みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

銀輪戦記サイクルモード!ROUND1・DE ROSAの誘惑

2008-12-07 14:51:22 | 自転車
 時は2008年11月8日、JR海浜幕張駅。
 もしかすると1年ぶりにやってきたこの駅から、意気揚々と歩を幕張メッセへと進める俺様。

 何といっても、この日は「サイクルモード」の開催日。
 幕張だけにそれっぽくない人達(確か和服のおば様達も見かけたような気が…)に混じり、自転車用のヘルメットを手にメッセの会場に到着。会場4,50分前の入り口付近はまだそれ程人はいなかった。

 試乗をする人は(つうかここに来るような人は大抵試乗すんだろうが…)先に怪我をしても責任を問わない旨の誓約書を書き、バンドをもらう手続きが必要である。

 千葉から来る友人とメールで「まだそんなに混んでないよ」とやりとりしつつ、誓約書を書きつつぼちぼち並んでおくか…と入り口方向を見やると。

 …もうちゃんと行列ができてる

 開場30分前でこの混み具合か…こりゃ先が思いやられるワイ…と急激に老け込み(笑)、しかしじっとガマンの子で開場を待った。

 …そして開場!

 一斉に開場になだれ込む(つってもちゃんとゲートで所定の手続きをやってるからそんなひどい事態にはならんが…)人々と共に俺もバッチリ入場。


 まず会場を見渡し、最初に目に入ったのが「DE ROSA」(デローザ)のブース。

 DE ROSAっちゃあ、イッターリアの小粋なロードレーサーとしてロード好きには知られたブランドである。

 そいでもって、やっぱし、高級。


 サイクルモードは、午後に来場者がピークになった頃は試乗待ちの行列がそらもう悲惨な状態になるのを承知していて、こういう高級ブランドは朝イチ勝負だと分かっていた。

 去年はその朝イチでコルナゴ(詳しくは後の記事で)に乗ってて、今年もコルナゴに行ったるかと思ったのだが、何となくデローザに心がグラっと…

 そして、試乗ブースに行ってみた。

 すると、ここは時間指定制で、つまり何時から何時の時間帯に乗りたいかを指定し、その時間にフラっとデローザブースに再度出向いて試乗させて頂くという塩梅。

 朝一で行ったつもりが上位の車はあっちゅうまに全時間帯終了のお知らせ中で、妥協ラインとして朝の内に乗れるAVANTという車を予約。これでも完成車で軽く5~60万するけど。


 そんな訳で、すぐ試乗できた訳ではなく実は先に一台乗ったのだが(こちらは次回の記事にする予定)、まあとにかくアヴァントだ。

 持参のメットを被り、グローブをバシっと手にはめて、いよいよデローザちゃんを試乗だ。


 コースに出て思ったのがとにかく軽いということ。そして心なしかまろやかな乗り心地?(笑)
 このAVANTはカンパニョーロというメーカーの変速機がついていたのだが、これがまた高性能、ギアを下げるのもそうだが上げるのもボタンをグイっと押し込むと一気に2,3段変速でき、しかもスムーズ。

 嗚呼俺もこういう磨きぬかれた性能の自転車が欲しいなあ・・・つうかとりわけこういう自転車に見合った走りがしたいなあ…などとあさきゆめみしゑひもせす。ん。

 しかし夢ははかなくあっさり試乗終了~だ。

 記念に?試乗車を始めデローザブースの自転車達を撮影。
 絶妙に形作られたフレームの曲線、洒落ていつつも機能的なデザインを見ると、デローザいいなあ…と思わずにはいられない。
 いられないが、しかし実際にこういう自転車を街中で乗ってサマになるのはパンツェッタ・ジローラモぐらいなもんかぁ?とも思ったなあ(笑)