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「青い犬」に会いましたか?

2006-11-26 | 映画
ポツポツと雨が降ってきました。
なんとなく気分も沈みがちになります…。

先日23日、「ニューシネマパラダイス」で映写技師を演じたフィリップ・ノワレさんがパリで亡くなりました。(76歳)
「地下鉄のザジ」も良かったですよねぇ。
この「ニューシネマパラダイス」はとにかく人気がありました。
イタリアの代表的監督ジョゼッペ・トルナトーレさんもこの1本で有名になったような気がします。
「海の上のピアニスト」も日本では人気がありましたが…。

このコンビで大好きな映画を1本紹介したいと思います。


10年前に公開されたオムニバス3本立てになっている映画です。

「夜ごとの夢/イタリア幻想譚」
上映時間 89分
製作国 イタリア/フランス/ベルギー

第1話『青い犬』
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:フィリップ・ノワレ/ヴィント(犬)

第2話『お気に入りの日曜日』
監督:ジュゼッペ・ベルトルッチ 
出演:ブルーノ・ガンツ/オルネッラ・ムーティ他

第3話『炎の雪』
監督:マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ 
出演:マリア・マッダレーナ・フェリーニ/キアラ・カゼッリ他


この第1話・題名通り「青い犬」が出てくるのですが、全身青ではなく額に青いペンキが付いているとてもかわいい犬のお話です。
フィリップさんは靴の修理&床屋のオヤジを演じています。

彼は犬が嫌いです。

青い犬は彼が好きなようです。
毎日会いに行きます。

事件が!


青い犬は現れなくなりました…。

彼はとても気になります…。
すごく気になります…。


ここから先はぜひ映画を観ていただきたい!

ほかの2本もいいですよ。
お得なオムニバス!

イタリアの田舎っていいですねぇ。
行きたくなります。

そして「青い犬」を探してしまうかもしれません…。




みどりのトマトも食べたくなる!

2006-11-17 | 映画
もう大分前に見たのですが…いい映画でした。


フライド・グリーン・トマト (1991)
FRIED GREEN TOMATOES

あのミザリーで怖いイメージのキャシーベイツがとてもかわいぃ。
アメリカ南部の田舎町で出会う女性たちの友情のお話。

映画の舞台「ホイッスル・ストップ・カフェ」の名物料理、「フライド・グリーン・トマト」は実際にアメリカ南部での郷土料理だそうです。

レシピは家庭によってそれぞれ違うらしく、フライパンに多めの油で熟していないみどりのトマトをスライスして揚げるお料理。
パン粉やコーンミール、小麦粉と衣もいろいろです。
さて、どんな味がするのでしょうか?


ローカルなお料理、カウンター越しの会話、手焼きのパイなどなど、印象深い物がたくさん出てきます。
更年期で悩む主婦や、歴史・時代に苦しまされた人々、そして友情の素晴らしさ。
年齢も環境も違うけれどどこかに救いがあるものです…。


あぁ生きていればいい事もある!いい出会いもある!

そんな思いに浸れる作品です……。


印象に残る俳優さん…。

2006-11-04 | 映画
すでに11月!
あっという間の3連休!
伊豆では天城路もみじまつり開催中!
少しだけ山も色づいてきました。
提灯をもって天城トンネルを抜けてみませんか?


マコ岩松さんってご存知ですか?
小学生のころからなぜか印象に残っている俳優さんなのですが、アメリカのアジア人差別が残る中、日本人の誇り思って72歳まで現役で頑張っていました。
本名:岩松信、両親は思想犯として投獄され、幼い信を日本に残したまま渡米する。本人も15歳の時にNYへ行きブロードウェイをはじめ映画界でも活躍するようになる。

インタビューで苦労話を聞いたことがある。
アメリカにとっては日本も中国も韓国もアジアで同一になってしまっていて、日本のすばらしい文化や礼儀なども、まったく理解されることはなかった…と。
時代錯誤もはなはだしく、ビルの中から着物姿の侍がでてくるのも当たり前の世界だったそうだ。
そんな誤解された日本を、地道に理解してもらえるように努力し続けてきた彼の尽力には自然と頭も下がる。
アジア俳優を育てるために劇団を作り、ハリウッドでも胸を張って活躍できるような地盤を築いてきた。


歴史は人がつくるものなんだ…。

目立たない脇役でも影の力は大きい!



