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念願の〔ダ・ヴィンチ・コード〕を…

2006-06-07 | 映画
今日の定休日はちょっと前から計画中だった小田原への日帰り。
友人に迎えに来てもらい、さっそくドライブがてら小田原へ向かう。


メインはもちろん、「ダ・ヴィンチ・コード」を観るため。
小田原のDyna-CityにあるTOHO Theaterは小奇麗で、スクリーン数も多く、空いてることが多いのでお勧めです。
チケットを今回はインターネットで買ってみました。
写真にあるvitという機械に番号を入れると、カウンターに並ばないで発券できます。
ある程度の座席の指定もできて、とても便利です!

今でも人気№1のこの映画はきっと混んでいるだろうと予測していのですが、案外空いていて驚きました。


ちょっと早出だったので、寝ちゃうかもしれない…なんて思っていたのですが、上映時間が2時間半という長いもので、お尻が痛くて眠るどころではありませんでした。


内容は……う~ん、一言で感想を言うと「早送り???」っていう感じ。
原作を読んでいたので、随分内容が削られていたように感じます。
難しい内容だからこそ、やはり原作を映像にするというのは限界があるんですね。
2時間半も観ていたにもかかわらず、なんとなく重みがないような気がする…。
そしてまだ読んでいない人には、ちょっと分かりづらかったみたいです。

俳優さんのシラス役のポール・ベタニーは凄かったなぁ。
想像通り、原作通りの人物像になりきっていました。
ソフィーも随分と大人の女性になったオドレイ・トトゥが良かったです。
清潔感があって美しかったなぁ。
リー・ティービング役のイアン・マッケランもいい味出てました。
本当だったらももっと露出が多いはずなのに…残念!

疲れないでスッキリ観るなら、吹き替え版がいいかもしれません。
英語に日本語字幕なのですが、部分的にフランス語・ラテン語なので英語字幕+日本語字幕となりやや目が映像に追いついていかない感じがしました。

キリスト教の知識がまったくなくても面白いか?
レオナルド・ダ・ヴィンチを知らなくても面白いか?
西洋史を知らなくても面白いか?

できれば興味を持ってみると、かなり面白く観る事ができると思います。

たとえば、なぜダ・ヴィンチは鏡面文字で手稿を書いたのか?
いろいろな説がありますが、今回の映画に絡めてみると、当時のキリスト教の力はとても大きかった。
ダ・ヴィンチは自然科学などにとても興味があり、研究熱心だった。
……しかし!教会としては、神がすべてであり、それ以外の何者でもない。
水の流れや風、人体に至るまで、科学で証明しようとすることはナンセンスだったのだ。
そこで、研究成果を人には読めないように鏡面文字で残すことにした…。

映画の中で、シオン修道会という秘密結社が出てきます。
ダ・ヴィンチはその修道会の歴代の総長であったとされています。
他にはアイザック・ニュートン(数学者)やロバート・ボイル(物理学者)、ニコラス・フラメル(錬金術)など早々たるメンバーです。
シオン修道会というのはどういった秘密結社だったのか?
そしてルーブル美術館の館長も…。
なぜ?ルーブルだったのか?
そこには壮大なミステリーが多く含まれています。

色々考えていくと面白くてたまりません。

映画はエンターテインメントとしてとても楽しめました。


でも…もう一度原作を読んでみます。
やはり本のが面白いです。









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