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巡礼(北の道)26日目・・・2012年5月14日

2013年02月13日 | 「北の道」巡礼

26日目(5月14日) 40,153歩23.3k:Soto de Luiña~Cadavedo

 

7時20分出発、昨日間違えて入ったお宅の前を通る。昨日あのままでは申し訳ないと思い,日本より持参した手拭を持ってお詫びに伺った。ご機嫌はとっくに収まっていて日本製の手拭を大層気に入って頂いた。

歩き始めて直ぐに道が二つに分かれる。Aは厳しいcaminoの道でなくロードを歩くと主張した。私の膝にとっては優しいとされるロードより巡礼時の方が歩き易かった。

出発1時間後、最初の山の頂きからの眺めはまだ明けきらぬ空と町が素晴らしかった。

平の山道らしい歩道を1時間強歩く、そこからわずか20分後霧が濃くなってきた。

折角の馬ノ背で両側に良い景色だったのに残念ながら何も見ることが出来なくなった。
 
突然矢印が消えた!それでも引きづられるように登るが戻るという文字が浮かぶ。
矢印の消えた所迄戻り、サンティアゴの道を考えず街へ下りようと思う。街へ出れば何とかなる。
 
 アスファルトの下りが続く、何処へ行くのだろう?
下からこの山のレンジャーの様な2人連れが乗る車がやって来た。
大きく手を振り道を尋ねるて地図を見てもらう。
するとこの道がBallotaに出る事がわかった、結局私はサンティアゴへの道を歩いていたらしい。
 
11時半黄色の矢印に導かれロードに出るとホテルがあり階下はレストランだった。
やれやれ昼食にしよう、中に入ると既にペリグリーノの先客がいた。
私は覚えていなかったが昨夜同じ宿だったらしい,後10k位と教えてもらう。
 
霧の世界から生還出来た気分で全身疲れきっていた。
10k歩けるだろうか?バス?汽車?結局どちらも選択をせず歩いた。
食事が終わり出ようとした時に,奥から焼きたて手のケーキが運ばれて来た。
その温かいケーキを食べたお陰で元気が出たのかな?
 
 
 
 
 


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