彼の鋭い眼光は今でも忘れられない…そしてやさしい眼差しも…。



最近の作品では…
ライジング・サン/1993年
セブン・イヤーズ・イン・チベット/1997年
梟の城/1998年)
パール・ハーバー/2001年
SAYURI/2005年
              ほか


つい気になって…SAW2

2006-10-24 | 映画
今日はこれから天気が荒れるらしいですねぇ。
ちょっと日差しが出たのですが、雲は厚く覆われています…。


また観てしまった…SAW2(ソウ2)

誰か観た人いますでしょうか?

SAW(以前のブログ)を観た人は2も観た方がいいかも。
観てない人は1も2も観ない方がいいかも。


かなり2も強烈でした。

実は2を観ると犯人がよ~く分かります。
そして1で生き残った人がまたでてきます。
1よりもストーリー性が強く、意味がわからない1よりも観やすいです。

良かったら見てください。
人間の心の奥底にある傲慢さが良く分かります。

しかし犯人のジグソーとは…いったいなんでまたあんなゲームがしたいのか?



そんでもってが11月から公開ですよねぇ。


どうせなら全部観て見るか!!!





秋の夜長…「晩秋」で泣こう!

2006-10-09 | 映画
今日も素晴らしい晴天です。
そしてここ数日の月の美しさは格別です。

たまには思いっきり泣いてみたい…。


晩秋 -DAD-
1989年アメリカ

監 督:ゲイリー・デビッド・ゴールド・バーグ
出演者:ジャック・レモン/テッド・ダンソン
    オリンピア・デュカキス/イーサン・ホーク
    ケビン・スペイシー


ジャック・レモンの演技が涙をそそります。
若き日のイーサン・ホークもいいですよ。

都会で働くビジネスマンが、母親が倒れたため急いで帰郷する。
すぐに回復したが、それが原因で今度は父が急速に老け込み、認知症の症状が…。
今までの自分の人生を振り返ってみれば、随分と家族を犠牲にしてきた。
仕事中心の生活に、家族の愛や温かさは冷め切った状態に…。
それに気づいた彼は父の介護をするため、このまま故郷にとどまる事を決意する……。
生きるとは?家族とは?色々と考えさせられる映画です。
冷たい世の中、家族で憎しみあうこんな現代だからこそ、泣けるのかもしれません。
「こんな家族でありたい」
「こんな人間でありたい」
そんな風に思いながらも、現実にはなかなか出来ないことが多い。

自分の人生を振り返り、どのように生きていこう!という前向きな未来を考えさせられます。

スピルバーグ製作総指揮に加え、役者も名優多し。


意外と知られていないのかも……。

ヒューマンドラマで泣いてみる?




念願の〔ダ・ヴィンチ・コード〕を…

2006-06-07 | 映画
今日の定休日はちょっと前から計画中だった小田原への日帰り。
友人に迎えに来てもらい、さっそくドライブがてら小田原へ向かう。


メインはもちろん、「ダ・ヴィンチ・コード」を観るため。
小田原のDyna-CityにあるTOHO Theaterは小奇麗で、スクリーン数も多く、空いてることが多いのでお勧めです。
チケットを今回はインターネットで買ってみました。
写真にあるvitという機械に番号を入れると、カウンターに並ばないで発券できます。
ある程度の座席の指定もできて、とても便利です!

