県勢に屈してしまったわけですがこの辺りは何かの因縁と言ったところでしょうか。


そんなわけで今年も暑い夏の闘いが終わってしまいました。今回は天理がベスト4まで進出、奈良県勢はいつもは2回戦くらいで姿を消すのであとは気楽に客観的に試合を見るのですが、今回はそうは行きませんでした。いいところまで行ってくれると見ている方もこのまま頂点まで行ってくれ、と高望みしてしまうし冷静に見ることもできなくなってしまいます。準々決勝の明豊戦、初回記録を塗り替える連続本塁打が出て8回まで10点差をつける大量リード、普通ならこれで買ったと思うのにそれでも安心して見られないのが天理クオリティー、案の定6点返される不甲斐なさ、さすがにこれで次の広陵に勝つのは厳しいだろうな~と思っていたら、その準決勝打たれるわ守れないわミスはするわ淡泊にもなるわ・・・普通ならここで終わっていたのが今までの天理だったが、9回裏6点差を追っての大逆襲は球場全体が「わっしょい」の大合唱、団長の涙もありました。無死満塁のチャンスは3点で終わってしまったがこれまでに見たことのない粘りを見せてくれました。甲子園が終わった後、自分(一人称)が毎回選んでいるベストゲーム、最初はこちら↓↓↓



1点を巡る守り合い、せめぎ合いのこの試合を選ぼうと思いましたが、やっぱり天理vs広陵の試合の方をベストゲームとしておきましょう、この試合の後、ネットでは天理に対して好意的な書き込みを多く見かけました。9回裏の粘り、中村選手に対しての逃げない姿勢、伝統的な応援、涙の団長・・・これまではサクッと負けて何の話題にもならず消えていった天理ですが今回はさわやかな余韻を残してくれていった感じ、全国的にはまだまだ人気があるチームなんやなあ~と実感させてくれました。


地元の話ばかりなってしまいましたが今年も好ゲームがたくさんありました。大会4日目は名門、強豪、優勝候補が登場でどれも熱い試合となりました。第1試合の広陵vs中京大中京、もし途中で投手を変えなければこの大会自体の流れが変わっていたのかも知れないと言った感じ、秀岳館の鍛治舎監督、日本文理の大井監督は今回が最後の采配と言うことでしたが共に強豪校の前に上位進出を阻まれてしまいました。京都成章は9回2死からの同点本塁打、彦根東も後半驚異の粘りを見せてくれました、大阪桐蔭は9回2死からまさかのサヨナラ逆転負け、強いチームの選手たちも敗れて泣く姿は普通に高校生なんやな~と思いました。30年ぶりに現地で見た試合は滝川西vs仙台育英、結果は15-3で一方的な試合となりましたが滝川西にも随所にいいプレーがあり、最後まであきらめない姿は球場全体から拍手を誘っていました。
最近は校名だけではどこの学校か分からない所が多くなってきました、よく似た校名も増えたし大学系列の学校も多い、そんな中でベスト8まで残った県立の三本松、初戦の下関国際を破ると次の強打で勝ち上がって来た二松学舎も撃破、その勢いでもうひとつの東京勢もと勢い込んだのですが東海大菅生の本塁打攻勢に沈みました。地元東かがわ市からは初めての甲子園出場校と言うことで、地元の盛り上がりぶりはニュースにもなっていました、こう言った話は私立全盛となってしまった最近ではあまり聞かなくなりましたが、これも甲子園ならではの話題と言う感じでした。話は逸れますがこの間近鉄大阪線の急行に乗っていると

