みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

ドイツ語のお勉強について

2006-10-10 21:45:38 | お勉強
 古くからの戦記読者の方、また最近知って去年の8月位の分から必死こいて携帯の下キーをプッシュして見て頂いた方(お世話になっております)は覚えているかもしれないが、俺は去年一昨年とこの季節は都内の某ドイツ語教室に通っていたのだ。
 で、今年の予定では3つ目のレベルのクラスを受ける。

 予定だったのだが。

 結論を書くと受けないことにした。
 ここの教室は1年以上ブランクが空くと再度レベルチェックを受けなければならないということがあり、ここで受けないということはすなわち再びドイツ語教室に戻る可能性はかなり低くなってしまうのであるが。

 一応、理由というか言い訳としては、今シーズンの申し込み日が例のハワイに行く日と思いっきり被ったということ、9月までの雰囲気から察するに仕事が忙しくなる恐れがあり、週一といえど他の6日間で宿題をこなさなくてはならないドイツ語の勉強が結局おろそかになってしまうという事情とかまあ色々あるにはある。


 だが、前回まで行ってたドイツ語教室の生徒の人達や、他のクラスの人達と話をしている時に既に違和感みたいなのを感じていたのも事実ではある。
 他の人のほとんどがドイツ語圏と関わりのある仕事(会社がドイツ系とか)だったり、それでなくともかなりドイツの機械や商品などに造詣があったり、ドイツにちょくちょく行ったりしているような人達だったりした。
 俺は2年前の時に一つ英語以外の語学をやってみたい、趣味を持ちたいというような理由で教室まで通ってきたのだが、やはり忙しい中でも通い詰められるような心意気でもないし、電験という全く別のジャンルの勉強もやりたいし、何より今は一生かけて付き合って行くべき趣味(もしくは趣味以上のもの)ができてしまったというのが決定的な理由かな。


 敢えて付け加えておくと、俺は他の事のためにドイツ語を「捨てた」という風には思っていない。「何かを手に入れる為に、何かを失わなければならない」という考え方を俺はしたくはないのだ。甘ちゃんと思われるかもしれないが、今はたまたまドイツ語をやる時期でないという風に捉えている。

 まあ、これで一生ドイツ語に手は出さないという程の覚悟ではないので、またいつの日かその時が来たらバシっと勉強したるかなという気持ちである。多分その時はアタマからドイツ語の知識がキレイにフォーマットされてて一からお勉強させて頂けるという有難い状態になっているんだろうなあ…
 

ハワイについてのまとめ兼自転車について考える

2006-10-08 12:20:32 | 自転車
 ハワイに、というか海外に自転車を持って行くということはそのこと自体非常に有意義であるというのがまず最初に書きたいことである。
 海外の道路を自転車の視点で見ることで、振り返って日本の道路について違った視点から見ることができるからだ。

 これは俺自身の考えに過ぎないのだが、まずハワイという所はそれ程自転車が一般(の観光客も含めて)に浸透している訳ではない。そりゃそうだ、そこら中にビーチがある以上そっち関係のホビーが一番なのは言うまでもない。(余談だが、ホテル内のテレビで何回か犬がウエットスーツを着てサーフィンをやっている映像が流れていた。ここでは犬もサーフィンがお上手なんである)はっきり言って、自転車人口の比率で言えば都心の方がよっぽど高い。

 にもかかわらずだ。

 自転車の歩道走行禁止というのが厳格に決められ、そこかしこにそれについて表示された標識が設置されている一方、ワイキキのど真ん中でも車道の脇に「バイクレーン」、すなわち自転車専用道が数多く設置されていたり(いきなりブツ切れになってたりもするが…)して、道路自体が自転車の通行についてある程度だがきちんと考えられている(逆に言うと日本は考えられていない)。
 当然土地の広さの制限が日本にはあって…だのお国事情というものも考慮する必要はあるんだろうが、言いたいことは要はやろうと思えばやりようはあるということ。

 日本でも、いきなり自転車レーンを作れとは言わないが、最低限自転車のことを想定に入れた道路作りを考えていかなければならないんだろうね。少なくとも自転車が時速20kmくらい軽く出せる乗り物であることを考えたら、歩行者と一緒のところを通そうなどとは到底考えられないハズなんだけど…
 まあ、これからより自転車が普及していくにつれて、そういうことも人々が考えるようになれば少しずつ日本の道も良くなっていくじゃないかと思う。そんな自転車生活の、大げさに言えば啓蒙活動といった具合で俺も自転車に乗って街を走ろうと考えてる次第。


