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年に一度の痛い思い!

2006-04-26 | 

定休日の今日は「年に一度の注射の日」。
これをしないと日本では生きていけないの。


春になると1通のハガキが届きます。
狂犬病予防接種のお知らせ。

1頭3320円(釣銭のないようにお願いいたします)

犬を飼う場合は役場で登録しないといけません。
そして必ず1年に1度の狂犬病予防接種が義務付けられています。

歩いて15分ほどのところにある、防災センターに行ってきました。
うちから一番近いところです。
13:00~13:40まで、ここで受付と注射をしてもらえます。

近づくにつれ多くの犬たちの吼える声が聞こえてきます。
中には犬同士で喧嘩しているものも…。
注射が苦手なのもいて、ものすごい雄叫びを発していました。

うちの2頭はなぜか怖がる様子がありません。
毎年、この行事をあっという間にクリアしてしまいます。
注射後、ちょっとだけ他の人の様子を観察。
それでもおとなしい2頭なのでした……。


ちなみに狂犬病とは?

狂犬病ウイルスによって伝播する動物由来感染症で、ほとんどの哺乳動物が感染します。
発症した動物に咬まれると、唾液を通じて高い確率で感染します。
咬傷等で体内に侵入したウイルスは、神経組織に入った後、増殖を続けながら脳へと上り、異常な興奮状態や痙攣などの症状を引き起こします。
脳に達したウイルスは、さらに神経を伝って唾液腺へと移り、唾液と共に排泄されるようになります。
潜伏期間は、犬で3~8週間、人で1~3ヶ月(平均1ヶ月)と言われています。
発症すると動物でも人でも100%死亡するといわれています。

1958年(昭和32年)以降、日本での発生はありません。

現在発祥していない国は、日本、台湾、アイスランド、アイルランド、スウェーデン、ノルウェー、英国、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー諸島、ハワイ、グアム以上12の国と地域のみです。

一方、世界では今なお多くの国で狂犬病が発生し、年間4万~7万人が死亡しています。


ちょっと怖いですよねぇ。

最近の例では、1997年まで狂犬病の発生が無かったインドネシアのフローレス島では、漁師の船に乗って来た、たった3頭の犬の中から狂犬病が発生し、3年後には全島に流行しました。流行を阻止するために50万頭の犬(犬総数の63%)が処分され、3年間で計81人が死亡しました。


やはりウイルスというのは侮れません。


ついつい旅行先でも犬と遊んだりしてしまいます。
今後はもう少し注意するようにしたほうがいいですねぇ。
今頃になって認識しました。