この本の編訳者による、ケストナーの紹介文です。
ケストナーとほぼ同年代(三歳年下)のドイツ文学者は、ケストナーが日本で広く読まれるようになったことの最大の貢献者です。
私自身は、子どものころは、講談社版少年少女世界文学全集に入っていた小松太郎氏の訳による「飛ぶ教室」、「点子ちゃんとアントン」、「エーミールと三人のふたご(「エーミールと軽業師」という題名でした)」しか読んでいませんでした。
大学に入って初めて買った本が、著者による「ケストナー少年文学全集全八巻・別巻一」でした。
理工学部の生協で買ったので、5%引きだったのがうれしかったことを今でも覚えています。
それ以来、ケストナーの本と言えば、著者の訳文でずっと読んできました。
私にとっては、ケストナーと高橋健二は、ケストナーとトリヤー(ケストナーの作品の挿絵画家)と同様に、切っても切り離せない関係です。
それは、多くの日本のケストナーファンも同様でしょう。
ケストナーとほぼ同年代(三歳年下)のドイツ文学者は、ケストナーが日本で広く読まれるようになったことの最大の貢献者です。
私自身は、子どものころは、講談社版少年少女世界文学全集に入っていた小松太郎氏の訳による「飛ぶ教室」、「点子ちゃんとアントン」、「エーミールと三人のふたご(「エーミールと軽業師」という題名でした)」しか読んでいませんでした。
大学に入って初めて買った本が、著者による「ケストナー少年文学全集全八巻・別巻一」でした。
理工学部の生協で買ったので、5%引きだったのがうれしかったことを今でも覚えています。
それ以来、ケストナーの本と言えば、著者の訳文でずっと読んできました。
私にとっては、ケストナーと高橋健二は、ケストナーとトリヤー(ケストナーの作品の挿絵画家)と同様に、切っても切り離せない関係です。
それは、多くの日本のケストナーファンも同様でしょう。
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