「次は三本松、三本松」↓↓↓



とのアナウンス、その時近くにいた女子高生が「三本松て甲子園出てるな~」と言ってました、奈良にも三本松と言う地名があるからかちょっと気になるチームでもありました。
そんなわけで甲子園も終わり、高校野球大好き素人にとっては少し寂しい時間が巡ってきましたが、球児にとってはもう次の闘いが始まっています。秋の地方大会、ここでいい成績を残して来年の春へ、また甲子園に帰ってくるチームもあれば巻き返しを狙っているチームもあります。またその流れについては注目していきたいと思うところです。ところでプロ野球はどうなってんのかな、まあ優勝は広島(C)とソフトバンク(H)で決まりかな、この間横浜DeNA(Bs)が3者連続本塁打でサヨナラ勝ちとなかなか凄いことをやってましたね。一方のメジャーでは9回まで完全試合、9回にエラーで記録は途切れてもまだ無安打、しかし見方が点を取ってくれず延長へ、10回にもマウンドに上ったら先頭打者にその日打たれた初めてのヒットがサヨナラ本塁打と、西口投手並みの気の毒な敗戦を迎えた投手もいました。やっぱり野球はおもしろいと言うこと、ただ日本のプロ野球は今年はあんまりおもしろくなさそうな・・・と言うことで次回もお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。        まちみち


No.801 団長とスラッガー

2017-08-23 10:23:22 | 日記
おはようございます。


昨日(22日)の甲子園準決勝、天理は残念ながら負けてしまいました、やあ~ここまでよくやった!・・・


ってどこがやねん!!!!
とにかく同じ選手に打たれ過ぎ、まあこれは仕方がない、守備ではアウトを焦ってエラーする、スクイズは打ち上げて失敗してしまう・・・とまあいろいろと言いたいことはあるんやけど、団長の涙見たら何も言えなくなってしまった。最後の粘りはこれまでのサクサク天理にはなかったものだし、ここはやっぱりよく頑張ったと言ってもいいところでしょう。



↑↑↑がそのスコア、今年は本当に本塁打が良く飛び出し点数が入る、まさに投手受難と言ったところの試合ばかりですが、この試合もそんな展開になってしまいました。準々決勝の明豊戦があんな感じ、次の対戦相手が広陵と言うことで正直今回はここまでだろうと思った、久しぶりの決勝進出はお預けになるだろうって。まず広陵の3番、中村選手、彼を抑えるのは至難の業だろうなと思ったが案の定、初回からその予感は当たってしまった、でもここは前にランナーを置かないで1点で抑えてほしかった。
1つ目のポイントだったのは黒丸の部分、4回裏、逆転した後、無死3塁だったのですがここはもう1点、2点はほしかった。ここは広陵の内野の守備がうまい位置取りで天理のチャンスの芽を摘んでしまったわけですが、その次の回が中村君から、もし仮に4回裏にもう何点か追加点を取っていたら本塁打を打たれてもリードした状態で試合が運べる。そう思ったんですけどねえ、案の定1点差で中村選手を迎えて同点本塁打、天理がこの試合でリードしたのはほんの数分間だけで終わってしまいました。
2つ目のポイントは青丸をつけた7回裏、その前の広陵の攻撃で中村選手に走者一掃のタイムリーを打たれて4-9と5点差、自分(一人称)はそん前に4-6と2点差ついた時点でまず負けだろうな、と思っていたからここでの5点差は万事休すと言う感じだった。グランドでプレーしている選手はさすがにそんなことは感じてないと思うが、ここで期待したいところの3番、4番が連続三振、2死となった後で2ラン本塁打で2点返したが、もし前の回の広陵の追加点で気落ちしてたんじゃないかなと言う感じの三振がなければもっと点数を詰められていたのかも知れない、ちょっともったいない攻撃でした。
9回表の追加点ももったいなかった、結果的にはその裏に3点返しているわけだからあの3点がなかったら・・・と終わったあとではなんでもたらればになってしまうんですが。広陵も最初にあった怖いイメージどころか案外ヘロヘロだったので、やっぱり勝てていたかな、と言う気持ちもありました。9回裏の天理の応援は自分(一人称)はラジオで聞いていたのですが凄かったですねえ、球場全体が「わっしょい」の大声援、ここでは何度も球場全体を巻きこむ応援には否定的なことを書きましたが、それも地元となると別です、皆が逆転を信じて応援してくれてるんやな、と思うとありがたい気持ちになりました、まあ自分(一人称)も都合のいい考えしかできない人間ですわ・・・。




