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今日が一番

年金暮らし・・・東日本大震災

2012年03月11日 | 年金暮らし
ここ数日今日が近づき新聞、TVでこの一年の出来事が報じられている。
一応私の住むエリアは被災地になっている。
お陰で計画停電も無く過ごした。

私自身当日は夫と車の中、急いで帰宅しても何の変化もなかった。
テレビで東北の田んぼが車が家が海水に襲われ始めている姿を見て単に大変だなと思う程度だった。
それでも夜になりいったい日本はどうなっているんだろうという不安だけが私を襲った。

同居しない子供達の安否を確かめた後、有り難い事にふるさとから海外から私達の安否を気遣った電話が入る。
身内や友の心配を着信で知る。メールは通じたのでメール出来る所には無事を知らせる事が出来た。
10日間私達夫婦はじっと家出過ごした。
安売りの時に蓄えた食料で2人は何の不自由も無く過ごす事が出来た。

巷のスーパーから食料が消え、ガソリンが無いという問題さえ知らずに10日間を過ごしました。
今の私達には出来る事は何?と考えても良い案等浮かばない。
せめて誰にも迷惑をかけずに過ごす事が今の私達に出来る事と思っていた。

原発の問題が起きた時、私は日本という国を信頼した。
きっと日本の技術で日本の持つ力で日本はこれを乗り切れると信じていた。
もう一年経ってしまったのだ。

この震災で、若い人々の行動気力が励みになる事が多かった。
避難所でボランテイアを始める中高校生なんて頼もしい。
まだ一年だがこの子供達を育てなければと思う。
今の日本にかけている物と言えば人材なのだから。
「子供達よ羽ばたいて」と祈るばかりです。

震災後悩みながらも予定していた海外への旅をしました。
そんな折、感謝のメッセージを作り、旅先で多くの支援に大して有り難うの気持ちを伝えました。
受け取ってくれた人々からの励ましの言葉を受け取った旅でした。