Cea~Castro Dozon 20.6k 標高515~750②
出発後2時間10k位歩いただろうか?
Sが3人でずっと歩いているのに気がつく。
Kはもう一つのコースを歩くと言っていたのにどうしたんだろうと心配を始めた。
3人の中でも山登りの達人Kは方向音痴の私と違い道を間違えるはずがない。
その時、Kは淡々と一緒に歩いていた。
Sの言葉に今度は私は自分が間違った道を歩いているのか不安になり始めた。
とても面倒見のあるSが騒ぎ始める、私の迷いはますます深みに始まった感じだった。
やっと住人の方に出会い、道を確認すると間違いは無いとのことだった。
それでもSはKが違う道を歩くと言っていたとこだわっていた。
彼女はとても面倒見のある人なので心配で仕方なかったようだ。
でも間違いでは無いのでこの道を歩くしか無いのだ。
とりあえず3人で先へ進むことにした。
30分後、昨日私が止まるかもしれないと言っていた修道院に到着。
10時を少し過ぎていた。
ここで泊まるには少し時間も早く、修道院の雰囲気が泊まる気持ちにならなかった。
Kは少し遅く修道院に到着、私とSは先へ進もうと思うと告げる。
しかし、Kはここに泊まることにしたようだった。
その時明らかに機嫌が悪かった。
後日サンチャゴでのKが言うには、あの時サンチャゴまでもう少しなので気を取り直して3人でゴールしようと思っていたそうだ。
そこでのあの騒ぎに不愉快になったと言っていた。
お互い気を使っているのだが歯車があっていなかったのだろう。
バルでお茶をして、私とSは先へ進んだ。
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