 という話はそのくらいにして、ハワイに行った感想を少し。
 まずびっくりしたのはやたらと物価が高かったこと。約600mlと日本より少し多めだが、ペットボトル飲料が一本1ドル69セントで、食い物もバーガーキングのセットが普通に6ドル以上したりとヘタすると日本より高いくらいだ。最もアメリカのセットドリンクはサイズが日本のL以上だけど。
 後はそういう所に行ってないというのもあるんだろうが、街の危険度は比較的低そうという印象を受けた。歌舞伎町とかの方がよっぽどいかがわしい(^^;ただ、今回HCRの時期に行ったので、旅行会社の人は「この時期の日本から来た自転車は目をつけられてるので気をつけて下さい」とのことだった。まあみんな高級な自転車乗ってるからなあ…
 今後また俺がハワイに行く機会があるかどうかは分からんが、行けたら是非行ってみたいとは思うし、皆さんにも一度行ってみて欲しいと思った。

 こんなところでハワイの話は一段落。次回一部の人には重大な発表をする予定。

HCR戦記外伝

2006-10-06 22:41:05 | 
 えーまだ書ききっていなかったのでハワイの話を。

 センチュリーライドで無事160km走った次の日は一日フリーであった。
 まあフリーであるということは当然行く前から分かりきっていたことだったので、日本で某レンタカーの予約をしておいたのだ。
 俺が泊まったホテルはHCRのスタート&ゴール地点であるカピオラニ公園に最も近い宿の一つであり、そのためHCRの時は非常に楽できたのだが、ぎゃくに言うとここはワイキキエリアの東の外れであり、レンタカー屋までは結構な距離を歩くことになった(本当はホテルの近くから出てる無料バスが近くを通るのだが時間が読めないので歩いてった)。
 尚且つレンタカー屋に行ったらやたら混んでて借りる予定時間を20分ほどオーバーすることになったのだが、まあどうせそれほど急ぎのドライブでもなかったので、気楽に構えることにした。

 今回借りた車はダッジのストラトス(Stratus)というやつで、米国ではカローラ程度のクラスにあたるのかも知れんが、これが中々大きいクルマである。実際今ググってみたらクラウンよりでかいよ…
 で、そのストラトスで久しぶりに右側通行の道路をドライブ。目的地はオアフ島の北に位置する町、ハレイワ。

 今回のドライブの一応の目的として、クアアイナという日本にも何店か出ているハンバーガー屋の一号店に行くというのがあった。クアアイナという店を初めて知ったのは2年前の鎌倉サイクリングの時。材木座海岸に近い場所にある店先のメニューで値段を見たときはおったまげた。まあ知らない方はリンク先を見ていただけるとよかろうかと。

 その前に、ハレイワの街の中にある駐車場に車を止めて軽くショッピング。ハワイのレーベルのさわやか音楽CDを買い、サーフィン&ボディボードとMTB関係がごっちゃになった店でHammerGelとかいうヴィダーinゼリーの濃縮版?みたいなのを
買った。つうか日本からわざわざこんなゼリー飲料を買いに来る奴はそうそういないだろうが…

 で、実はクアアイナに関しては結構探し回った。というのもこの一号店、通りに面していながらもチト引っ込んだ位置にあり、看板も驚くほどちっちゃかったからである。決して俺がマヌケだったからではない。と墓穴を掘ってみる。
 何事も無くアメリカ産ビーフの入ったアボカドバーガーを注文。ここのハンバーガーの凄いところは具がでかすぎて独立しちゃっているところだ。これを必死こいて食いながら周りを見てみると、何かほとんど客が日本人だったりして…恐らくハレイワへのオプショナルバスツアーかなんかあるらしく、クアアイナも割と有名ということなんだろう。


 その後、近くのDole Plantationという、日本でもおなじみのパイナップルなどを売ってる会社の観光向け施設に行き、ベタな勤め先用みやげを買ったりパイナップルアイスに舌鼓を打ったりした後、北の海沿いをまったりドライブ。

 とにかく、景色が素晴らしい。HCRを走っている時もその素晴らしさは経験したつもりだったが、ドライブは自転車の時ほど必死ではなかった(笑)のでより景色を楽しんで走ることができた。
 オアフ島の凄いところは、とにかく海沿いを走っているとそこいら中にビーチがあり、しかも駐車場が完全フリー。流石に人気のあるビーチは車も一杯であるが、それでも車が停められる所であれば海が限りなく美しいのは間違いないし、下手するとそんなところでも半ばプライベート・ビーチ状態だったりする。
 しかし、俺はというと前日のHCRでふくらはぎをしたたか日焼けしてしまい、痛すぎて海に入れなかった…非常に惜しいことをしたぜ。


