Santiago滞在・・・K到着
昨日私たちが到着したのは11時半ごろ、多分Kもその頃につくだろう。
私たちは午前中にSantiago駅を下見をすることにした。
宿にしている神学校はベッドがフラットで居心地が良い。
見晴らしの良い小高い丘の上、ということはここへたどり着く時には毎度坂を登らなくてはならない。
駅は街とは反対方向だった。
Santiagoは都会だ、旧市街を出ると車の往来が激しい。
少し歩くと駅舎が見えてきた。
ここからレオンやマドリッドまで行ける。
ヨーロッパの駅は皆そうだが、改札がない。
車内でも切符は購入できるが多分割高になると思う。
私たち高齢者は6ユーロで一年間有効な4割割引のチケットが買える証明書のようなものがもらえる。
ホームに行くと歩き終わった巡礼者がいた。
なんと見覚えのある顔。
私が一晩中咳をして迷惑をかけたあのフランス人ご夫婦がいる。
また速やかに早朝出発をしたあのご夫婦もいた。
お互い歩き終わったことを祝いながら、ハグをして喜び合った。
皆が去った後の駅は閑散として、外の花が植えられていたことに気がつく。
余談だが、実は私たちがご夫婦と思った彼らはそれぞれの家庭に戻って行った。
なんて素敵なご夫婦達と関心していたのだが、彼らは涙を流しながらお別れをしていた。
私たちはだた呆然とその光景を見ながら頭の中がなかなか整理できなかった。
そして彼らは何事もなかったように私たちと改めて別れのハグをした去って行った。
はて???あれはなんだったんだろう???夢?
私たちの世界にはないものを垣間見た数分の出来事だった。
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