でもあの中村奨成君は凄い奴だわ、ええ面構えしてる、もちろん打つ方は当たり前の話、高野連もこれまでの犯罪者が持っていた記録を塗り替えられて良かったと思っているんではないでしょうか。『熱闘甲子園』では母親に本塁打ボールをプレゼントすると言う話をしていたが、ここまで来るとご近所さんに配るかネットで売るとか・・・って何の話をしてるんや。それより凄いと思ったのは上のスコアの赤丸をつけた5回裏の天理の攻撃、無死1、3塁でスクイズ、これがフライになりボールをキャッチした中村選手が3塁に投げてダブルプレー、と言う展開になりました。3塁ランナーはすでにホームまで帰って来て戻ることはできず、1塁ランナーも飛び出していてあわやトリプルプレーかも、と言うシーン。ちなみに天理は過去にPL学園、桑田投手がいた時代にトリプルプレーをやられています、またその時の再現かと思ったが・・・。ネットではもし先に1塁に投げていたらトリプルプレーになっていたのでは、と言う書き込みがありましたが、中村選手は判断よく3塁に送球、あれもし1塁に投げていたら場合によっては天理に1点入るところでした、まあ天理の3塁ランナーがそれを知ってホームに帰ってきたのかは分からないが。『ドカベン』では有名なこのシーン↓↓↓



ボールがインプレーで生きている限りはあの場面では3塁に投げないといけない、中村選手は捕手としての基本をキッチリとこの場面で見せてくれたことになります。上の『ドカベン』のシーンとは違いますが、もし1塁に投げていたら1塁ランナーはアウト、その後は3塁はアピールプレーになるので天理に1点入っていたかも知れないと言うところも中村選手の冷静なプレーで阻まれてしまったと言うところです。


天理にとっては久しぶりのベスト4進出、ここまで来たら何とか決勝までと思ったのですが、奈良県民の夢はまた持ち越しとなってしまいました。自分(一人称)はこれまでここでは最近の智辯学園の活躍と比べて天理のことをいろいろとボロカスに言ってきましたが、今回は満足させてもらいました。いや、言いたいことはいろいろあるんやで、でもこれで↓↓↓



全部水に流す、彼も野球部の選手だったが怪我でグランドに立つことができなかったらしい、その辺りは今日(23日)の朝日新聞でも取り上げてくれている。グランドでは選手が驚異的な粘りを見せ、アルプスからはヒーローが生まれた、お馴染みの重低音響くブラスバンドと「わっしょい」は80年代の強い天理高校が甲子園に帰ってきたことを思わせてくれた、試合には負けたが何かさわやかな心地良さを甲子園に残してくれた。元近鉄バファローズ中村良二監督はこれからももっと強い天理を作ってくれると思う、奈良には智辯学園と言うこれも甲子園ではお馴染みのチームがあって、この2校がまた甲子園で名勝負を見せてくれると思う、奈良大附も頑張れ。奈良県の高校野球は決して暗黒の時代なんかではないと言うことを認識させてくれた天理高校に感謝!!と言うことで、今日は甲子園決勝戦広陵vs花咲徳栄、これも楽しみです、中村君今日も打つかな、次回も多分甲子園の話を書くと思いますが、それでもお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。        まちみち

