現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

ウルズラ・ヴェルフェル「ぶす」灰色の畑と緑の畑所収

2017-02-19 09:25:51 | 作品論
 年の離れた姉妹や兄弟の場合、一方的に姉や兄が我慢させられ、妹や弟がどんどんわがままになるのは、どこの国でも共通のことでしょう。
 この作品の場合は、調子に乗りすぎた妹が、姉の大事な物を壊してしまい怒りをかいますが、かわいらしい反省の仕方に姉は自制します。
 まあ、これもよくある話で、紙数も少ないので、物語としてはあまり面白くありません。

灰色の畑と緑の畑 (岩波少年文庫 (565))
クリエーター情報なし
岩波書店

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