今でも人気№1のこの映画はきっと混んでいるだろうと予測していのですが、案外空いていて驚きました。


ちょっと早出だったので、寝ちゃうかもしれない…なんて思っていたのですが、上映時間が2時間半という長いもので、お尻が痛くて眠るどころではありませんでした。


内容は……う~ん、一言で感想を言うと「早送り???」っていう感じ。
原作を読んでいたので、随分内容が削られていたように感じます。
難しい内容だからこそ、やはり原作を映像にするというのは限界があるんですね。
2時間半も観ていたにもかかわらず、なんとなく重みがないような気がする…。
そしてまだ読んでいない人には、ちょっと分かりづらかったみたいです。

俳優さんのシラス役のポール・ベタニーは凄かったなぁ。
想像通り、原作通りの人物像になりきっていました。
ソフィーも随分と大人の女性になったオドレイ・トトゥが良かったです。
清潔感があって美しかったなぁ。
リー・ティービング役のイアン・マッケランもいい味出てました。
本当だったらももっと露出が多いはずなのに…残念!

疲れないでスッキリ観るなら、吹き替え版がいいかもしれません。
英語に日本語字幕なのですが、部分的にフランス語・ラテン語なので英語字幕+日本語字幕となりやや目が映像に追いついていかない感じがしました。

キリスト教の知識がまったくなくても面白いか?
レオナルド・ダ・ヴィンチを知らなくても面白いか?
西洋史を知らなくても面白いか?

できれば興味を持ってみると、かなり面白く観る事ができると思います。

たとえば、なぜダ・ヴィンチは鏡面文字で手稿を書いたのか?
いろいろな説がありますが、今回の映画に絡めてみると、当時のキリスト教の力はとても大きかった。
ダ・ヴィンチは自然科学などにとても興味があり、研究熱心だった。
……しかし!教会としては、神がすべてであり、それ以外の何者でもない。
水の流れや風、人体に至るまで、科学で証明しようとすることはナンセンスだったのだ。
そこで、研究成果を人には読めないように鏡面文字で残すことにした…。

映画の中で、シオン修道会という秘密結社が出てきます。
ダ・ヴィンチはその修道会の歴代の総長であったとされています。
他にはアイザック・ニュートン(数学者)やロバート・ボイル(物理学者)、ニコラス・フラメル(錬金術)など早々たるメンバーです。
シオン修道会というのはどういった秘密結社だったのか?
そしてルーブル美術館の館長も…。
なぜ?ルーブルだったのか?
そこには壮大なミステリーが多く含まれています。

色々考えていくと面白くてたまりません。

映画はエンターテインメントとしてとても楽しめました。


でも…もう一度原作を読んでみます。
やはり本のが面白いです。









未確認飛行物体???

2006-04-21 | 映画


今日の夜中に結構大きな地震がありました。
皆様、大丈夫でしたでしょうか?

「ガダッ!グラグラグラッ・・・」
震度4でした。

最近小さい地震も多いので、ちょっと嫌~な感じがしています。
何もないと良いのですが……。


ぜんぜん話は違うのですが、未確認飛行物体いわゆるUFOというやつを見たことがあります。
-----きっと信じてはもらえないとは思いますが、間違いなく見たのです!

あれは私がまだ高校生の頃でした。
自転車通学していたのですが、夕方の帰宅時に途中の踏み切りでしばらく待つことになりました。
ぼ~っとしていると突然頭上にオレンジ色の光が!!!
形は葉巻型というやつで横に長い楕円形です。
かなり巨大でした。

周りに人がいないか確認したのですが、そのときに限り人っ子一人いなかったのです。

残念!

その巨大なオレンジ色の光は、「シュンッ!」ていう一瞬で小さくなりいなくなってしまいました。

目前で見た巨大なUFOのことは、今でも忘れることはできません。

もちろんそれが本物だったのかは未だに証明することはできないのですが…。



サタデーナイト・ライブの人気コーナーを映画にした「コーンヘッズ」。
こんな宇宙人がいたらいいのにって、つい思ってしまった。
地球征服しにきのに、地球が気に入ちゃって移民局にばれないように苦労するコメディ映画。
主役/脚本ダン・エイクロイド。
「グリーティングス!」が挨拶だったり「コレクト!」と連発するあたり彼らしいコメディが盛りだくさん。
コーン頭とは道路工事などによく使われている、赤いプラスチックのやつのこと。
歯も尖がってたりするし、なんでもよく食べる。
とっても目立つ姿なのにもかかわらず、普通に世間になじんじゃうあたりなにかメッセージ的なものを感じるなぁ。


