② 世界一の女スパイ、金淑姫(キム・スクヒ)。
(飯山一郎)より
横田めぐみさんと田口八重子(=李恩恵)さんが大韓航空機爆破事件
の「共犯」だった!という記事は、拙著 『横田めぐみさんと金正恩』を
読んでない方には相当なショックを与えたようだ。
大韓航空機の爆破(1987年)は厳しい戦時体制、戦争状態のなかで
強行された事件で、戦争に勝つために人間は極限まで残酷になる、
その冷酷無残な大量殺人事件を知って、気も狂わんばかりのショック
を受けたのは横田めぐみさんだった。
実際、横田めぐみさんは鬱病になってしまい、精神科医の治療を何度
も受けている。
その際の付き添い人(=見張役)が、キム・チョルジュン
(本名:金英男)であり、蓮池薫さんだった。
だから、蓮池薫さんは「事件」の全容を知っているのである。
写真が全てを物語っている。
横田めぐみさんとヘギョンちゃんと、蓮池薫さん
が、普通の関係ではなく、非常に親密で「同志」
とも言える関係だったことが歴然!の写真…。
しかし、蓮池薫さんは全てを語れないままだ。
横田めぐみさんが「特殊教育部隊」に入る直前まで、曽我ひとみさんは、
横田めぐみさんの「世話役」をしながら「同居」していた。
1980年の初夏、曽我ひとみさんと横田めぐみさんの「同居生活」は解消
されるのだが、その後の横田めぐみさんの「処遇」については、熟知して
いるはずなのだが、彼女も全てを語れないままでいる。
夫のジェンキンスも、北朝鮮のトップと日本の公安トップから口封じをされ
ているので全てを語れない。「平壌では食うや食わずの生活だった」とか
と超エリートの生活をウソで誤魔化す日本の生活のほうが苦しいだろう。
さて、大韓航空機爆破事件の実行犯=金賢姫(キムキョンヒ)に、日本語と
日本人の所作を教えていたのは、田口八重子(=李恩恵)さんだった。
横田めぐみさんは、金淑姫(キム・スクヒ)という女性工作員の教育を担当し
ていた。
このスクヒという工作員は、金賢姫(キムキョンヒ)元死刑囚の同僚で、海外
で謀略活動をするための特殊教育を受けていた超エリート工作員。
で、大韓航空機の爆破工作は、金淑姫(キム・スクヒ)がスタメンで、金賢姫
はピンチヒッターだった! という情報があるが、鷲は真実情報だと思う。
銃や毒薬や爆薬の扱い方が、金賢姫より金淑姫のほうが格段に上! と
いう確実情報があるからである。
横田めぐみさんの「教え子」が航空機爆破事件の実行犯でなかったことは
ひとつの救いだが、「選手交代」を主張したのは横田めぐみさんだろう。
…というのは、横田めぐみ、田口八重子、金淑姫、金賢姫の4人は、平壌
郊外の「忠龍里(チュンリョンリ)」にある施設で同居しながら「訓練」の日々を
送るなかで、相性の良さで「横田・淑姫チーム」ができたという経緯がある
からである。
鷲の全くの想像だが、今も金淑姫は横田めぐみさんの「警護(=見張り)」
をしながら、「付き人」を続けていると思う。
世界一の謀略工作員、天下無比の女兵士 金淑姫(キム・スクヒ)に守られた
横田めぐみさん。
これなら、金正恩も安心していられる…。
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