No.800 泉南の旅(2)・・・各駅巡り・南海本線、その1

2017-08-22 09:52:35 | 南海
おはようございます。













「泉南の旅」と銘打ってお送りしている旅の話は3月に走ったものでもうじき半年が経ってしまいます、早く消化させていかなければと思いながらもなかなか進まない僕の悪い癖。ここは相棒との走り同様に自分(一人称)のペースを守って更新していきたいと思います、では早速今回分、行ってみることとしましょう。
前回の続き、淡輪駅を後にして次の箱作駅を目指しているわけですが、この区間は本線でも一番(未確認)距離が長く、車窓から見える風景もいろいろと変わっていく所。自分(一人称)は仕事で週1回、朝早い時間にみさき公園駅まで行ってましたが、この区間は好きだったなあ、今回の行程とは逆になるが箱作駅を出るとまずは駅周辺の町並の中を走り、やがて進行方向右手側に海が見えてくる、左手側は小高い場所にあるニュータウン、そこを過ぎると小高い山が迫り緑の中を進んで淡輪駅へとたどり着く。ちょうどこの時期、夏の暑い盛りには海の青さも木々の緑もくっきりと車窓に映り、朝早いラッシュに差し掛かる時間に重い荷物を抱えて座ることもできない状態だったが、車窓の向こうの風景を見ているだけで楽しかった。今はその車窓の外を走っているわけだが、季節はまだ冬でもこの日はそんな季節を忘れさせてくれるほどの青い空が広がっていて、思わず夏の暑い頃に汗を吹かせながら起伏のある道を走っているイメージがよぎってくる。やがてたどり着いた箱作駅は国道26号線に面した駅、通りの激しい国道とは対照的に駅はひっそりとしているが、周辺は民家が建ち並ぶ所、山手側にはニュータウンもあるので電車が来る時間が近づくと人も増えてくる。












箱作駅を出て国道26号線を進む、夏となると海水浴に行く車で大渋滞を起こす狭い道も、東側に国道26号線のバイパスが延伸されて何とかなっている状態だが、それでもこの区間は渋滞する。国道のすぐ横には南海線が走り、更にそのすぐ横はもう海が見えている、海水浴に急ぐ人たちにはこの海が待ちに待った景色となるのだろう、山にバイパスがあってもこちらを走りたくなるのではないか。電車に乗っていてもこの区間は海がもう間近に見えて、ここも自分(一人称)の好きだった所、晴れた日には水平線の向こうに薄っすらと明石海峡大橋と淡路島が見え、目を凝らして見ると淡路大観音の白い立ち姿も確認できる、天気が悪い日には淡路島の上空には真っ黒な雲がかかり、その雲から稲妻が走る光景も見えた。
国道から離れ踏切を渡って海の間近へと行ってみる、もちろんそこは大きな堤防があって海を見ることはできないが、その壁の切れた所の石段を上ると目の前に青い海が広がってくる。この日は波が穏やか、写真を見ても分かる通りはるか向こうには淡路島が写り、空は薄く白い雲がかかるもスッキリとした青空、3月と言うのに写真だけ見たらまるで夏の風景にも見える。いや、きっと夏となるともっとすべての色がくっきりはっきりと写ることだろう。そのまま堤防沿いを進んで行くと鳥取の漁港にたどり着く、湾は波が穏やかで停泊している漁船がタプタプと小気味よい音とギーコギーコと鉄が軋むを立てて波の上を右へ左へと揺れている、漁が休みと言うことで漁船も寝息を立てて眠っているようだ。










漁港を後にして古い町並の中を抜けて行くと紀州街道へと出る、さっき通って来た渋滞激しい国道26号線も紀州街道に当たるが、国道を脇に入った狭い道の方が旧街道と呼ぶにふさわしい。目指す次の駅鳥取ノ荘駅はそこから少し戻った所にある、駅舎は旧街道に沿うようにありホームは2面2線の特にこれと言った特徴のない駅、和歌山方へは駅のすぐ横の踏切を渡ってすぐの所で国道26号線と合流するようになっている、走りの方は駅で方向転換して次の駅へ向かうべく紀州街道を北へと進んで行く。
この辺りは狭い道だが旧街道の雰囲気が漂う町並が続いていて走っていて楽しい所、古い民家が差し迫るように密集した所だが、その向こう側はもう海であって心なしかほんのりと潮の香りも漂ってくる。しかしそんないい雰囲気で走って来た道も阪南市の中心部に差し掛かってくると様子が変わってきて車も多くなってくる、多分国道の渋滞を嫌う車がこちらの方に入ってくるのだろう。その変わり目となる尾崎交差点を右へと入ると尾崎駅、阪南市の中心となる駅である。以前は特急は通過していたが、空港線ができて運行形態が変わってしまい泉佐野以南は電車の本数が減ってしまった、その代わりにと言う感じでそれまでは急行停車駅だった尾崎駅がみさき公園駅といっしょに特急停車駅へと格上げされた。ホームは2面4線の大きな駅だが跨線橋の上は狭く、ラッシュ時の様子しか知らない自分(一人称)にとってはあまり落ち着くことができない駅と言うイメージが残っている。阪南市は大阪府では今のところ一番新しい市、その後も近隣の市との合併が模索されたが実現には至っていないとのこと、まあ大阪府は前にも取り上げたが市が多いから合併してもいいんでは・・・と無責任な発言は控えた方がよろしいですか。吉本新喜劇の辻本茂雄、ほっしゃんなど芸達者な芸人さんの出身地だが、ドランクドラゴンの塚地がこの市の出身だとは思わなかった。