宇宙人物の映画ってかなりあるけれど、意外とどれも好きだったりする。
特にコメディは好きかなぁ。
また機会をみてブログにUPします。


しかし、今日の風は強すぎる。
地鳴りがするほどの風…雲もあっという間に通り過ぎていきます。



メゾン・ド・ヒミコを観た。

2006-03-19 | 映画

薄ピンクの可憐な花(ソメイヨシノ)が咲き始めた。

川岸には昔、多くのソメイヨシノがあったそうだが、
河津桜を植えるためにほとんどが伐採されてしまった。
ちょうど店の前に1本だけ大きな木がある。
これからしばらくは楽しめそう!


先日、友人からDVDを借りた。
ず~っと気になっていた映画だったので、とても楽しみにしていた。
なかなか邦画はみないけれど、面白かった!


メゾン・ド・ヒミコ


出演者もかなりの個性派揃いで良かったです。


幸せってなんでしょうか?
どのような状況が幸せなのか?

最近良く考えるようになりました。

結局は自己満足なんだろうけど…、
そのときには感じられなかったりするのかも。

何年か経ってみて、初めて「あ~幸せだったのね!」って
思うような気がする。

嫌なことも、辛い事も、案外「幸せ」の部類に入っていることもある。

なるべく「幸せ」を感じる部分を敏感にしていたいものだ。


音楽は細野晴臣さん。
とても素敵でした。


こんな老人ホーム、実際にあるのだろうか?
きっとどこかにあるのだろう……。





AS GOOD AS IT GETS-恋愛小説家-

2006-02-02 | 映画
今朝はお散歩中に、桜の花を2輪見つけることができました。
雨もたっぷり降ったことだし、これから徐々に咲いてくるでしょう!

しかし週末の寒さで、少々遅れ気味になることは間違いなさそうです。



さて、本日は大好きな映画「恋愛小説家」の話を…。

恋愛小説家
AS GOOD AS IT GETS
1997年米国


あのジャック・ニコルソンが、潔癖症の恋愛小説家なんて…、
「カッコーの巣の上で」や「シャイニング」のイメージが強いから、
ちょっとビックリしてしまった。
良くありがちなシチュエーションだったりするけれど、
彼が演じることによって、ムフッてにやけちゃう。

人間が変わるなんて簡単さ!

と、いわれているような気がするけど、
そんな風に変われるならいいなぁ~って心から思う。

人間顔負けの演技をする犬のジル、これがなかなか素晴らしい!
本当にかわいくてかわいくて、どんな人でも変われるんじゃないかと
思ってしまうくらい。

彼を取り巻く人間(犬)模様は個性的で、
その中でも彼は飛びぬけて変わり者だ。
恋するヘレン・ハントの背中はまるで彫刻のように美しく、
背中ひとつで、また一人の人間の人生が変わる!

隣に住むグレッグ・キニアのゲイもいい味でてる。
画商のキューバ・グッディング・ジュニアがまた最高にいい。
ついついあんな知り合いがいたらなぁと欲が出る。


道路のあらゆる線を踏めなかったり、
レストランの食器を使えなかったり、
石鹸は1回ずつ新しいのを使ったり、
旅行には完璧なスケジュールとパッケージを作ったり、
と、ちょっと変わり者でも、人間的には案外普通なのかなぁって…。
人に優しくしたり、
意地悪したくなったり、
犬をかわいがったり、
そんな良く見ると普通のことが幸せなんだと思えてくる。


ハッピーエンドなので、観た後はジンワリと心に染みる作品です。



*最初に見たのはアメリカに行く機内だった。
 会話も簡単だけど凝ってて、英語で観るのがベターでしょう!







