みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

ハワイについてのまとめ兼自転車について考える

2006-10-08 12:20:32 | 自転車
 ハワイに、というか海外に自転車を持って行くということはそのこと自体非常に有意義であるというのがまず最初に書きたいことである。
 海外の道路を自転車の視点で見ることで、振り返って日本の道路について違った視点から見ることができるからだ。

 これは俺自身の考えに過ぎないのだが、まずハワイという所はそれ程自転車が一般(の観光客も含めて)に浸透している訳ではない。そりゃそうだ、そこら中にビーチがある以上そっち関係のホビーが一番なのは言うまでもない。(余談だが、ホテル内のテレビで何回か犬がウエットスーツを着てサーフィンをやっている映像が流れていた。ここでは犬もサーフィンがお上手なんである)はっきり言って、自転車人口の比率で言えば都心の方がよっぽど高い。

 にもかかわらずだ。

 自転車の歩道走行禁止というのが厳格に決められ、そこかしこにそれについて表示された標識が設置されている一方、ワイキキのど真ん中でも車道の脇に「バイクレーン」、すなわち自転車専用道が数多く設置されていたり(いきなりブツ切れになってたりもするが…)して、道路自体が自転車の通行についてある程度だがきちんと考えられている(逆に言うと日本は考えられていない)。
 当然土地の広さの制限が日本にはあって…だのお国事情というものも考慮する必要はあるんだろうが、言いたいことは要はやろうと思えばやりようはあるということ。

 日本でも、いきなり自転車レーンを作れとは言わないが、最低限自転車のことを想定に入れた道路作りを考えていかなければならないんだろうね。少なくとも自転車が時速20kmくらい軽く出せる乗り物であることを考えたら、歩行者と一緒のところを通そうなどとは到底考えられないハズなんだけど…
 まあ、これからより自転車が普及していくにつれて、そういうことも人々が考えるようになれば少しずつ日本の道も良くなっていくじゃないかと思う。そんな自転車生活の、大げさに言えば啓蒙活動といった具合で俺も自転車に乗って街を走ろうと考えてる次第。


 という話はそのくらいにして、ハワイに行った感想を少し。
 まずびっくりしたのはやたらと物価が高かったこと。約600mlと日本より少し多めだが、ペットボトル飲料が一本1ドル69セントで、食い物もバーガーキングのセットが普通に6ドル以上したりとヘタすると日本より高いくらいだ。最もアメリカのセットドリンクはサイズが日本のL以上だけど。
 後はそういう所に行ってないというのもあるんだろうが、街の危険度は比較的低そうという印象を受けた。歌舞伎町とかの方がよっぽどいかがわしい(^^;ただ、今回HCRの時期に行ったので、旅行会社の人は「この時期の日本から来た自転車は目をつけられてるので気をつけて下さい」とのことだった。まあみんな高級な自転車乗ってるからなあ…
 今後また俺がハワイに行く機会があるかどうかは分からんが、行けたら是非行ってみたいとは思うし、皆さんにも一度行ってみて欲しいと思った。

 こんなところでハワイの話は一段落。次回一部の人には重大な発表をする予定。