杜の都仙台。
その仙台で、まず行くところといえば
ダイソーですよねー、という
ナメきった態度でアーケード街をトボトボ歩いてダイソーに行き、六角レンチを購入。
その道すがら、俺は初めて見た気がするのだが
ダルマ薬局(←PCだといきなり曲が鳴るので注意してね)というローカルながらチェーン店の薬局で、何と
ウィダーinゼリーが98円という超特価のため2個購入。「イヤーこんなに安いんだったらわざわざ家から持ってこなくて良かったなあ」と、早くも
仙台ならではの思い出を順調に積み重ねて宿に帰還。
ホテル定禅寺は、結構料金が安い割に細かなサービスがじゅうじゅちゅしており、例えばフロントの目の前のロビーでは無料でドリップコーヒーやお茶が頂ける。
無料LOVEの俺様は当然コーヒーを頂き、部屋に戻りとりあえず自転車をいじり、サイクリングヤマト便での発送時にばらしていたペダルと後ろの変速機を取り付け、ようやっとひと段落。
…する間もなく、シャワーを浴びたら早速夕食を食いに外に出かけた。
まずは、やはり仙台と言えば
牛たんだろっという訳で、宿の近くにある
元祖 味太助に入り、ビールと牛タン定食という至福の組合せを堪能した。
仙台の牛たんは以前、仕事で行った時にも食べたことがあったが、仙台はちょっと厚切りながら柔らかく焼き上げており、付け合せの野菜やテールスープもおいしく、ついご飯をお代わり(有料だけど)しつつ、ビールもプハッとやりつつ完食。
そして、実はこの後、仙台に泊りがけでいったら絶対行こうと思っていたあるお店に行ってきた。
それは、仙台駅東口にある
bouchon(ブゥション)というワインと料理の店。
このお店は、3,4年前に仙台に出張に行った折、偶然見つけ二度ほど行ったことがある。
駅に近い場所でありながら、未だ道路整備中のため土が見える空地が広がるその奥に、オレンジ色の優しい光を放つそのお店はポツンと在った。
空地の向こうでせわしなく車が行き来する街をよそに、ブゥションはほっとする上質なワインと料理を、軟らかく流れるジャズと共に提供していた。
そんな記憶を辿って歩くと、やはりブゥションはそこにあった。多少地形は変わっている気がしたが、周りが空地なのは昔と同じである。
俺が着いた時は既にラストオーダーの時を過ぎていたらしく(祝日は20時LOらしい)、ダメかと思ったが店の計らいでワインも食事も頂けることとなった。
正直、俺はワインの種類や味など(赤白ロゼはともかく)分からない身なので、適当に選んで白、赤と頂いたがやはりこの日もおいしかった。
以前食べてうまかった自家製ピクルスは無かったようなので、オリーブをかじりつつ、パンを食いつつ(この時僅か数十分前の牛たん定食のことは既に記憶にない?)、俺が座ったカウンターの中で片付け等をされてた女性の店員色々話をして過ごした。
この時俺は、アットホームな雰囲気の店内に相応しくない?パッツパツのサイクルジャージを着ていたこともあり、素直にK県から自転車を送り、明日明後日と自転車に乗るという話をしてみたのだが、やはり珍しそうに聞いていたな。
まあ、普通に輪行等で仙台に来て自転車に乗ったり、まして自転車に乗る割に
前日普通に酒をかっくらってる人間もそういないだろうからね…
素晴らしいひと時を過ごし、店を後にした俺は素直に宿に戻って寝た。
しかし、余談なのだが、俺が泊まったホテル定禅寺の脇に国分町通りという道があり、これがまあ結構な歓楽街だった。
夜中というか明け方前の4時ごろに目を覚ますと、裏手の通りがまだなにやら騒がしく、ついで朝6時半くらいに起床した時でもなお
酔っ払いがなにやらわめいていたという徹底した「眠らない街」だったようである。そう、俺はあくまでもオブザーバーであり国分町通りのお世話にはなってない(はず)のでその辺お見知りおきを…