サンフランシスコの心残り¶

2006-01-29 | 映画
今日もピリッとカラッとしたお天気です!


冬の海の色は深いブルーで美しいです。
こんな海を見ていると、ついつい思い出すのがサンフランシスコ。

サンフランシスコでの目的の一つでもあった、
人気観光スポット「アルカトラズ島」。
海沿いの桟橋ピア41から出ているクルージングですが、春だったために
チケットは完売!4日先まで予約で一杯だったのです。
悔しぃ~、もうちょっと調べておけばよかったよ。
アメリカ各地を周遊する予定で国内線の予約もしておいたので、
日程変更ができずにあえなく断念。
ず~っと心残りのままです。

その後ピア39の「フィッシャーマンズワーフ」に行き、
名物サワーブレッドとクラムチャウダーを食べたのは言うまでもありません。





アルカトラズ島は、1934年から1963まで連邦政府の刑務所だった所です。
実際に使用されていた刑務所が今は観光地となって人気スポットというのも、
アメリカならではでしょうか?
あぁ日本でも網走刑務所がありましたね。
とにかくアルカトラズ刑務所は絶対に脱獄できないところとして有名でした。
あのアルカポネも収監されていたんですよね。
映画の舞台にもなっています。
もちろんロケ地は本物を使用しているのでしょうから、
これらの映画を見た後で行くとさらに楽しめると思います。

お勧めな映画は「告発」。
アルカトラズ刑務所であった実話をもとにした映画。
若き弁護士と非人道的扱いを受けた囚人との感動実話。
囚人役のK・ベーコンは相当な減量をして役になりきっています。
あのG・オールドマンの恐ろしい看守、いわずと知れた鳥肌立つほどの演技。
若き弁護士のクリスチャン・スレーターもなかなか良かったです。
とにかく凄い映画です。
涙なくしては見られません。

きっと日本にもこのような話はたくさんあったのだろうなぁと想像できます。


ほかにも色々ありますね。
有名なのはザ・ロックでしょうか?

・アルカトラズからの脱出    1979年 C・イーストウッド
・奪還 DAKKAN アルカトラズ  2002年 スティーヴン・セガール
・告発             1995年 ケヴィン・ベーコン
・ザ・ロック          1996年 ショーン・コネリー/ニコラス・ケイジ



   

「SAW」-怖すぎ!-

2006-01-19 | 映画
本日もご来店ありがとうございます。
お待たせしちゃって申し訳ありません。

桜祭りも近づき、話題もこの祭りについてが増えてきました。
「誰かバイトいない?」
「●●こんなの売れるかなぁ?」
「早咲き?遅咲き?」
「いつがピークかねぇ」などなど。

今日の話題は怖いので明るい桜の画像にしてみました。


昨夜、夜中にこんな映画を観ちゃいました。
明るいうちに観ましょう!

SAW
2004年
監督:ジェームズ・ワン


おぉ~シチュエーションが凄いよぉ~。
最初っから???????な感じ!
そしてどうして????どうする????なんで???が続く。

導入部分、密室に男2人が鎖に繋がれている。
2人の間には自殺して手に銃を持つ男が1人横たわる。

人間の極限の精神を試して映像化したのか?
そんなゲームを楽しむ犯人とは?


これは言えないなぁ。
なんか言っちゃうと面白くないし。

こんなのを考える人の脳ってどうなっているのか?


ちなみに出てくる俳優さんはそれぞれ個性があって、
引き込まれます。

怖い!
絶対「ぎゃっ!」て1度は言うなぁ。

観てみる?



*血とか苦手な人は観ちゃ駄目よ。



*犯人が分かった人!教えてくれ!









