地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

茨城県沖でM4.4 四国周辺で地震が3回

2019-11-09 03:30:12 | 日記
 茨城県沖の地震は、以前書いた福島沖~茨城県北部沿岸~茨城県内陸とつながるライン上で起きています。太平洋沿岸の滑りは、少し収まってきていますが、東京と栃木の下部で震源の深い地震が起きていますから、ひょっとしたら、このライン上で、まだ、動きがあるかもしれません。注意していてください。

 九州では、有明海でM2.5の地震が起きていて、同様に紀伊水道でもM2.6の地震が起きています。昨日書いた「細かな地震が集中している地域」で起きた地震だと思っていてください。そして、四国周辺の地震ですが、この紀伊水道と合わせて、瀬戸内海中部でM3.1の地震が2回起きています。この瀬戸内海中部の地震ですが、宮崎県沖できれいなライン状態になって地震が起きていて、その延長線上に当たります。フィリピン海プレートとほぼ平行に走っているラインですから、ここでは、フィリピン海プレートが少し浮くような動きを見せたために起きた地震だと考えています。
 ただ、あまり規模は大きくないので、それほど大きな動きになっていないのではないかと思います。

 それで、大きな地震の話なんですが、実は、熊本地震の起きた震源のすぐ南側に、もう一つ大きな断層があって、現在、調査団が入っているらしいのですが、この断層でずれが起きると、相当大きな地震になる、という話なんです。そして、この地域でも、まだ、熊本地震の余震のような細かな地震が続いていて、常に刺激を続けている状態です。ですから、間違いなく動きが出ると思うのですが、それが「いつになるか」が分からないんです。明日かもしれないし、100年後かもしれません。ですから、近いうちに起きる可能性もあるので、十分、警戒していてください。熊本地震と同じくらいの規模になると思っていたほうがいいのではないかと思います。
コメント
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