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京都 水無月と黒豆大福・・・行列が当たり前の出町ふたば

2012年06月25日 06時41分35秒 | Weblog

京都 水無月と黒豆大福・・・行列が当たり前の出町ふたば

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6月30日は夏越しの祓。


京都でこの日に食べるとされているお菓子が水無月ですね。


宮中に献上される氷室の氷を真似て、庶民の口に入る様に菓子にしたものとされます。


今の形になったのは江戸時代の中頃と言われ、いつしか悪疫を祓う縁起物として広まりました。


老舗の和菓子屋さんでは6月限定で作られるのですが、私が子供の頃は夏の間は近所の菓子店で売られていたと思います。


ですから、実はそれほど特別なお菓子というイメージは持っていなかったのですよ。


謂われを知ったのは京都を離れてからの事でして、それまでは良くあるおやつの一つとしか思っていませんでした。


味もそれなりでしたけどね。


ところが、この出町ふたばの水無月はまるで次元が違います。


歯ごたえも味もどっしりとしており、子供の頃食べたおやつの水無月とは比べものにならないですね。


甘さは控えめながら旨味は十分にあり、食べ応えがありました。

Futaba0906302

こちらは同じくふたばの黒豆大福です。


ここの名物の豆餅と似ていますが、中に入っている豆が大きな丹波黒になっており、


見た目もごつごつした感じですね。


一見して大味なんじゃないかと思ったのですが、食べてみるとこれが絶妙な取り合わせでした。


少し甘めの餡と黒豆の風味が見事に調和しており、これほど大福が美味しいと思ったのは珍しいのではないかな。


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