さて、泉南の旅もいよいよ佳境と言ったところ、この先は泉南、泉佐野、貝塚・・・と泉南の市を各駅巡り、文化財巡りと繰り広げて行くと言うことでまだまだ続きます、最後に今回走った区間で撮った電車の写真をフォトチャンネルでお送りしておきましょう、まあ大した写真ではないのですがご覧いただけたらありがたいことです。

南海本線


次回もお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。          まちみち




No.799 紀ノ川に沿って(4)・・・各駅巡り・JR和歌山線、その4

2017-08-20 21:44:55 | 鉄道
おはようございます。














JR和歌山線各駅巡りは前回粉河駅までやって来ました、そこから国道24号線を進んでまずは写真1枚目、2枚目にある名手駅、一昔前の風情のある駅舎に2面2線の駅は特にこれと言って・・・とない感じだがここで見所となるのはこの駅を取り囲む町の方。駅前は普通にどこにでもあるような町並だが、少し北の方へと進むと大和街道が通っていて、ここは宿場町だったと言うことで、町並の中を進んで行くと写真5枚目、6枚目にある名手宿本陣跡へとたどり着く。寺院風の建物を取り囲む白い壁が特徴的で、周辺は旧街道の雰囲気が漂う町並が軒を連ねていてまさに宿場町と言う感じ、高野山へ向かう人、奈良から和歌山へ向かう旅人が宿泊した場所だと言うことだろうがその割には名があまり知られていない隠れた宿場町と言った感じである。












この先はこのまま大和街道を進んで行く、町並を抜けるとのどかな晩春の風景が広がってくる。やがて旧街道は国道24号線から国道480号線が分岐する場所へと出くわす、ほんの少しだけ480号線に沿って走りその後JR和歌山線に沿う形で進んで国道24号線に合流する、国道のすぐ右手側には紀ノ川が流れているが道は左から合流するので見ることはできない。旧街道はすぐに左へと分かれる緩やかな上り坂へ、踏切を渡って大和街道と彫られた道標に沿って進んで行くと次の西笠田駅へとたどり着く。駅はホーム1面だけの無人駅、周辺の町が小高い所にあるのでホームからは木々の向こうに国道24号線と紀ノ川を見渡すことができる、wikiを見ると1日の乗降客は100人にも満たないどころかその半分くらいしかない駅だが、確かにこんな所に・・・と言った感じの駅、ここもいかにもローカル線の典型的な駅と言った感じである。下2枚の写真、線路の柵の向こうに未舗装の砂利道がある、これが旧大和街道に当たると言うことでこの道を進んで行くとまた国道24号線へと合流する。ここから先はJR和歌山線、国道24号線、大和街道、紀ノ川が付かず離れずと言う感じで進んで行くこととなる。









国道24号線の紀ノ川川にある道の駅を過ぎた辺りで旧街道は国道を離れて左に分かれる道へと入って行く、この辺りではJRの線路は遠くに離れていて見ることができない。旧街道に入るとまた風情のある町並が続いている、緩やかなアップダウンとカーブを繰り返しながら進んで行くとやがて駅が近くにあることが分かる雰囲気の商店街へ。下2枚の写真、次の笠田駅は旧街道から少し外れた場所にある、ここも風情のある駅舎で無人駅、ホームは2面2線の行き違い可能な構造、旧街道で古くから栄えた町と近くに高校があると言うことで乗降客は割と多い。