パリ・ルーブル美術館の秘密

2006-01-18 | 映画
最近天気がパッとしなくて……、せっかくの定休日なのになぁ。
それでも友人の店にお茶しに行って、公園にお散歩に行って、
温泉に入ってと充実したお休みでした。

そして久しぶりに映画を2本、観ました。
「パリ・ルーブル美術館の秘密」という映画。
これはお客様がビデオに録画したものをお借りしたものです。

実はず~っと気になっていて、未だに観たことがなかったんです。
この映画を観てからルーブルに行くと、また違った見方ができたなぁ。


監督:ニコラ・フィリベール
1990年/フランス/1時間25分


この映画はドキュメンタリー映画。
音楽も流れず、実際の物音や声、口笛などだけが流れてきます。
人によっては物足りないかもしれません。
しかし、私にはとても面白く感じました、

ルーブル美術館内で働く1200人の人々。
まず見て分かるのは、ありとあらゆる人種、職業、年齢だ。
美術館とはいえ、あまりにも広い敷地、貴重な35万点という美術品の数々、
次々に送り込まれる美術品、朽ちてゆく美術品、とにかく規模がでかい!

たまに日本にも有名な作品が貸し出されてきます。
パッと思いつくのは、あの巨大な作品はどのように運び込まれるのか?
そんな基本的な疑問もこれで解決!

黴などが生えた絵画の修復。
学芸員たちの新しい制服を試着する様子。
カフェテリアの調理場。
持ち込まれた美術品を、どこまで運ぶのか?
(迷路のようなルーブルの地下を初めて見た、ドキドキした)
あのピラミッドを磨く作業者。
巨大な絵画の前で床を磨く人々。
どの絵を飾るか議論するスタッフ。
消防員たちのあらゆる訓練。
インラインスケートで配達する郵便配達員。
なぜかトレーニングルームまであるのには驚き!

あ~ちょっとでいいから働いてみたいなぁ。

とにかく人物たちの働く姿がユーモアあふれる視点で、
描き出されて見ていて飽きない。
想像できない世界を垣間見ることができて、ちょっと幸せ。


行ったことある人もない人も、行きたくなること間違いない!


この監督さん好きだなぁ!




*日常のフランス語、これ本物ね!
 フランス語をお勉強されている方も一度見てみるといいと思う。
 電話でのやり取りなど分かりやすい。
 「ジュヴゥザン・プゥリィ オールヴォワァ・マダム」
 (どういたしまして!さよならマダム!)
 ものすごい早口だけど、意外とフランスでは使うので覚えて損なし!



憧れの・バクダッドカフェ!

2005-10-25 | 映画
なんとなく秋本番というのを肌で感じる朝でした。
日差しが暖かくどうも眠気に襲われます。


あの「call'ing you~~~~」(JEVETTA STEELE)
が流れてくると、この映画を思い出します。
日常に疲れたときに…癒されたいときに観たくなる映画です。

アメリカ西部の通り沿い、砂漠の中に佇むモーテル「バグダット・カフェ」は
私の憧れのカフェでした。
モーテルというと日本ではラブホテルとかブティックホテルとかを想像してしまいますが、
実際は車で旅行する人のための、車庫付簡易宿泊所です。
MotorとHotelを合わせた言葉。
以前アメリカを旅行するときにも大いに利用させてもらいました。
この映画のようなモーテルではなく、フリーペーパーに割引券とかがついている
チェーン店のモーテルが多かったですが……。
本当に安くて、便利でアメリカには欠かせないものですね。


映画に出てくるカフェには生活に疲れている個性的な人々が集まってきます。
ある女性が登場することによって、その女性自身も周りの人々にも変化が起こります。
まるで砂漠にできたオアシスのように、水を浸透させ潤って活気あふれる場所に
なりました。
あの個性的な俳優たちの演技、本当に現実にありそうな雰囲気、人々の笑顔、
そんなゆったりとした時間の中で起きる変化に感動して、自分も元気なっていくのが分かります。
あぁ、私もバグダット・カフェに行ってみたい。こんな場所があったらいいのに…
っていつも思っていました。
おばぁちゃんになった時に、こんなモーテル経営していたいなぁ。
でも日本じゃ無理かなぁ。



1987年、西ドイツの作品です。



ハリーの災難!

