電気だけで航行、小型船を開発、大津の会社など4社共同
県内の造船会社が開発した電気推進船「かいつぶり1号」(大津市・大津港)
大津市の造船会社などが、電気モーターだけで走る環境に優しい小型船「かいつぶり1号」を開発し、30日に初公開した。
将来は、水素燃料電池などの循環型エネルギーの活用を目指しており、「これからの船のあるべき姿を提案したい」と意気込んでいる。
同市今堅田の杢兵衛造船所など4社が共同開発した。
「かいつぶり1号」は全長7・1メートル。トラック用バッテリー24個を搭載し、電気自動車で使うモーターでスクリューを回転させる。
制御装置は独自に開発した。6ノツト程度で、最長2時間航行できる。
電気で走る船は「電気推進船」と呼ばれ、環境保全の観点から普及しつつあるが、従来のシステムでは発電機を動かすのにエンジンを使用する。
かいつぶり1号は、港でプラグからバッテリーに充電して完全に電気だけで航行するのが特徴で、二酸化炭素は排出しない。
杢兵衛造船所は、太陽光、風力発電装置を搭載した琵琶湖の観光船「megumi」をを造った実績もあり、今後は、より自然に負担の少ない水素燃料電池の使用を目指す。
さらに、かいつぶり1号も改良を重ねて大型化し、琵琶湖の観光船などへの実用化を考えているという。
県内の造船会社が開発した電気推進船「かいつぶり1号」(大津市・大津港)
大津市の造船会社などが、電気モーターだけで走る環境に優しい小型船「かいつぶり1号」を開発し、30日に初公開した。
将来は、水素燃料電池などの循環型エネルギーの活用を目指しており、「これからの船のあるべき姿を提案したい」と意気込んでいる。
同市今堅田の杢兵衛造船所など4社が共同開発した。
「かいつぶり1号」は全長7・1メートル。トラック用バッテリー24個を搭載し、電気自動車で使うモーターでスクリューを回転させる。
制御装置は独自に開発した。6ノツト程度で、最長2時間航行できる。
電気で走る船は「電気推進船」と呼ばれ、環境保全の観点から普及しつつあるが、従来のシステムでは発電機を動かすのにエンジンを使用する。
かいつぶり1号は、港でプラグからバッテリーに充電して完全に電気だけで航行するのが特徴で、二酸化炭素は排出しない。
杢兵衛造船所は、太陽光、風力発電装置を搭載した琵琶湖の観光船「megumi」をを造った実績もあり、今後は、より自然に負担の少ない水素燃料電池の使用を目指す。
さらに、かいつぶり1号も改良を重ねて大型化し、琵琶湖の観光船などへの実用化を考えているという。
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