さて、JR和歌山線各駅巡りは今回はここまで、この旅では五条駅までを予定しているのですが「紀ノ川に沿って」と銘打ってお送りしているシリーズも4回目にしてやっと半分に来た所です。まだまだ先は長いと言ったところ、果たして今回目標にしている近鉄橿原神宮前駅までたどり着けるのかどうか・・・と言うよりこのペースでいつまで続くのか、心配なところです、何せ自分(一人称)の話、すぐに横道に逸れてしまうから、僕の悪い癖。その悪い癖を少々、またまた夏の甲子園の話です。
昨日(19日)は相棒と走っていてラジオ観戦、3回戦後半の4試合はなかなか聞き応えのある試合が続きました。目には目を、と言う感じの満塁本塁打の応酬となった盛岡大附vs済美、見事な先制攻撃だった花咲徳栄、またまた打った広陵の中村選手、高野連としても長らく犯罪者の名前が残っている甲子園記録を更新してほしいと言ったところでしょうか。そして第4試合、電車の中だったので途中聞くことができなかったが、9回の仙台育英の攻撃は感度よく聞くことができた。正直言って大阪桐蔭がこのまま勝つかと思ったが、なぜ27個目のアウトがなかなか取れない、あのショートゴロ、ファーストがベースを跨いでしまったと言うのも野球の神様、いや、甲子園の魔物の為せる技だったのでしょう。今まで数多くの高校を沈めてきた大阪桐蔭の選手たちが号泣していた、まあ無理もないわな、強い高校も負けた時は号泣する、やっぱり大阪桐蔭の選手も高校生なんだよなあ。
1点を守るのに苦労するチームもあれば、9回裏10点差もろくに守り切れないチームもあります、今日はラジオで試合を聞いていたのですがもう情けなくて仕方なかった、満塁本塁打打たれるやなんて・・・。それでも27年ぶりのベスト4、相手は中村選手が君臨する広陵、決して楽な相手でないのは百も承知ですが今日のことは今日だけのこととして何とか頑張って決勝へとコマを進めて行ってほしいところです。次回もお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。         まちみち

No.798 天理、勝った!

2017-08-18 10:52:07 | 日記
おはようございます。


夏の甲子園、天理が勝ちました、やあ~よくやった!!ってかテレビ見てて疲れた・・・
正直8回裏の1死満塁の時はダメかと思った、ここまで好守備を見せていたショートの太田選手がエラーしてしまって流れが神戸国際大附に行ったのかな、と思ったのですがその後はサードゴロでダブルプレー、エラーはあったとは言え内野の守備は鉄壁でした。その8回以降はピンチの連続、それでもこの守備が必ず守ってくれるだろうと思っていました。延長11回、ロースコア―のせめぎ合い、好投手の投げ合い、守り合いは自分(一人称)が一番好きな試合展開ですが、それも地元となれば別、もっと気楽に視れる試合を・・・とも思ったのですがホント、勝って良かった、天理と言うか奈良県勢にとっては2012年以来のベスト8です。前は藤浪投手の大阪桐蔭にボロ負けしたんだよなあ、今回は当たってほしくないなあ。
神戸国際大附もいいチームでした、2人の投手がマウンドに登ったのですが全然打てなくて果たして得点できるのか、とも思っていました。しかも天理は表の攻撃、延長となると常にサヨナラを意識しなければならないのが辛いところ、11回、よく得点してくれたと思います。スタンドにいた不動の団長も大喜びだったでしょう。
すみません、地元のこととなるとどうも冷静でいられなくて更新しました。次回はまた軌道を戻して旅の話をさせてもらおうと思います、またお付き合い願えたらありがたいことです、今回は短いですがここまでとしておきましょう。        まちみち