京の紅葉、鮮やか予想 見頃は11月中旬から
京都市内の山沿いで木々が色づき始めた。今夏は十分に日照時間があったうえ、
10月中旬から冷え込む日が増え、気象情報会社は昨年より鮮やかな色づきを予想する。
東日本大震災の影響で打撃を受けた観光関係者は、「錦秋」の集客効果に期待を寄せる。
右京区の神護寺では金堂に至る階段付近のモミジが例年より
1週間ほど早く10月中旬から赤く染まり始めた。
26日は、空海が密教の秘儀「灌頂(かんじょう)」を行ってから1200年を記念した
儀式があり、多くの参拝者が訪れ、一足早い紅葉を楽しんでいた。
京都地方気象台によると8月の京都市の日照時間は
202時間で昨年より約30時間長かった。
10月の最低気温は24日に11月中旬並みの8・6度を記録した。
気象情報会社「ウェザーニューズ」(東京都)は「好条件がそろった。
11月以降に朝夕の寒暖差が増せば良好に色づく」と見込む。
市内の見頃は例年並みの11月中旬から12月初旬という。
京都の紅葉を調査している龍谷大の増田啓子教授(環境気象学)も
「夏以降の降水量が適度で台風による落葉も少ないため、
美しくなる可能性は高い」とみる。
紅葉時期に多くの観光客が訪れる嵐山地域はまだ青葉が多く、
ウェザーニューズは見頃を11月24日ごろからと予想する。
嵐山保勝会の石川暢之介会長(76)は「震災の影響が薄れつつある。
美しい紅葉が集客につながってほしい」と期待する
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京都・滋賀の紅葉情報 2012:京都新聞
11月上旬頃から掲載いたします。
見頃は11月中旬頃
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