みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

電験のお勉強 THE FIRST?

2009-09-06 23:33:39 | お勉強
 さて、前回までの記事とはガラリと趣向を変えて。


 小生電気関係のお仕事に就いている関係から、2年前から第三種電気主任技術者という資格を得るため試験を受けている。

 いや。

 正確には、2年前はお金を振り込んだものの諸事情によりそもそも受験すらしていない

 で、去年はもうそれこそほぼ全く勉強せず、業務で得た知識と後述の戦法で4科目中1科目(「電力」)だけ取った。

 1科目でも合格すると、その科目は2年後まで受験が免除される。
 つまり今年は3科目受ければ良いということで、うぉっしゃあこうなったら一気に残り取ったるでェと意気込んでいたら、気がついたら試験日前日。

 流石に1科目も取らずに終わる訳にはいかねえ、何しろお金振り込んだし(←それが本音かw)ということで、昨日一日×「放棄」○「法規」という科目に一点集中し、昔公務員試験時代にお世話になったロイヤルホストにてロイヤルに?お勉強。


 そして今日が試験日。

 試験会場が実家からそこそこ近かった為自転車で赴き、先に2科目の最新の問題をゲットするという重要な目的を果たし、つうか今年も申し訳ない位ナメきった状態で最後の科目、法規。

 前日ヤマを張った計算問題が影も形もないというありがちな展開はあったが、それでもにわか仕込みの知識とある戦法により、何とか解いた。


 で、今日の19時に出たオーム社の解答速報で自己採点した所、どうやらボーダーの60点は超えたらしく、まずは一安心した。
 上記はあくまでオフィシャルでない為100%ではないし、もしマークシートを全て1つずつずらして記入という今時マンガでもやらねーようなミスさえしてなければ多分大丈夫、だと思う…


 まあ、昨年ほぼ0時間、今年1日(時間にして数時間程度)で2科目を取ることに(後者はまだ「多分」だが)成功したのだが、まあこれらの科目はある種の小手先勝負が効くというのもあったので…


 折角なので、「電力」「法規」で使った「マジョリティ(多数派)戦法」(←さっき思いついた名前)について、少し書いておこうと思う。
 先に断っておくと、これは昔兄貴に貸してもらった大学受験の攻略本だかの受け売り半分でもあり、そんなに真新しい手法ではないのと、これをやって試験落ちても一切責任は持たないことだけお見知りおきのこと


 これは電験3種の全科目に言えることなのだが、問題は基本的に5択であり、なかでも電力と法規は、「文章の空白に入る言葉の組合せ」問題が少なくない数を占めている。

 具体的には以下のような1~5の選択肢の中から、(a),(b),(c)全て正しい言葉が入っているものを選ぶという感じ。
 多分当ブログの読者の方なら分かると思うので、問題文は省略するよ。あとケータイの方は読みづらかろうけどご容赦。

1.(a)水野劍 (b)みずけん日記 (c)自転車

2.(a)氷野劍 (b)みずけん戦記 (c)自動車

3.(a)水野劍 (b)みずけん戦記 (c)自転車

4.(a)水野剣 (b)みずけん日記 (c)自転車

5.(a)水野劍 (b)みけずん戦記 (c)自動車


 …まあ上はあくまで例だが、要するに(a)(b)(c)それぞれ一番多く使われている言葉をチョイスしていくという戦法。
 もちろん、例外も多々あるし、上の(b)のように2回ずつ使われている言葉は五分五分だったりするので、その辺はちゃんとした知識の助けはもちろん必要になるんだけど。

 なぜこんな戦法が効くのか理屈を言うと、例えば(a)で氷野劍が正しい言葉だったりすると(笑)もうそれだけで答えが決まってしまい、極端にいうと(b),(c)の知識なんぞいらないことになる訳だ。

 そうなると、総合的な知識を問いたい出題者側の意向に反すると。

 要は「問題として理想的な形」を作りたい出題者の意向を逆手に取ると言う小賢しい戦法ということ…

 で、電験の場合は5択なので、4択と違い「3:2」という構図がどうしても出てきてしまうため、結構この作戦が効いてくると。
 ちなみに問題の答えを一応書くと3ね。


 まあ、こんな小賢しいマネをしつつ、もちろん多少は勉強をしつつ2年もかけてやっと半分を制しつつある訳だが。
 他の2科目、「理論」と「機械」は電験の理系サイドが色濃く、要は計算問題で5つの数字の中から正解を選ぶと言うパターンが大半を占める。
 即ち小手先勝負が非常に効きづらく、かつ電気の理論を基礎から把握していないと問題文すら理解できないという最悪の事態になってしまうという…

 ところが電気のことはほとんど分かってない俺、どうやってそれで電気関係の仕事をやっているのかは自分自身謎だが(笑)1科目の免除は来年で切れるし、無限ループに陥る前に来年こそケリをつけるべく、電験講座を受けようと今ネットで検索している所なのである<3年目にしてやっとかよ…