2005-10-20 | 映画
風が強いけど、秋晴れで爽やか!
随分気温も下がってきました。


紅葉の季節になるとまた観たくなる映画があります。
ヒッチコック監督の「ハリーの災難!」です。

ヒッチコック監督といえば、誰もが1度くらい観たことがあるのではないでしょうか?
特に有名な「サイコ」や「鳥」「裏窓」などはもう何度となく観ているのですが、
いつまでも色あせない作品ですばらしいです!
映像もすばらしいのですが、音楽がまた凄い!これで怖さ倍増です。
サイコに流れる独特な弦楽合奏、そしてシャワーシーン……。
「知りすぎていた男」のドリス・デイのケセラセラの美しい歌声。オーケストラの音。
映像に合わせた音が本当に絶妙です。

俳優も個性的な人が多くて好きですね!
特に「サイコ」のアンソニー・パーキンス、「裏窓」のジェームス・スチュワート、
「ハリーの災難」のシャーリー・マクレーンは最高!
ヒッチコック監督自身も結構出演しているので、それを見つけるのもまた楽しい!


「ハリーの災難」は本当に美しい紅葉した小さな村が舞台で、主演者も限られています。
内容はブラックユーモアですが、音楽と映像だけでも見ごたえあります。
なんとも個性的な人物たちのやり取りを優雅にお茶しながら観ていたいものです。


ヒッチコック劇場!(TVの人気シリーズでしたが)これにはまって、
30分の放送でしたが、かなり見ましたね。
本人の監督作はたったの20作になるそうですが、全部で265話の作品が作られたそうです。




天使にラブソングを!

2005-10-09 | 映画
せっかくの3連休だというのに、天気はいまいちで……。

パキスタンで大地震が起きてしまいました。
最初の報道では考えられないほど、被害が拡大しているようです。
日本人の方も被害に遭われているようで…お見舞い申し上げます。
今年は色々大変なことが多く起こっているような気がします。

先日から蛇など動物が見つかる事件が起こっていますが、知人の意見では
きっと地震の前ぶれなんじゃないのかなぁって事なんです。
いつか来るとは分かってはいるものの、やはり怖いですね。
そういう弱点につけこんで悪徳リフォームがまた増えているそうな……。
皆さん十分気をつけましょうね。



さて久しぶりにシネマの話題を!
前回紹介したブルースブラザーズにひきつづき、ソウルフルな1本を!
「天使にラブソングを!」というとても元気になる作品。
主演はウーピー・ゴールドバーグ:この人大好き!
なにが良いって出てくる尼さんたちのキャラクターが最高にかわいい。
そしてゴスペルの迫力。
最初は聞けなかった歌もウーピーの影響で鳥肌が立つような歌声に変わる。

この映画をみてゴスペルにはまった人も多いのではないでしょうか?
私も一時ゴスペルのクワイアに入っていたことがあって……、
病院やお祭りの出し物、クリスマスイベントなどで歌いました。
みんなで歌うと一人では出せない迫力がたまらない。
そして賛美歌とは違った、リズム感・歌声・ダンス!
もともと黒人霊歌なので神聖なものですが、すでにジャンルになってるかも。
歌っていても、意味よりもノリで歌っているような感じ。
最後はとっても幸せになる。

自分はキリスト教信者ではないけれど、ブラックカルチャーに興味を持ち
普通にジャズ、ブルース、R&Bやヒップホップ、ストリートアート、NBA
ソウルフードなどなど好きなものは限りなく多い。

「天使にラブソングを…」の続編にはあのローリン・ヒルの若かりし頃の
歌声を存分に堪能できる。
あっという間に有名なミュージシャンになってしまった。
単独よりはフージーズのボーカルとして有名なのか?
あのボブ・マーリーの子息と結婚し、その後歌にもなった息子を出産。

とにかく映画を見ていると、歌いたくなり、手を打ちながら踊りたくなる。
最後には世の中捨てたものじゃない!今を一生懸命生きたい!
って思わせられる作品です。

元気になりたいとき、ぜひご覧あれ!