地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

トカラ列島近海で115回 和歌山県南部でM3.6、千葉県東方沖でM3.3、岩手県沖でM3.2

2021-04-11 04:34:35 | 日記
 昨日書いたトカラ列島の群発地震について、かなり歪みが溜まっていると書きましたが、昨日ブログの後から、11日午前4時までの段階で、なんと115回の地震が起きています。内訳は、マグニチュードの大きい順に、
M5.2、M5.0、
M4.9、M4.7、M4.4が2回、M4.2、M4.0、
M3.8が3回、M3.7、M3.6が6回、M3.5が4回、M3.4が6回、M3.3が6回、M3.2が8回、M3.1が7回、M3.0が11回、
M2.9が5回、M2.8が12回、M2.7が7回、M2.6が11回、M2.5が9回、M2.4が5回、M2.3が3回、M2.2が2回、M2.0
 特に、何か大きな地震が起きて、その余震という状況ではなく、途中で、規模の大きめの地震を挟みながら、いつまでもダラダラと続いている状況だと思ってください。それだけ、沖縄方面の動きが止まっていた分の歪みが溜まっていたと考えた方がいいと思います。
 気になる「南海トラフ」との関係ですが、今回の群発地震は、すべて震源の浅い地震ですから、直接的には、南海トラフに影響は与えないのではないかと思いますが、今後、今回の地震の影響でフィリピン海プレートが動いてくる可能性があります。様子を見ていてください。
 さらに、もう一つは、フィリピンのダバオの南海上でM6.1、パプアニューギニアでM6.0、インドネシアでM6.0と立て続けに規模の大きな地震が起きていますから、この動きが引き金になっているのではないかと思います。

 その他では、和歌山県南部でM3.6の地震がありましたが、こちらも震源の深さ中程度のですから、フィリピン海プレートが滑り出したと考えていていいと思います。
 太平洋沿岸部では、千葉県東方沖でM3.3、岩手県沖でM3.2の地震が起きていて、特に千葉県東方沖の地震も今までの震源の浅い地震とは違い、震源の深さ中程度の地震が沿岸部で起きているという状況ですから、ニュージーランド北方沖の動きの影響が出て、プレートの滑りがかなり内陸に近づいてきたと思われます。

 さらに気になるところでは、能登半島から和歌山県につながるライン上で、動きが出てきています。揺れてくる可能性が高いと思っていてください。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする