34日目(5月22日)Santiago de Compostela Part2
クラウディアとの再会後、手続きにオフィスへ行くと階段で行列が出来ていました。
窓口は6名のスタッフで手際良くされていましたので見た目ほど待つ事は無かった。
前に並ぶ日本人団塊の世代のおじさんが声を掛けてきた。
初めてなのだがどうすれば良いのか?始めは誰もが不安になり言葉の通じる人に確認の意味でも声をかけたくなる。
私の知っている範囲でお答えをする。その後泊まる宿を決めていない等いろいろお話をする。
私の夫もそうなのだが、リタイア後も会社人間の臭いがまだ消え去らない状態のあのお年頃の男性。
段々話し方が横柄になってきて、自分の質問以外の話になると「そんな事はどうでも良い」的な反応になる。
仕方が無いなと思いながらお相手をしているうちに私の番がやってきた。
全部の男性がそうだとは申しませんが時々お目にかかります。
クレデンシャルを示し、巡礼の目的を聞かれる。
2007年にいただいたときは「チャレンジャー」と答え割りとシンプルな証明書をいただく。
巡礼中皆が「例えクリスチャンでなくても800k以上歩けば心の中に何か芽生えるものがある,貴方は立派な巡礼者よ」と助言してくれた。その通り、私はクリスチャンでは無いけれど前回の巡礼で最後心のなかに芽生えたあの不思議な感情を思い出す。これは信者とは別の何か言いがたい心の問題だと今は思っている。
かくして私は今回巡礼者としての証明書をいただく。
ご参考までにチャレンジャーの証明書も添付しよう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます