まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.788 泉南の旅(1)・・・各駅巡り・南海多奈川線~本線

2017-07-31 13:04:17 | 南海
おはようございます。











和歌山市から南海加太線を各駅巡りで加太へ、そこから海に沿う道を走って大阪府へと入りました。3月に入ったばかりの頃だが空はスッキリと晴れ上がり少し暖かさも感じる、海のそばを走るのだから寒くならなくて良かった。ここからは泉南の旅として大阪府内の海に近い道を北へと向かって走って行くことに、どこまで走ることができるかは分からないがとりあえず最終目的地は岸和田とした、泉南地方では南海本線各駅巡りをメインに、貝塚、岸和田では登録有形文化財巡りで何とかこの旅を締めたいと思っているのですが、さて、どうなることでしょうか。


加太からの海沿いの道は途中から山に入って小さな峠を越えて岬町の中心地へと差し掛かって来ました。まずたどり着いたのが上の写真にある南海多奈川駅、多奈川線の終点で線路はここで行き止まりになっている、多奈川線はみさき公園駅と多奈川駅との間で写真にあるような2両編成の古ぼけた電車が
行き来しているだけだが、昔は難波から急行『淡路』号が淡路島連絡と言う形で走っていた。長いホームが往時の名残を表している感じだがそれも兵どもが何とやら~な感じ、大阪の一番端っこの都会との喧騒を断ち切られたような町で地元の人達のために走り続けるローカル線、それが一番幸せな形かも知れない。














写真1枚目~3枚目は深日港駅、ホーム1面だけの質素な駅だがここも往時の面影が残っている感じの造りとなっている。深日港は駅からすぐの所にあり淡路島へのフェリーが発着していた、自分(一人称)も一度だけ乗ったことがある、そのフェリーも廃止されてこの線区も本線から切り離された形になっているが、今は航路復活の動きもあるみたいとのこと、もし晴れて復活と言うことにでもなったらその時は利用したいと思っているが高速船となると自転車も多分混むことになりそう、順番待ちだけは勘弁願いたいところだが・・・。
次の駅は深日町駅、駅は高架にある、国道26号線と府道65号線の分岐する所に位置している、道路が交差する所で駅周辺は民家も多い所だが多奈川線3駅の中では一番乗降客数は少ない。この先、国道26号線逢坂方面はこの駅から北へと進んで行くが多奈川線は和歌山方面に沿うように延びている、本線と多奈川線がみさき公園駅から離れた所で分岐しているからで、線路と国道26号線とは楕円形を為すような形で次のみさき公園駅で交差する。そのみさき公園駅の駅舎は国道から横道を入って坂を上った所にあり駅前はみさき公園の入口へと直結している、遠目に丘の上にある灯台がこの駅からは見えないが意味の近さを表している。一方の地元の人達の利用が多そうな国道26号線側にも一番下の写真にあるように出入口があって、特急停車駅らしく不便はないような造りとなっている。さて、短距離だったが南海多奈川線各駅巡りはここまで、引き続き本線を各駅巡りと進んで行くこととしましょう。











ここは黄道26号線を進んで次の駅を目指すことにするが、国道からは線路はほとんど見えない。途中で駅に近いだろう所で国道から離れ、駅の手前の踏切を渡ると写真3枚目、4枚目にある古い町並を通って淡輪駅へとたどり着く、ちょっとレトロな感じの駅舎が目を惹かれる駅である。「淡輪」といかにも海とか水とかを思い出させるような駅名だが、その海は駅前の道を真っ直ぐに行った所で突き当たるようにしてたどり着く。淡輪駅では海を見ることはできないが、この先、本線では何ヶ所かで車窓に海が見ることができる所を走って行く、今回の各駅巡り南海本線編はそんな場所を巡って行きながら泉佐野駅まで、いわば風景的にローカル路線の雰囲気が漂う所を走って行くこととします、自分(一人称)の好きな風景がたくさんある所です。また次回もお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。         まちみち

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