 そんな海おあずけ状態のままホノルル市街地に戻り、アラモアナ・ショッピングモールというやたらでかい(駐車場もでかい。しかも停め放題)モールに行き、しかし特に何も買わず、あまつさえBookOffを発見するなど(まさかこんなところにあるとは思わなかった…まるっきし日本のブックオフです)良く分からない内に夜になった。


 まあしかし、ハワイを自転車で走るのももちろん大いにお勧めなんだが、レンタカーでドライブというのもいいと思った。正直運転マナーは悪く無かったし、どこに行っても景色いいしね。大抵の信号で赤信号でも右折はできる(日本で言うところの左折)という事実に戸惑わなければ右側通行といえどすぐ馴染めるはず。

 という感じで今回のハワイツアーは終了。次回ハワイを走った身としての日本の自転車への所感を書くよてい。

仙台で勝沼の話を聞いた

2006-10-03 22:52:21 | 雑記
 今仙台の某旅館でこの記事を書いている。
 というのも、6月に行ったBouchon(ブション)というワインのお店にさっき行ってきたんだが、そこでちょっと面白い話を聞いたのだ。

 つい下の記事で、今年の勝沼ぶどうまつりに外国人が来ていたという話を、たまたま店のソムリエにしたところ、何でも去年だかにメルシャンのワインが国際コンクールで賞を取ったらしく、そういうことも関係しているんじゃないかということだった。

 でメルシャンについて調べてみると、以前から金賞を取ったりしてかなり国際的な活躍をしているらしい。とするとやはり日本のワインもいよいよ海外にも名を知られるようになってきたということか。いい話なんでないの。


 ちなみに、Bouchonというお店、何でも元々酒屋だったらしいが、店の雰囲気もいいしワインもおいしく、昼間の現場のノリからは全く違う空間で過ごせてよかった。まあ明日以降また色々問題を解決していかなければならないという厳しい現実が待っているんだけど…まずは朝早いからとっとと寝るか。ああまたハワイの話をしそびれた。


勝沼国際?ぶどうまつり

2006-10-01 21:35:18 | 雑記
 下の記事だけだとよく状況が分からない人がいるかも知れないので補足の意味も含めてもう一度今日のことを。

 山梨県の勝沼というところ(昔は勝沼町だったのだが、今は周辺と合併して甲州市となっている)がぶどう及びワインの名産地で、そこで毎年10月第一日曜日にぶどうまつりというのが開催される(風の噂によると来年から第一土曜になるとか)。

 俺はもう5年くらい前から知ってて、行ける時は毎年行くようにしている。今年は前の晩遅くまで飲んでたのでどうしようかとも思ったが、電車の中で寝てりゃいいや~と相変わらずの能天気さで結局行くことにした。それも一人で。

 今回はあいにく小雨がパラつく天気だったが、それにも関わらず今年は今までで最高と思えるくらいの人出で、尚且つこれは本当に今年初めてだったのだが外国の方(白人なんでアメリカかヨーロッパあたりなんだろうか)がチラホラといて、一体どうやってこんな山奥のワインの産地の祭りを知ったんだろう(失礼)…と不思議に思うくらいだった。もしかしたら日本のワインが世界で注目されつつあるのか?


 で、ぶどうまつりの会場に近い場所にメルシャンという有名なメーカーのワイナリーがあり、そこではぶどうまつりの時期に合わせて独自にイベントをやっている。
 メルシャンのいいところは、年々設備的にも内容的にも進化しているという点で、まあその分こちらはちとお金がかかるんだが、今年は屋根つきの席が多数用意されていて俺も写真の通り軽食をたしなむことができた。
 そして、去年もやっていたが「フクビキ」というソプラノサックスとギターの男二人デュオのライブもあり、軽やかなボサノヴァの調べに乗って昼間にワインをやるというささやかな贅沢をしてきた。
 そのほか、ぶどうまつりの会場ではなぜかサザエのつぼ焼きがあってこれがやたら旨かったりと、雨天は惜しかったがまあまあ楽しむことができたって訳。


 さて、ちょっと勝沼の話を急にしてしまったが、まだハワイの話も書いていくつもりである。が実は明後日また例のところに出張するので少し先になるかも知れない…