地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

宮城県沖でM4.2 茨城県沖でM4.0

2019-11-17 03:18:20 | 日記
 昨日、気象庁のデータには載っていないのですが、千葉県の南東沖でM5クラスの地震があったようです。それで太平洋プレートが大きく動いたのではないかと思うのですが、今までとちょっと動きが違うようです。おそらく、それで起きたのが、タイトルの宮城県沖と茨城県沖の地震ではないかと思います。

 まず、北海道から関東までの太平洋沿岸側では、震源の深さ50キロ前後の地震が大量発生していて、震源の浅い地震がほとんどない状態。これ、すごく珍しい状況です。これ、太平洋プレートが浮力をあまり与えずに、日本の下部に滑り込んでいっている状況だと思います。

 それに対して、東北の日本海側と、中部より西の地域では、今度は震源の浅い地震が全体にかなりの数が散らばって起きている状況なんです。
 ひょっとしたら、これ、モルッカ諸島近海の地震の影響なのかもしれません。

 それで怪しいところが、たくさんあるのですが、その中で地震が起きる可能性が高いと思われるのは、茨城県沖。震源の深さ50キロ前後の地震が沖合から内陸にかけて集中しています。もう一つは、富山から長野・岐阜を通って静岡に抜ける南北のライン。南北にラインが走るのは、中部方面ではちょっと珍しいのですが、ここにひずみが集まっているようです。

 それより西では、全体に細かな地震が散らばっていて、どこで地震が起きても不思議ではない状況。日頃、地震が起きたことがないようなところでも、起きる可能性があります。注意していてください。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする